ここが駄目だよ。モータースポーツ !!
こんにちはモータースポーツ大好き人間の加藤良介です。
今回はモータースポーツネタ第二弾。モータースポーツの良くない所を考えていきたいと思います。
えっ? ( ゜Д゜)。普通はいい所を紹介するんじゃなにのかって?
そうしたいのは山々なのでずが、どんなスポーツにも当てはまりますが、そのスポーツの魅力を言葉で表すことは不可能です。
愛と情熱が空回って、意味不明に陥りがちです。しかしながら、問題点は言葉で十分伝わるのです。
愛は理屈ではなく感情ですが、批判は完璧に理屈だけで構成できるからです。
ではでは、モータースポーツ大好き人間が語る、
「ここが駄目だよ。モータースポーツ!!」始まり始まり。
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ。パチパチパチパチ。
① 身近にない
皆様の身近で、モータースポーツに興味がある方はおられますか。
恐らくですが、少ないと思います。その最大の要因が、身近でやっていないからだと考えられます。
サッカーも野球もマラソンも身近で、それこそ学校の部活動でやったり見たりしているので、誰でも簡単な知識を持っています。
しかしながら、モータースポーツが、身近で行われていることは少ないでしょう。
探すと意外と身近に転がっているのですが、普段の生活で見かけることは、まずありません。
関わり合いが少ないく、興味を持つきっかけが無いのです。
② お金が掛かる
モータースポーツはあらゆるスポーツの中でも、ず抜けてお金が掛かるスポーツです。
観戦するにしても、自分で行うにしても、他と比較してお金が掛かります。
私は関西在住ですので、幸いな事に鈴鹿サーキットが近くにあります。これは、モータースポーツファンとしては、非常に恵まれた環境です。
バイクの八時間耐久レースや、F1グランプリを観戦する場合も、早朝に出発すれば、充分にレース開始時刻に間に合います。しかし、遠方にお住みの方はそうはいかないでしょう。泊まり込みになります。
私もMotoGPが茂木に移ってからは、TVでしか観戦しなくなりました。
流石に泊まり込みはきつい。(;´・ω・)//
自分で行う場合は更に悲惨です。
お金がいくらあっても足りないのが、モータースポーツ。
素人でも数百万円~数千万円かけることはザラです。お金持ちにしかできないでしょう。
一般の人からは、さらに遠い存在となってしまいます。
③ 何言ってるか分かんない
モータースポーツは兎に角、専門用語が多すぎます。
TVでの解説から、仲間内での会話に至るまで、バンバンに専門用語が飛び交うのです。
これは仕方ありません。悲しいかな専門用語が無くては、会話にならないのです。
例を上げますと、ダウンフォースとか、タイヤのミューとか、レギュレーションとかですね。
まぁ。横文字専門用語のオンパレードです。
これらの知識は、この世界に入っていく上では、大きなハードルでしょう。
何言ってるか分からないスポーツなんて、楽しめるはずがありませんからね。
( ゜Д゜)//
言っちゃなんですが、意識高い系に見えなくもない。
鼻持ちならねぇなぁ。( ̄д ̄)//
因みにご説明すると、ダウンフォースは気流で車体を下に押し付ける力を指し、タイヤのミューは、摩擦係数。レギュレーションはルールと言いますか、レースでの規約の事です。
そんなに難しい事を言っているわけではありませんが、初めて聞いた人には意味不明だと思います。これらの言葉を普通に使うのがモータースポーツです。
逆に日本語で説明しろと言われると、一瞬考え込んでしまいます。
(;´・ω・)<ええっと。何だっけ?
④ 危ない
モータースポーツは、世界一危険なスポーツです。
結構簡単に死にます。(;´・ω・)
大怪我します。
後遺症が残ります。
プロでも死にますし、レースのマーシャル(管理者)や、なんならお客さんですら運が悪いと死にます。
個人競技の素人は、言うに及びません。
私も怪我をしたことがあります。
身の危険が半端ないのが、モータースポーツです。
⑤ 顔が見えない
スポーツ観戦の醍醐味の一つに、プレーヤーの表情が挙げられると思いますが、モータースポーツでは、プレイ中の選手たちの表情は一切見えません。
喜んでいるのか、焦っているのか、緊張しているのか、全く不明です。
ヘルメットしてますからね。(/・ω・)/
よくて、無線での会話ぐらいでしょうか。後はジェスチャー。
選手が今何を考えているのか、その表情から想像するのもスポーツ観戦の楽しみの一つでしょう。
モータースポーツには、それがありません。(;´・ω・)
⑥ マシーンの性能でだいたい決まる
どんなに上手な選手でも、遅いマシーンに乗ったら、ド下手くそな素人に負けるのがモータースポーツです。
これも、他のスポーツとの大きな違いでしょう。
どんなに速くても、壊れるようなマシーンではリタイヤになります。
選手の技量以上に、マシーンの性能が重要なのが、モータースポーツです。
⑦ うるさい
モータースポーツの爆音は、工事現場や暴走族の比ではありません。
特にF1では、隣の人に話しかけるときも、大声で叫んでも聞き取れないほどです。耳元で叫びます。(゜Д゜)ノ。ウオー。
⑧ 誰が勝っているのか分かんない
得点式のスポーツでしたらスコアボードを見れば、どちらが勝っているが誰にでもわかりますが、モータースポーツは、パッと見では誰が一位か分かりにくいことが多くあります。
TVとかの中継の話にはなりますが、なにかの合間合間で、観ることがやりにくいのが、モータースポーツです。
⑨ おんなじ所をグルグル回っているだけ
ラリーを除けば、モータースポーツは同じコースをグルグル回っているだけで、変化も乏しく楽しくないでしょう。私ですらオーバルコースと呼ばれる楕円形のコースでのレースは、何が面白いのか分かりません。
アメリカ人。意味わからん。(。´・ω・)?
⑩ 法律違反
モータースポーツは専用の施設で行うことが望ましいのですが、残念ながらそのような施設は数が少なく、また、お金が掛かります。
多くの人が、手っ取り早く公道で走ります。
スピード違反ですね。(; ・`д・´)//
しかしも、20Kmオーバーとか、可愛いレベルではありません。人によっては100Kmオーバーのスピード違反を行います。
本人も危険ですが、周りも超迷惑です。轢かれたら、ほぼ即死です。
因みにこのクラスの違反を続けると、捕まった時は行政処分ではなく、刑事事件として取り扱われることも有ります。人から聞いた話ですが、スピード違反の常習者が、殺人未遂で検挙されたらしいです。
当然ですね。
結論
以上、10点が私はの考えたモータースポーツの欠点です。
しかしながら、弁護させていただきますと、⑩以外は欠点でもありますが、利点でもあるのです。
①身近に無いからこそ特別に感じる。
②お金が掛かるから、贅沢な時間を楽しめる。仲間を増やし工夫すれば、比較的低予算でも楽しめます。
③専門用語だから、理解したときの楽しさがある。
④危ないからこそ、スリルを味わえる。安全装備を怠らなければ、死ぬことは少ないです。
⑤顔が見えないからこそ、想像力が搔き立てられる。
⑥マシーンの性能で決まるからこそ、マシーンに興味が出る。
⑦あの爆音を聞いたら、好きになりますよ。断言します。
⑧スタートから積み上げられていく戦略、戦術が、一瞬の刹那に炸裂する。
⑨退屈しません。不思議な事に、見ていられるんですよね。8耐を観に行っても退屈することはありません。私の場合は15時間ほどサーキットに居ますが、ずっと楽しい。
⑩法律は守れ。周りに迷惑かけるな。議論の余地は無い。
探せば格安で走らせてくれるところが見つかります。身近なところで言えば、自動車教習所や、警察主催で行われる走行会です。スピードの出にくい練習場で走り回りますが、不満は一切ありません。
特に、警察主催の走行会は、参加して驚きましたよ。白バイの先導で走るのですが、この白バイがめっちゃ速い。めっちゃ上手い。
Σ(゜Д゜)ま、待ってー
普通の人は付いて行けません。周回遅れになるでしょう。いい練習になりました。そして参加は無料なのだぁ。\( ̄▽ ̄)/アリガテー。
コロナが流行しているので走行会も激減しましたが、いつかは復活するでしょう。
日本には数多くの有名、優秀なメーカーがありますが、モータースポーツの人気は今一つです。
それを残念に感じるのでずか、自分で上げた欠点の数々を考えると、致し方ないのかなとも思いますね。
おしまい
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ご意見、ご感想などございましたら、お気軽にどうぞ。基本的に返信いたしております。
モータースポーツに人気が無いのは明白です。
「なろう」のエッセイ部門に置いて、モータースポーツを主題にしたエッセイは本作が初めてです。
凄いなぁ~(;´・ω・)クスン。