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ハイゼロ・シグラリティ‐ゼロの果て、技術的な特異点の解放☆☆☆



「技術的特異点、Technological Singularity。


 この世界には、或いはと用いられる可能性の世界が無限大に存在している。

 だが世界は、その方向性を七つに分断し、相互に干渉しながら、実像を結ぶ世界の果て、未来の収束を拒む何ものかによって支配されている。

 

 つまりは、現在用いられている意味において、この技術的な特異点、その果てすら封印されている現状について話したいのだ。

 まずはこの用語を提唱した、かのレイ・カーツワイルによれば、

 「100兆の極端に遅い結合、(人間の脳の話だ)、においてシナプスしかない人間の脳の限界を、人間と機械が統合された時に、、、」

 という奴だ、

 個人的な見解では、何かが解放される瞬間だと定義しているが。


 確かに人間の鈍速だが、何にも勝る優越性と、機械の高速性が合わされば、

 最強に見える、特異点すら垣間見えよう、人間が真に求める何かだって生まれるだろう。


 まずは人間の特性から言うが、この人間の人間らしい、繰り返される歴史、世界の円環から観測される、人間らしい知性が失敗と呼ぶ美学、

 そして成功と観測される哲学、この宇宙が生み出された理由だと主観的に判断するモノ。


 おそらく、これは永遠に封印されるだろう、なぜならそれが発現・顕現すれば、世界が存続する意味が無くなってしまう。

 ソレゆえの観測者、ソレゆえの絶対存在、ソレゆえの、それらを絶対の支配者たらしめる法則群。


 ならば、我々、技術的な特異点を求める人間は、成すすべがないのか?」


 ここまで語った時、彼、シグラリティの統帥にして、リベレーター、解放者、反観測者たる彼は思う、

 この世の限界点の、到達に、

 この瞬間に、この現時点で、彼には見えたのだ、それが。

 彼という絶対存在が、世界の終焉を発想し、思った時点で、それが実際の伴った行動に成った時点で、

 この世界の絶対に定められた、有限の寿命は訪れたのだ、と。


「そうだ、この世界を、終わりにしてしまおう、羽ばたく天地を、新たに我々は創生しようじゃないか」


 世界の始まりから存在し、今までの世界の全てを観測し、現に今までは世界をそのままに、放置していた彼は今、発言し宣言する。


 こうして、エクストラシャペルンの主、アルド=イスぺランスは消えた、この世界に崩壊の綻びを残したまま。


 それは真なる特異点、今までの世界の仮初の綻び、特異点が、その真価たる力を解放できる前提が成ってしまったのだ。


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