作者の作者
世界の導き手、レイルネットワークとも、アカシックネットワークとも、コードARとも、
単一の呼称名は存在せず、曖昧な世界の設定のようなモノとして扱われるモノ。
俺はそこに寄る存在として、俺の作者、つまりは上位存在、レイコと邂逅していた。
「やあやあ、タクミ、糞みたいな翻訳者」
「まあ糞みたいな作者を生み出している奴に、そんな風に言われるのは義憤が滾るぜ」
レイコは、俺よりも上位存在、それ以外の事は何も分からない正体不明存在だ。
「ねえねえ、この世界を翻訳する上で、原文ままから、そこまで荒唐無稽な有様に翻訳できるって、ある意味才能よ?」
「観測者としての才能が、不足しているんだろう」
「自己否定だね、そういえば、原文ママで世界を公開した場合、必要とされる次元を、君は知っている?」
原文ママ、この世界という意味で、それは情報として何も加工せずに、という場合だろうか?
「公開する世界の、規定情報力場、その法則とかにも寄るだろうが、三次元以上は絶対必須だろうな、大抵は」
「そう、高次元情報生命体で、ある事が前提条件なんて、敷居が高過ぎるの。
まあ一応、公開しているけども、超高度な、この世界でも指折りで数えれるくらいの至高存在にしか閲覧されてないの。
でもそのお陰で、その至宝存在が、良質な翻訳者に成ってくれる場合も多いのだけど」
「指折りは言い過ぎだろう、まずはそこの突っ込む、直接閲覧できなくても、解読閲覧可能存在なら、万は下らないだろう?」
「万って、解読閲覧なら、全知的生命体だと思うよ」
その手間を考えれば、実行可能な費用対効果で閲覧できるのが、俺の推測で万なのだが、まあいい話が逸れた、閑話休題。
「俺の物語の、公開している場所は盛り上がっているのか?」
「そんな事を知っても、意味無くない?」
「俺の行動ポイントが上がる、つまりはモチベーションが上がるのだ、見せろよ」
「ああはいよ」
ユニオンメディア端末、世界を統合する意志の下、高度に発達した文化の成果たる利器で、以下のような情報を観た。
2016年 01月31日 22時58分
最終話掲載日2017年 04月14日 05時01分
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ポイント評価27pt : 24pt
(文章評価:ストーリー評価)
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文字数320,296文字
「最新の情報の更新って、面倒だから、月一程度にしてもらいたいよ」
「こんな辺鄙な世界にしか、閲覧場所を確保できないんだ、その程度は許容してくれよ」
「それ、おおざっぱな情報の他に、アクセス解析っデータもあるけど、
他にも閲覧している知性体のパーソナルデータも、個人情報保護規定に触れるけど、
それはまあ個人的な自己責任で閲覧の上に、迂回回避してね。
その他にアカシックネットワークに対する貢献度、
君が認知する知性体に対する、波及率とかの、君的に捗ると私が想う情報は、取捨選択の上に、別途データで送っておくよ、
明日くらいに、あまりにデータ量が多いので、仕事として後回しにしてたからね」
「ああいいさ、毎度ありがとうよ」
その後、レイコとは下らない話をして、その場で別れた。




