その よん〈完〉
絵にちっとも関係ない話なのですがね、良い人であろうとするけど他人に「この人は変わってる」って思われてた方が気が楽なんじゃないかと思うことがあるんです。
なろうの中じゃ愚痴ばっか言ってますけど、一応、リアルじゃ猫被ってんです……でも、脱ぎたくなる――というわけじゃないけれど、ぷすっと刺してしまうことがある。そういうことをしてしまったとき、
「こいつ時々、刺してくる奴」
って思われている方が楽チンなんじゃないかと。
私の発言には棘が含まれているときがあります、なんて札でもぶら下げられたらいいのにと思う今日この頃。
「いえいえ、そういうつもりで言ったわけじゃないんです(汗)」
の言葉が出ずに気不味い雰囲気が漂い出した人間関係をリアルに味わっております。まだ新年度が始まったばかりだというのに……
「だってホントのことだもん!」
は、一体どこまで通じるもんだろうか…そして私が刺してしまった棘のせいで相手が謝ることになってしまったこのなんとも言えない空気――…「こいつこういう奴だもんな」と片付けられる程に仲良くもない関係で一年間を過ごさなければならないのかと思うと、不安しかない。
不安しかないよ。
あぁ…言ってしまったものは二度と戻っては来ない。
だから、現実逃避しよ。
§
描いたのはいいが、これ以上の妄想がない。腕を動かしたりしたがこれといった感じがなくて断念するのであります。
なので、この自分が描いたものから次を決める。ここまで描けたんだから、この状態からどうしたらいいのかジッと見つめるのであります。
一から十までぴっちりした性格ではないので、出て来なきゃ出て来ないなりにやってみる。五が出ないなら、二をひっくり返してみたり……意味不明なことを言ってますが「疲れてんだな」と思ってくれたら幸いです。
その脳みそが絞り出したものが、コレ。
纏わせる。裸 (ってわけでもないんですが)だったし。
頭のところをちょっと角をイメージしたりなんかして。駄目だなって消すのは簡単ですが、駄目かもしれないと思ったところから引っ張り出すのであります。それが上手くいかないから私はエタってしまうんでしょうけど、物語を書いて消しちゃったことはありません。
いつそれが糧になるのかわからないので、他人から受ける刺激もありますが、過去の自分からも与えられることってあると思うので、気に喰わないから作品を消したりするのはもったない気がします。
まあ、運営から警告が来たらなんともですが…
まだ考える、妄想を広げる幅はある――
植毛。
見た目を変える、服装を変える、景色を変える、なんでもやってみる。
想像・妄想は繋げようと思えばどこまでも繋がっていくと思うので、諦める前に今一度もがいてみるのであります。上手くいかないことばっかりに思考を囚われていないで、解決策、改善策、その他諸々手を尽くしてみたらいいのではないでしょうか。
辞めてしまう前に。
いっぱい頑張ったのかもしれないけれど…髪型一つで雰囲気は結構変わるもんでありますから、辞めてしまう前にブクマやポイント欄を眺めずに自分で自分の作品を読み返す――
そして、出来上がった私の『吸血少女』でございます。
2019/4/2 16:54にタイトルに『吸血鬼』と入った作品を投稿していた君! ありがとう、その言葉を偶然にも見れたお陰で絵を描くことが出来ました。
投稿してくれて、ありがとう!
以上でした。