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プロローグ
僕は今日も大切な人を傷つける
君たちに再会した僕は君たちを傷つけることしかできなかった
ただ君たちに幸せになって欲しかっただけなのに
僕はこの世界に生まれた異端者だ
君たちは僕に関わらなければきっと傷つかなくてよかっただろう
君たちは僕と違って幸せにならなきゃいけない優しい人達
だから僕が傷つけばいい
僕は君達が大切だから君たちを守るよ
裏切る僕を恨んでくれていい
でも君たちといた大切な時間だけは否定しないで
もし否定されたら僕はきっと
壊れてしまうから