手紙
これは、あくまで「将来の私」へ宛てて書いたものですので、つまらないと思います;;←
それでも、読んでくださるのなら、光栄です!!
ちなみに、アンジェラアキさんの「手紙」という曲を聞いて書こうと思いました。
拝啓
教師になったわたしへ。
今これを見ている貴女は、どんな風に思っているでしょう?
「こんなの書いたっけ?」でしょうか
「そいうえば…あの時の!」という感じでしょうか。
私は今、それなりに楽しい学校生活を送っています。
ただ、誰にも話せない悩みがあったりもします。
だからこの場をお借りして、貴女に聞いてもらいたいです。
私は今年、高校2年で、今まで絶対にないと思っていた事をしました。
大好きな、今でも大好きな部活を辞め、
新しい部活に入りました。
新しい部活はとても楽しいです。
先輩も優しいですし、
後輩もとっても可愛くて…。
同級生は、皆私にとってかけがえのない存在で…
そして、どことなく、私の大好きだった
私が心底愛した、中学校の吹奏楽部に似てるんです。
どうなんでしょう?
貴女は今でも、覚えているでしょうか?
中学のそれと今の部活、演劇部は
決して温和でもないし、ぶつかり合いも多かったりします。
でも、絶対に誰かが誰かを罵ったり、
誰が誰を嫌いとか、
絶対ない。あってもちゃんと面と向かって堂々としてる
そんな部活です。…私は覚えていますよね?
今もちょっと問題あったりしますが、
それでも、皆仲間で、ちゃんと腹割って話せてて
厳しい中でも、いいなぁって思えます。
そっちでは、さすがに進展というか…解決してますよね??笑
でも、最近…いや、もう嘘はつきません。
私は今でも、Tubaを吹きたいです。
今更すぎるけど、私、やっぱり吹奏楽が大好きです。
こんな事、皆に言えないし、すっごく失礼だと思う…
もちろん、演劇部も大好き。今では、今の状況では吹奏楽部よりも。
…でも、やっぱり私は吹奏楽部員です。
どんな曲を聞いても、私は低音を聞いてしまって、
楽譜をみると、管楽器が吹きたくなって
音楽教師を目指してるのも
未だに「吹奏楽を続けたい」って想いがあって…。
でも、今続けていない理由もちゃんとあって、
覚えてるよね?
私はちょっと前まで、誰も信じなかったよね??
演劇部の友達も、あの大切な友達も。
人間恐怖症っていうのかな?
2年の初め、学校行ってなかった…。
単位が危ないから、ちょっと頑張ったね?
お昼も一人でお弁当だった日があったの、覚えてる?
すごく、辛かったの、覚えてる?
…教師になった私へ、絶対に忘れてほしくないから正直に書くね。
私、高校の吹奏楽部で、先輩にも、先生にも、同級生にも
悪口言われてるの、知ってたよね。
それでも、大好きだったから頑張ってたと思う。
でも、ある時全部分かったんだよね。
吹奏楽部で、私の悪口、言ってない人なんて誰一人としていなかった。
誰の言葉も信じられない、よね
だって、全員だもん。
退部した本当の理由
まだ、一人の先生にしか言ってないよね
精一杯の努力かな?
皆には言えないって言う逃げ、かな?
「私は、吹奏楽部の本当に全員に何を言われてるか分からないからです」
そして、まだ、苦しいのです。
吹奏楽を出来ないっていうのもだけど、
未だに悪口を言い続けられてる…。
戻って来いとか言ってても
吹奏楽部以外の人にまで
もう、何人に何を言われてるのか分からない。
いつ、誰が私に悪態を吐いてくるかもしれない。
だから。ちょっと前まで
本当に誰も信じなかったよね
でも、
忘れないで。
私が、今高校2年になって
皆を信じられなくて、泣いて、生きる意味も分からなくなって
音楽教師になる夢とか全部捨てても
でも、
今の私には傍にいてくれる人たちがいます。
誰かが私を嫌いだと知っていても
ちゃんと否定してくれる人たちがいます
聞こえてくる悪口に
泣いたり、怒ったり
醜い姿の私になったりしても
優しく慰めてくれたり
宥めてくれたり
居場所を与えてくれる人たちがいます
だから、前の部活の人たち
今は責めないでいられるんだ
時々怒ったりはするけど
理由を追及したりする人はいないから
ちゃんと自分で処理できるんだ
そんな皆と
ちょっとは喧嘩したり
言い争ったりするけど
絶対に裏切ったりしないって言えるよ?
貴女にとっての「今」でも
その仲間がいると思える。
だから、貴女は
胸を張って、生きて。
今度こそ正しい音楽の楽しみ方を伝えて。
そして
いつまでも、そんな仲間と過ごした日々を忘れないでいて。
誰が何を言おうと
貴女には絶対誰かがいる。
迷わなくても平気なんだよ
信じた道を貫いて!!
教師になった私、
何年先かもわからないけど
誰かが同じように苦しんでたら
ちゃんと、今度は
支えてあげてね
高校2年の私より。
書こうかどうかすごく迷ったんですけど、
でも、正直に今回言っちゃおうと思います!!
ねぇ、貴女…。
私が今、とても恨んで、更に嫌いになりつつある人
どう思ってますか…?
私は、誰かを憎んで生きたくない
でも、やっぱり今でも何でもないふりして
自分が犠牲者みたいな顔している人の事
許せないでいます
未だに聞こえてくる嫌がらせとも思える声に
すごく苛立って、それに気付いて欲しくて、止めて欲しくて
そんな時、感情を抑えられなくて
遠まわしに、酷い事言っちゃったかもしれない。
でもね、嘘じゃない
本当は私、高校が違えば良かったって思った
だって、あんな音楽を認めなくて済んだもの
仲間同士でいがみ合い、何になるのだろうって
今でも思ってる
きっとそれは変わらない音楽に対する想いだと思う
本当はね、皆の本音知ってるの
先生に、絶対内緒だって見せてもらった紙があった
先生は退部を思い留まってくれたらと思って渡してくれたけど
私が退部を知った時
部活の皆が書いた正直な気持ちは
その人から始まったローテンション
可愛そう とか
あまりにもひどい とか
仕方ないんじゃない とか
でもそれって…
その人から一方的に見た気持で
私には別のもっと大切なものがあったのに…って
悔しくて泣きたかった
こんな物の為に私は吹奏楽を捨てなきゃいけなかったのかって…
でもね、今はこう思うの。
「私でよかったな」って
甘いって怒られると思うけど
でも、誰か他の人だったら
きっと今でもあの部活は憎しみの連鎖が続いていたと思う
もっと、深い中で皆が誰かを恨んでいたと思う
私は、今いる他の皆のお陰で
自分という存在を保てているから
もう、誰かを憎みながら生きたくないと思ってる
そして、私がいなくなった事で
あの部活がちゃんと音楽をやれる場所になれたこと
今はすごく嬉しく思える
でも、だからこそ
その場所に行くと悔しくなるから
今は足を踏み入れたくないって思うの
そして、その人の事も…
今は何をどうしても許せないし
未だに言ってる自分で気付いていない悪口にも
すごく、苛々するし
嫌で嫌で仕方がなかったりもする
昔言った建前だけの言葉を思い出して
本当に嫌いになったりしてる
でも、私は誰かを憎んで生きたくはないから
今はその人が心から自分を見つめ
どうすべきか考えてくれる事を
祈ろうと思います。
そして、一時でも音楽を共有した仲間と
今度はちゃんと実のある音楽を奏でて欲しいと思います
一番最後になっちゃったけど
貴女が心安らかで
幸せである事を願います