同じ空の下で。
「ずっと一緒にいよう。」って約束したこの場所。
っていっても、約束したのは、五年前の話だから覚えてるわけないか。
私は、草の上に寝転ぶ。空を見ると、雲ひとつない青空が広がっている。
君と学校をさぼった時も、告白された時も、引っ越し前の別れも、全部君とここで過ごした思い出の場所。
周りの景色は、変わってしまってココにたどりつくまでに、かなり時間がかかってしまった。むかしは、田んぼ一面だったのに、今は家や、すーぱーやデパートなんかが立ち並んでいた。
かわらないのは、ここの草の香りと青空だけ。
約束、守れなくてごめんね、と何度も涙を流した後も、
「引っ越しても俺たちは同じ空の下でつながってるんだから。」
といてくれた、君の声ものこっていない。
「またきみにあいたいよ・・・。」
涙がこぼれてきた。拭っても拭っても、止まらない。
「空菜!!。」
君が私をを呼ぶ。幻聴だろうか。君に会いたいと願うばかりに。
「空菜!、空菜だろう?。」
君の顔が、声が、近くにある気がした。
起き上がって振り返る。
そこには、誰もいなかった。
「バーカ、そこじゃねぇよ。」
私の目の前に、君が立っている。
「そら・・・。」
「ただいま。」
「おかえり、空菜。」
END




