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詩歌集2

雪降るこころ




 雪が降る


 私のこころの中で


 雪が、降る



 しんしんと


 白くて冷たい雪が


 降り注ぐ



 こころの中の私が


 ぽつん


 こどくに佇む



 白い雪は


 私のこころに降り積もり


 降り積もり



 気づいたら私のこころは


 白くて冷たい世界に


 なっていた



 私は白い世界の


 白い空を見上げながら


 手のひらを上に向ける



 ふぁさりと


 白い雪が私の手のひらに


 落ちた



 ほどなくして白い雪は


 私の手のひらの上で溶けた


 透明になった



 冷えきった白い世界


 雪降る世界


 寒いさむい……私のこころ



 雪が溶けて春になるのかな


 いつかは……


 「いつか」なんてあるのかな?



 しんしんと降る雪を


 私は


 ぼんやりと見上げる



 目尻に雪が降り


 ほどなくして溶けた


 涙のように頬を零れて、いった……




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