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わたしとわたくしとぼく

書いたおアルゼンテ視点だお(ノ゜ο゜)ノ オオォォォ-

少し意味がわからない所があると思うけど、後書きに軽い説明を書いたお。




銀盤の女王アルデーチェ」それが、私が母様から受け継いだアルゼントの通り名だお…。

小さな頃の母様の生体情報を元に作られたアルゼントは、今の私に瓜二つだお。それこそ、鏡でも見ているようだお。

友達のふうま君と同じく、母様が作り上げたちーと性能を搭載したアルゼントは母様の現役時代の何かを思い出させるらしく。みな生暖かい目で可愛がってはくれるがちゃんとした友達ができたことは少なんだお。


そう言う意味では、ふうま君は私の友達で親友で数少ない理解者だお!


良くも悪くも目立つ外見のふうま君と、小さな頃からよく一緒に行動していると不思議なことが一杯だお。

ふうまくんにそっくりなふうま君のお父さんとか、そのお父さんと並んで歩くと姉妹にしか見えないふうま君とか…。

彼らの真ん中で二人と手を繋ぎながら、真っ赤な顔をしているふうま君のお母さんとか…。

可愛い系よりカッコイイ系なふうま君のお母さんがたまにテレビに写ってたりとか…。

ふうま君のお母さんに似ているログセリオン社の会長さんとか…。


実は私はとんでもない人と一緒にいるのではないかと、時々戦々恐々としてるんだお…。


と、…まあそんなふうま君と久しぶりに遊べる時間ができて私も浮かれていたんだお!

だからって神様、こんなサプライズはいらないお。



異世界に召喚されても困るんだおぉぉぉ!



―――



それでは、私がその時の経緯を少しだけ詳しくお話いたしましょう!

華麗に優雅に、理路整然と!


私達は召喚されたのです!


アルデ…それはまったく説明になってないの…。具体的に言うと。


時空間の湾曲部の一部が運悪く火山フィールド都市「ガンデルテ」の南門直下に展開気分を高揚させたのか注意が散漫になっていたプレイヤー名ふうまが右足を三センチほど不可視の湾曲部に触れてしまい時空転移召喚門型式39式奈落が展開たまたま気分が高揚していたプレイヤー名ふうまと右腕部を接続状態であった私たちアルゼントがプレイヤー名ふうまに巻き込まれる形で転移召喚門型式39式奈落に取り込まれ―――。


もういいですわ、アルゼ!

分かりましたから、人の思考回路まで使って当時の状況を分析しないで頂戴!



ところでアルゼ?


…何?アルデ?


ここはどこなのでしょうね?

見たところお城の広間のようですけど。周りには兵士さん、前にはふうまよりブスな牝が一人と、豚が三匹。

召喚されたからには異世界なのでしょうけど――。



―――擬似精神空間アクアとの接続を開始。プレイヤー素体「アルゼンテ」の全身をスキャン開始

― ― ―

VR技術における電子反応無し、生体反応有り。「魂」の接続を確認。霊長類「人」であると判断―――。



ちょっと、アルゼ、。どうしましたの?


…肉体がある


それはそうでしょう?

私達は今ここに美しい二本足で立ち、呼吸をし二酸化炭素を吐き出し、心臓を動かし生命の活動を確かに行っているのですわよ?


…わかってる、でも今の僕達の体はアルゼンテリアルではなく「アルゼンテアバター」なの…


へ?


…その証拠に多分、僕達は魔法が使える。


本当ですの?


…うん、試しにこの首についてるウザったい魔法を消してみるよ。



アルゼンテがそっと手を伸ばすし自らの首元に触れると、そこには茨のように絡み合う気持ちの悪い魔法陣が絡みついていた。

目の前にアルゼンテをかばうように立っているふうまの首にも同じ様に茨の蔦を模した魔法陣が絡みついている。

しかし、ふうまはそれに気がついていないようだ。

周りを見回してみても、ふうまよりブスな牝の首にも豚達の首にも、叫びちらしている一番醜い豚にもその魔法陣はついていない。


「我々の世界に魔王が現れて幾創世!この時、この瞬間をどれほど待ちわびたことか!


…さあ、異世界より召喚されし勇者よ。ゆけ!進め!そなたの眼前に立ちふさがる全ての敵を!全ての魔物を!全ての魔族を!そして魔王を!ついでに隣の国を!


叩き潰すのだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


勇者…。アルゼンテ達を濁った瞳で見下ろしながらそう叫ぶ豚をしばらく観察して、多分この首の魔法陣はかなり質の悪いものではないかとアルゼンテは当たりを付ける。


…まずは僕ら自身の安全を確保


解呪ディスペル


口を動かすことなく、舌の操作のみで行われた詠唱。音もなく行使された魔法は誰にも気がつかれることなく、銀の少女の首に絡まる禍々しき蔦を消し去ったのだった。

周りを見回してみても、誰も少女の異変に気がついたものはいない。


少女が母から受け継いだ力の一つが、この世界でも確かに働いているのだと彼女たちは確信し、薄く笑った―――。


はい頑張ったお!b( ̄ー ̄)

でも少し意味のわからない方もいるだろから説明するお!

アルゼンテの視点は基本三人の少女の視点だお。


リアルでありふうまの友である銀の少女アルゼンテ

「アルゼンテ」(アバター)であり思考を司る輝銀アルゼ

「銀盤の女王」(とおりな)であり、誇りを司る銀盤アルデ


表に出てくる人格はちょくちょく変わるお。

とっても、攻撃的な事をするときは銀盤アルデ

難しい事をするときは輝銀アルゼ

通常時にぽやぽやしてるのがアルゼンテだお。

次話は輝銀アルゼが大活躍だおww



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