その さん
自分の思い描くモノを描く――それは大変難しいことだ。前よりも「こうしたい!」って思って出来るようになったとしても、人間欲張りなもので更に貪欲になっていきます。
もっともっともっと――…となり、その満たすにはまた色々と考えなければいけなし、チャレンジ精神もそうだろし、過去も振りかえなければ失敗点を見失い同じことの繰り返しをしてしまう。
しかし、自分じゃ前よりも上手く表現出来るようになったのかわかりにくい。
創作って難しいですね…
結局、顔は描きました。鼻穴とか。だって思いついちゃったんだもん! 涎。
創作していて翻弄させられるのは誰か? 読者さん? PV? 感想? 評価点? レビュー? いやいや、私の場合は『己の妄想』であります。
どんなにめっちゃいいじゃん☆と思いついても描けるかどうか……何度、これ以上は無理だと終わらせてきたか。そのときそのときで出来る精一杯のことをやって、やっても次も同じで終わらせて「しょうがない」の蓋を閉じたか。
出来る限りやった。
でも、燻る何か――
満足してないってことです。自分自身が満たされいないってことです。頑張った――は確かにあるけれども、もっと何か出来たんじゃないかと悶々とする。そういうときありませんか?
私は、それは自分の伸び代だと思ってます。
手に負えない部分がまだあるってこと、それを取り込みたい欲求があること、「よし出来た!」で外れない喉のつっかえ、やれるだけやったの範囲を広げたいのか現状維持のままでいいのか。
貪欲なら絵を描こう――
髪の毛も足してみた。
前回投稿した時点では、顔も髪も変えなくて十分だと思っていましたが、足りないんですよね。
自分の妄想を完成させるのに、パーツを付け足していく毎に、そのパーツを描き込んでいく毎に、繋がらなくなっていくのですよ。
載せている絵の順番は違うんですけども、下半身の緑を描けば描くほどに顔がつまらなくなっていく。なんでコイツひとりだけ素面を貫こうとしているのか――とモヤモヤするんです。そんなんじゃないだろうお前! と指さしてやりたくなるぐらい顔がつまらない。髪の雰囲気がつまらない。
緑の色のぶにょぶにょ(…に見えていなかったらすみません…)に色を足していくと顔が気なってしょうがなくなり、羽の人はヤバ目になってしまいました。
けれど、最初に描こうと決めた雰囲気とかけ離れるなんてことはなく、寧ろ震える程にバッチリ噛み合うという――この感覚がたまらない充足感、達成感を与えてくれるから描くのを辞められないのかもしれません。
で、その快感を再び得るために棒切れみたいな羽を作っていくのでありますが……
上手いことカタチが出て来ず、集中力が切れてしまいましたとさ。
次回ヘ続く....




