その に
なろうとかみてみんではないんだけど、まあ、どこでも時々は「この作品の良さはどこだ?」と他人様の絵に疑問が浮かぶときがある。ランキング上位に何故この作品が載るんだろう?な、不思議な気持ちを持つときのような…
で、自分の絵と比べてみる。
一番違うところは、自分の絵と違って丁寧だなってとこ。細かいなって。そりゃあ、解析度、キャンパスのデカさで違うこともあるだろうけど、隅々まで丁寧である――丁寧ってことは目に入る上で綺麗に見えるってことだろうと思う。文章であったら『読みやすい』になるだろうか……
読みやすい――丁寧の第一段は誤字脱字等がないこと。…ないことというか、丁寧を目指すとしたら直しやすい・気を付けやすい、誰が見ても間違っているかどうかわかりやすい。中には態と間違って字を使っていることもあるのでバツ丸を容易につけられはしないけれども。
絵だとなんだろう?
線か?
自分の場合だとカタチの輪郭か?
中学生の頃だったか、美術の授業で最初の5分間だったか…クロッキーをやっていた。今頃思い出して“クロッキー”を調べたら『速写』――短時間で写生することだって知ったんだけども、その日の日直が教卓の上に立ってやってたわけであります。
それで授業が終わったらスケッチブックを提出して先生から直しやコメントやらをつけられるのだが、全身のカタチが出来てないのが一番評価が低くて、次に顔が描けてないこと、そしてハッキリした線――何重にも線を重ねて描いていることは注意が入った。
一年間、授業でずっと続けて最後に全身、表情も全て描けるようになる――成長したかというと、描けるようになるもんである。
上手いか下手かそれはわからない。
でも、その絵は『今日の日直が誰であるか』が意外と伝わるのである。日直の日の美術は精神的に泣きそうになったが……まあ、短時間でコイツを描く!に集中する力は継続することで養われたんだろう。きっと。
うん、何が言いたいかって。
その絵が何か――感じ方はそれぞれだろうけど、りんごがりんごであるかどうかは、作者が一番に伝えたいものが伝わっているか、どうすれば伝わるかの一歩目だ。
文章だと、見るんじゃなくて読むだから、読むためには何が書いてあるか。
見せるために、読ませるためにはカタチを作らねば……
カタチあるものを伝えるため、線か言葉かでそれを作る。作法の前に読めるものを書く。
そして、過去の自分よりも成長したかどうか知るために、作品は消さない。糧にして創作するのであります。
そうして無理矢理まとめて絵を描くです。
下絵が出来たので色をつけていきます。塗っていく…っていう言い方もなんかビミョーにしっくりこない。作っていく? そんな気分で下絵の下にレイヤーを2枚敷いて上下それぞれ背景のような下絵第二段階へ…
2つを隔てている黒線は定規を使いました。
あとは、物体とキャンパスの下にあるモノを描くため新たにレイヤー2枚用意して大体の色を置き――
大部分を占めているグレーの物体が描かれたレイヤーを選択して黒線に線対称定規を合わせカタチを作っていきます。
で、他の方のエッセーを見ていてもしも自分も同じように創作画面を出したら面白いのかな? と思って、物は試し――やってみなくちゃわからないのでただただ楽しそうだな〜に引かれてやってみました。
まず、描きやすい、「ここからならなんか描いていけそう…」という箇所からやっていきます。が、このままでは細かいのが描けなので拡大します。
こんな風に。
ぐるっと回して……しかしこの大きさでもちょっと無理に感じたので更に引っ張り、もう少し拡大して作ります。
人物を描くときはだんだん作っていくごとに縮小させていくことがほとんどですが、背景とか、風景?は全体像をなんとなく描いてから細かくやっていきます。私の場合ですが他の人がどういう風に描いているのか知らんので、色々描き方はあるんだろうな〜
次に、バランスを見るために離します。
これの繰り返しです。
カタチを見たり、色を見たり、付け足したり消したり。それで作ったのが右側の塔っぽいやつであります。
左側も作り、濃いめの色で塗ります。
でも、土台部分が傾いていて気になるので定規を取り出しまして横の線を整えます。
ちなみに私が使っているお絵描きアプリは『アイビスペイント』であります。結構使われているのかな〜と、みてみんでアプリの名前を見かけますね。私が選んだ理由は……特にないです。
さて、建物っぽいところを描き込みまして線もなんとな〜くやって、気になったのが背景の色!
暗くしました。
あと、建物もペンを太くして全体的に暗くしまして、余分な色を消すために一度背景を取っ払います。
最後に、どんな絵にしようか妄想しつつ、背景はもういらないんじゃなだろうか……なんて考えながら、エアブラシの先? 描いたときに一番薄くなる部分を使ってで建物の輪郭を薄っすら消しゴムを描けて
この書き方は想像以上に…いや以前やっていたお絵描きエッセー以上にしんどく、集中出来ないので、次回からは通常運転に戻りまーす。




