その よん
起承転結で『そのよん』でキリがいいかと思っていましたが、集中力というものはなかなか…なかなかコントロール出来ないものでありますな。
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さて、続きを描こうと思っても前回で気になる要素が出て来てしまったので、それらを無視し、置き去りにして次が描けるのか?――といったら描けません。繋がりません。
なので直していきます。
デジタルは修正が楽でいいです(アナログで描いたことないですがね)。サッと新しいレイヤーを重ねればいい。絵をいつくか複製しておけば戻りたいところへ行けるので、ホントに修正が楽です。
そして、レイヤーをいくつか挟んで直しましたのがコレであります。
1,空
御御足さんをもっと目立たせたかったので、彼?彼女?がいる背景が明るいとぼやけているように思ったので黒+紺+青っぽい色で塗り、山ギリギリにして御御足さんと同じ色を抑えてみました。
もうそろそろ朝かな〜?な雰囲気から脱出出来たのではないでしょうか。
2,山
山肌っぽいものを仕込んでみました。これもエアブラシですが、全体的にプシュッとしたのではなく、細めにして灰色と黒と半透明やや不透明気味で筋を描くようにやりながら山の境界線といいます頂上あたりを気持ち明るめにやってみました。
緑の後ろの黒山の主張がやや控えめになったかと思います。
3,モクモク
キャンパスの約上半分の色が決まっているのに、こいつだけは中途半端であったので「こうなってたらいいな〜」を付け足し、消しながら直してみました。あと緑色もほんのり。
カーブをつけ改めて感じたのは、少し輝きを入れてやるかどうか……しかし御御足さんがいるのであまり明るくさせたくない――が、気になる。
今のところ予定では下半分に蛍のような、小さな生命体を描きたいので賑やかになってしまうのではないかと、保留にしておきます。
一応、案を忘れずに書いておく。
折角、“一番に”感じたことですから大事だと私は思ってます。
4,緑の影
これは描いてみたのですが最後に微調整したいところであります。周りを見て、眺めてから考えようと思います。
続いて、キャンパスの下半分を作っていきます。下の黒く塗った処は一応静かな川設定でありますが、
光を描かねば……ということで補助線を引きまして光らせます。
う〜ん…ビミョー。これじゃない感が半端ないので修正――と思いましたがここで集中力が残り僅かになってしまい、最後に全体の色合いを見たかったので丘らしき二つのコブを塗りました。
影で草を描いていくか、色で描いていくか。
それすら判断出来なくなったら、絵と離れるのが一番。無理してやると何も浮かばなくなってしまう、それを嫌ってほど味わったので流石に学習しようと思います。
“楽しい”と“集中力”は、いつまでも一緒にいるわけではない。
描かなきゃな〜となんかよくわからない焦りに襲われることもありますが、描いているのは自分です。自分で自分の状態をどんなもんか把握出来なければ、創作は辛くなるだけではないでしょうか。
あなたの息抜き法はなんですか?
私は、「あそこの色をあーしたらいいんじゃないか」と考えながらあれやこれやと文章を書いていることです。ちっとも離れられない、アハハ。夢中って楽しいね。
次回へ続く...