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第84回フリーワンライ(「寒い」で始まって「暑いわ」で終わる)

(第84回フリーワンライ企画参加投稿となります)

(使用お題

 お願い、お強請り、あら上手

 ベッドの下のあの本

 肉食と草食

 「寒い」で始まって「暑いわ」で終る

 年老いた光)

(今回もなかなか変なものが出来上がっています先に謝りますごめんなさい!!)




「寒い・・・」


なんでも松○が外国に行ってるだとか。

おっと、自己紹介がまだだった。

俺の名前は思井束菜おもいつかな

知っている人はこんにちわ。

知らない人は第80回フリーワンライの時のものを見て欲しい。


そんな俺は今日は丘魔に呼び出されていた。

・・・正直。あまり乗り気ではないのだが・・・

前回の件もあって、仕方なく付き合うことにしたのだ。

・・・仕方なく、だ。


「あらぁ~ダーリンったらツンデレね~☆」


「!?!?いつからここに!?てか俺の心を読んだ!?!?」


無駄に高い声で話しかけてくるオカマのオカマ。(なんかおかしい説明だな・・・)

これが、今日約束をした丘魔である。


「んで・・・今日は何なんだよ・・・?」


早く終わらせたい俺はため息をつきながら早速本題を聞く。

・・・できればデートとか言い出さないでもらいたい。

俺には幼という愛する人がいるのだ。


「今日はね~ちょっと手伝ってほしいことがあるのよ~☆」


「ヴぇっ・・・?」


丘魔の・・・手伝って欲しい事・・・?

嫌な予感しかしない・・・!

足の向きをさりげなく変え、一流忍者にも気づかれないように逃げ出そうとすると、


「ほら~、ダーリン逃げないの~☆」


俺を猫のように首元を持ち上げ静止させる丘魔。

く、くそう!!忍者はごまかせてもオカマには効かねぇのか!!


「・・・ハァ」


こうなったら逃げられるわけがない。

俺はそのまま大人しく丘魔に持ち上げられたまま連れていかれた。






「着いたわよ~☆」


丘魔が言うなり俺は下ろされる。

着いたのは一軒の家。

どこかファンタジー感を感じさせる家だ。


「入るわね~☆」


丘魔の笑顔での挨拶とともに俺も入っていく。

・・・てか丘魔の笑顔!?あれ笑顔なの!?

あれ多分肉食動物でも服従するよ!?


「ダーリン・・・失礼な事考えていない・・・?」


「考えていませんとも!!えぇ!!」


睨みつけてくる丘魔に俺は即答する。

また俺の心の中を読んできやがってるし!?


「お・・・おぉ・・・来てくださったのですか」


丘魔の相手をやめ声がする方を見ると白髪の長いヒゲを伸ばすおじいさんがいた。


「おい、この人は・・・?」


俺は丘魔に向かって聞く。


「うーん、オカマ教の一員よ☆」


コイツもか!!!!!!


「それより丘魔様・・・話は聞き届けてくれるでしょうか・・・?」


なにやら心配そうな表情で丘魔に話しかける老人。

その老人に向かって丘魔は一度ウインクしてから答える。

ウインク・・・おええええええええええ


「大丈夫よ☆今日はこのダーリンが手伝ってくれるわ☆」


俺を自信満々に紹介しながら言う丘魔。

・・・ハァ、まぁこれくらいなら良いか。

どうせおじいさんだ。庭の草刈りをして欲しいとかそのくらいだろう。


(フラグ・・・?)


やめろ作者!!


「ところでそのお願いとはなんですか?」


俺は老人に向かって聞く。

と、老人は真剣な表情で答え始めた。


「実は・・・私のペットを探して欲しいのです」


フラグへし折ったああああああああああ!!うおっしゃああああああ!!


「ちなみに犬ですか?猫ですか?」


フラグをへし折った俺は笑顔で老人に聞く。

ほら?やっぱり安全そうじゃねぇか!こんな老人に限って危ないペットを飼っている訳がない!!

老人は俺がその質問をしたことに受けてもらえると思ったのか笑顔で言い始めた。


「ライオンのオーガと、モルモットのムササビですのじゃ!!」


はい、フラグ回収きましたあああああああああああああああああああああ!!!!!!ライオン一丁入りました!!!!!!ありがとうございましたあああああああああああああああああ!!!!


「い、いや危険すぎますから俺には到底無理ですよ!?」


てかライオンの名前とモルモットの名前おかしいだろ!!

オーガって鬼じゃねえか!!

ムササビって違う生き物じゃねえか!!


「そ、そうですか・・・やはり、無理ですか・・・」


残念そうに言う老人。

そんな様子を見て丘魔が言ってくる。


「ねぇ、ダーリン。ホントにダメかしら・・・?」


そんなことを言われてもさすがにライオン相手だ。

勝てる訳が無いし死ぬ可能性も高い。

流石に、こんな危ない仕事をなんとしても引き受けるわけには・・・


「それなら私、ダーリンのベッドの下のあの本・・・幼様に」


「やります!!!!」


途中からにやけて言ってくる丘魔に俺は即答する。

このオカマ、お願い、お強請り、あら上手♡


「おおお、本当ですか!!ありがとうございます!!」


老人の明るくなる声と対象に俺の心は沈んでいく。


「大丈夫よ、私もついていくから☆」


丘魔の一言。

・・・そんなこと言われても・・・

・・・

あれ?

・・・いけるんじゃね??

なんか大丈夫な気がしてきた。






俺たちはライオンとモルモットを探し始め草原まできた。

って草原!?!?日本に草原があったのか!?

・・・なんてツッコミは置いといて・・・

日光があたりここはなかなか暖かい。

そして、肉食と草食。

食われていなければいいが・・・


「ダーリン!!あそこ!!」


「!?」


丘魔が焦った様子で話しかけてくる。

丘魔の指差す方をみると米粒くらいに動く何かが見える。


「おじいさんのペット同士で、片方が襲われてるわあああ!!」


「あれ見えたの!?すげーなお前!!ってか急ぐぞ!!」


モルモット・・・無事でいてくれ・・・!

俺は丘魔と急いで現場に向かった。






・・・やはり襲われている!!

・・・あれ?でも・・・

詳しく見てみる。ライオンが走り出す方向に機敏に動きモルモットが先行して動きを止める。それを見たライオンが驚きながら逃げ出している。

いやあれ逆にライオンが襲われてね!?!?


「なんだよあのモルモット!?!?」


「さすが野生ね・・・何でも有りだわ・・・」


腕を組みながらキリっとした表情で言う丘魔。


「いやあのモルモットおじいさんに買われているんだよね!?!?野生じゃないよね!?!?」


「あのモルモットは人間にしたら80歳よ・・・」


「めっちゃ年老いてる!?それであの動き!?!?」


(いよいよ立ち止まったライオンの目の前で、モルモットの歯が牙になり光輝く!!)


「モルモット強いなおい!?!?」


「私も負けられないわああああ!!」


丘魔まで光始めたああああああ!!

これもうどうしようもない!!


「神様だ・・・」


「あれ!?さっきのおじいさん!?いつの間にここに!?」


「オカマは神様じゃ!!オカマ教、バンザーイ!!」


またこのオチ!?!?


「いいえ、まだまだよ!!☆」


!?!?

そしてまたあいつ俺の心の中を読んだな!?

何者なんだあいつホントに!?!?


「おじいさん、あなたも輝くわよおおお☆」


「ワシも・・・ワシも輝くんじゃああ!!」


おじいさんの威勢のいい声とともにおじいさんの毛が抜きとられる。


「って、えっ!?また毛を抜き去ったの!?」


(おじいさんの頭が光り輝く!!)


・・・もう・・・ついていけねぇ・・・

ペットを捕獲する話・・・どこいったんだよ・・・

ツッコミを入れる気力も起きない。


・・・


ただ、これだけは言わせてくれ。


「お前らの光、日光なのかなんなのか分かんねぇけどこっちに当たって暑いわ!!!!!!」






「おい作者」


(はい)


「またオカマ教のネタ使ったな・・・」


(・・・)


「もうネタ切れじゃね?」


(うるせえええええええ!!コメディーって意外と難しいんだよ!!楽しいけどね!!)


「・・・楽しいなら怒る必要ないだろ・・・」


(あ、それと束菜)


「うん?」


(決まった訳じゃないけど、お前の冒険、次回で最終回かも)


「・・・は?」






俺たちの冒険は・・・続く!!(おい待てよ!?!?)





(最後の方に終わる可能性がある、と書きましたが実際はまだ決まっていません笑)

(ただ、当初より第80回~85回まで書ければいいかな、と思っていた部分があります)

(…それに…このよく分からない短編…需要がそもそもあるかも分からないですしね…汗)

(それと、よろしければ異世界オタゆーしゃ!の方も読んでくださると嬉しいです!笑)

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