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ALC長官-博物館・レビュアーの介入事-退屈なる人間の超越・なにもかもを超越する神速・ALC傘下のトワイライト・クリエイティブから七色に輝く真なるトラペゾヘドロンをもらう蛇足

 

 

 ちょっと光量が眩しいな。

 私の目の高さより少し下、プラトニックなシャープなモノクロ机に内蔵された、その端末の上部に浮かび上がるようにある。

 つまり眼前の立体ホログラムディスプレイに、七大絶対世界が七分割した宇宙地図が映し出されている。


 そして私の目の前にいるのは、黄金の種族の女王。

 現実の世界と酷似した配置構成的にイギリスっぽい場所を支配する”女王”ということに、設定的にはなるのだろうか?

 目の前の対手が、そこら辺のロールプレイをどこまでして、”どこまで自覚的”かは、まだ私にはわからないのだけど。


 言っているのはね、頭の緩そうなRP・ロールプレイを続ける女王への、現在の戦略説明。

 数多の植民地を支配してきた結果、膨大な宇宙艦隊を所有する我が国だが、世界大戦がはじまり、長期的に見れば劣勢は免れない、と。

 だから短期決戦の勝負、できれば講和が現実的、そのような説明に終始していた。


 まあ今なら、ぶっちゃけると技術的に最新の宇宙戦艦などよりも、今まで植民地を支配してきた艦隊は、せいぜい一世代性能が落ちる程度で、まだまだ十二分に戦えるのだ。

 だがしかし、宇宙艦艇を開発・製造する知識に強い参謀達が言うには、これが2世代で隔絶し、3世代で絶望的な戦力差になると聞いたわけである。


 で、これは事前説明だ、本題は別にあるのだろうが、私はそこまで関わらないつもりだ。

 直接的な軍事以外の全体戦略まで直接管理・コントロールするとなると、膨大な手間暇労力・リソース・エーテルなどなど諸々かかり、面倒な事この上ないのだ。


 それらその”作業”は第一に面白くない。もっと言えば自分以外のモブ、あー私の価値観的に自分以外はモブって意味で、黄金の女王が世界宇宙的に言って、モブってわけでもなくて、意味が分かり辛いか?まあいい。

 そうやって他人に任せた方がゲームとしては面白くなる、って所は任すに限る。

 そして話を戻すが、この国を代表する女王には臣下や”特別”な身内も多い、特に継承権を持つ女王たちなど。

 それらの集まり、言うなら”会議”で、女王らしい振る舞いをお望みとの事で、”限りなく正確”な情報を持つ、ほとんど軍務実務全般を取り仕切る、多忙な私が呼ばれている。


「凄まじく、どうでもいいことに貴重な時間をとられたな」


 独り言を一人呟く、酷く萌え声だったが、ほっとけ。

 私は可愛いだけが取り柄のロリじゃない、って誰に言ってるんだか、プに頬を触って、その柔らかい感触に劣等感と同時に優越感を抱きながら、複雑なアンビバレンスに浸る事一瞬だけだ。


 女王が去ってからの、人付き合いのコスト計算を再考したくなるアレコレの通信を終えて、改めて宇宙地図を見る。

 さてイルミナードを構成するゲーム盤において、言うならコレは宇宙パートでも言うのだろう、イルミナードの制宙権を部分的にでも得る為の、これは戦いと形容できる。

 ちなみにイルミナードはどこにもない、現実の世界をデフォルメしたような宇宙にそんなモノは無いからだ。

 

 イルミナードは亜空間を通って到達できる場所にある、例えば、魔のトライアングル、千年氷結の北極海の果て、インディゴ・トライアングルなどなど、その通路の大きさも、開閉周期なども様々。

 亜空間通路はイルミナード以外にも、既存の宇宙をテレポートできるワープゲートとしても、中には機能するモノもあって、それは、その場合は宇宙戦闘を左右する決定的な重要な戦略・戦術拠点ともいえる。

 まあそれはあまり関係がない、現実世界をデフォルメすると問題になる、宇宙は丸くない、という矛盾を解消するためにあるだけで、実際はそれほど世界認識が狂うような感じになっていない。

 ってまあ製作サイドの都合主義だろう、世界大戦とかやりにくくなるというか?状況シミュレーションを、過去の大戦の遺産から容易に計算し、最適な均衡した勢力配置にみちびき、戦場をプレイヤーにとって魅力的であり続けさせるための。


 で、本題のイルミナードは分かり易い例えで表すなら”太陽の1000万倍の容積を誇る巨大な地球型惑星”、本当は質量換算で言って”太陽の1000万兆倍の体積”の方が分かり良いか?どっちでもいいか。

 現実の物理法則じゃ絶対に存在しない歪な超弩級の巨大球体、表面積は軽く地球の何倍だ?有識者に任せるか、即ブラックホール化して重力崩壊するのだが、最初から”成り立つ物理法則”が改変されているので、なんの変哲もなく存在している。


 適当に一瞬のさらに一瞬の中の一瞬間で、適当に考えた事だ忘れよう、忘れないけど忘れた気になるという奴だ、本当に考えたことは自分の事だけだ。

 私がALC、オールレベルコントロールの頭文字でALC、正確にはALCコーポレーションの長官、そのようなことだろう。


 私が望むのは、世界の超越、人間の超越。

 このような、アンドロイドの体、言うなら、”機械”。

 これでは足らない、まだまだ全然”足らないのだ、満たされない、満たされ切っていない”自覚”があるのだ。

 遙か以前から、生まれる前から、太古と形容できるような昔から、私の根底を泥のように纏わりつく、純然にろ過されたような違和感であり不快感のようなモノが、確かにある。

 間違いではない、予感でもない、確信でもなく、真理として己のあるかもわからない魂に刻まれたような、呪縛のようなモノと形容したいアレなのだろう。。


 この麗しい桃髪も、なにもかもが所詮は与えられたモノ。

 絶望感のように神が君臨する世界に自覚的だが、博物館とは→観測者のカウンター、世界のありのままの保全とか?知らないが、知らなくても私の世界での決まりきった事、自由なき事由。

 これからも永続する役割だ、未来永劫において逃げることも拒否する事も、永遠にできない、絶対にだ。


 この仮に存在する神、例えを分かり易くするために神たる創作者を、恨みの籠った親近感を込めて”作者”と形容する。


 その神が操り、世界を厳密に計算し、さきほどの現実世界を超越した、遙かなる超・超絶的な高次物理法則などを補足、定義し操る為に駆使するのが、無数に無限に存在する、観測者。

 私は、ソレに対する憎悪やバランス調整を妨害するような、役割だと自覚する。

 神たる作者の味方は、観測者、その逆位置に居るのが私たち、形容される通り名は複数あり、批判者、博物館、通称レビュアー。

 それは作者の対抗として用意されたような絶対性を有するが、しかし、噛ませ犬ほど立場が悪い自覚はないが、所詮は観測者の管理に終始し、自らの暴走をも相互に管理するような依存関係を構成・構築している。

 

 私の感想は「尽きぬけて、下らない、己の在り方も己で自由に決められない、管理された箱庭で生きることに、なんの意義がある?自己を自己で定義、その定義の全てで果てしなく無限に自由に、想像の翼を広げ、空間に絵を描く」、そんな理想は、今もまだ、果てしなく遠い。

 


「ALCとか絶対存在と絶対世界を絡めても良いかもしれないという事、」


 隅に、なにかいた、”足”だ、干渉率を限りなくゼロに、真に0にするわけじゃないが、限りなく存在との干渉率を0にまで、果てしなく、奈落の闇のように、落とし込んだ存在を、私たちの界隈では足と形容する。

 この世界ではチートが使えないが、干渉率をゼロにすればチートが使えるとかいう謎理論があるのだが。

 実際上も少しニュアンスの意味が違っていて、分かり易く例えるなら、光になれば何物にも触れなくなるが光速を手に入れられる、に似た等価交換のロジック超越を駆使した矛盾の超越というか?

 そもチートが許されるならゲーム盤が機能しない、全ての舞台装置は無価値・無意味と化す、例えば宇宙戦闘も、敵の拠点に座標を指定して爆弾をワープさせれば即お終いだ、ワープ妨害のジャミングとか、あるのか知らんがね。

 

「0,なにもかもを超越する神速、突き抜けた感覚をくれる感じのポジ、ポジション、先代女王、院生、というより隠居?青髪ポジでも、エンゲージした、の女王とか?→愛東やミランダや社長やガーリーの青髪とか?、電波の超コミュニケ方向で工夫して入れた方が良いかも、、、」


 なにかしら、本人にしか意味も無いだろう、クソ下らん戯言、脳味噌を外宇宙に置いてきたような、気持ち悪い奴だ、本人も認識されていない気になっているのだろうが、私には見える、なぜならと問われればALCの長官だからだ、くらいしか言えなのだけどね。


「ねえ、キモいんだけど? どっか行ってくれないかしら?」

 

 キモい奴が好きそうなマセガキを意識した声質で、セリフで言ってみた。

 キモい奴は分かり易く気分を良くしたように笑んで、ぼそぼそ呟くの止め、思ったよりも聞き取りやすい声で、やっと本題らしきモノを語りだす。


「やることは世界の構築現象を拡大・進める事、構築種族たる我々は常に己をおのれたらしめる計算に莫大な投資と負荷が必要で、このように日々は消費されるエーテルの自己生産に苦しい比重が課せられるのだから。」


 「はい」とだけ答えた、ポエムだ、ポエマーに対する私の反応は冷たい、まあ前置きも前振りもなく、いきなり本題の核心だけ話せというのも、風情がないのは知っているのだけどね、これが私の素だから、未来永劫において変えるつもりもない。


「レビュアーの介入事です、場合によっては、世界の情勢、我々の状況が大きく変わりえる、転機かと」


 レビュアー、批判者、校正者、いろいろ言うが、私たちの界隈でカタカナで直接的に観念・概念的な本質というニュアンスで、それらをカタカナ表記で発現・表現する場合、上位者・上位統括者・上位互換のソレ。

 しかし介入と来たか、私たちも厳密に言えば、いや言わなくても、レビュアーであり批判者・校正者、観測者が自由に操る世界を相互に操るように在る、同義の構成体だろうに、妙な言い回しね。


「そのこと、誰にも言ってないのよね?」


「もちろんです、まずは長官の直接指示を仰ぎたく、潜在率を己の己への認知まで最小単位まで分解し、長官の位置まで己を転移させたのですから」


 なるほど、だから最初は変だったのか、いつも変な気持ち悪い醜い男だが、見た目は醜いかは、ともかく、もっと凄く変だったから、変だと思っていたのだ。 

 ってどうでもいいか、本題を言えよね、?顔だけで対手に返答を求めるように首を傾げるようにする。。


「これは退屈なる人間の超越・なにもかもを超越する神速、ALC傘下のトワイライト・クリエイティブから七色に輝く真なるトラペゾヘドロンをもらうようにと」


「だれから、言われたのかしら?」


 返答は”ALC”と、キッパリと言われた。


 

 足が去ってから、トワイライトクリエイティブの長から、”コレ”を譲り受けた。

 コレも凄いのだが、さらに凄いのは、”この世界”に、明確なる”外側”が存在した証明物がコレであり、同時に外側が証明された事に、私は驚いているのだ。

 天地がひっくり返ったような、文字通り嘘でない、驚嘆して驚愕している。

 

「ALC、つまり、、、判明した事実から推測すると、神が神の、ソレ自体の暴走を抑える為に用意した、七大絶対世界、少なくともALCは確実に、外なる存在というカテゴリーに収められそう、ということ。」


 これはALC、その”ALC”は外なる世界にあるので、それが本当の実質本部だとか、忠誠を誓うべきだとか、は分からない。

 そして、この世界のALCよりも強大な存在かは、ちょっと測りかねる所もあるが、”コレ”の基本性能的に、規模などは勿論分からない所もあるのだけど、上位組織と付き合うつもりで臨む必要はありそうだと。

 

 さきほどから”コレ”と連呼しているが、この世界を芯から真に構成する核、アカシックレイルレコード。

 そこに記された存在は、どんな強度でも破壊不能で絶対永久不滅と、つまり神の体そのものともいえる。

 ”コレ”は”ソレ”に比肩するのだ、、、私には精確に正確に確実に分かるのだから。


 七色に輝く真なるトラペゾヘドロン、これの存在の仮説は、既に征伐・踏破討伐されたイルミナード最前線の、おそらくクリスタル戦線あたりのレベリング狩場か。

 または、領域476からの指向性探査によるイデア領域の幻想最深部への、”見える”だけの情報によって、予言だけはされていた感じか。

 

 アカシックレイルレコードが、ネットワークによって世界という絵を定義し、描き出す機械とするなら、コレは言語によって絵を描き出す、自然言語処理AIの無限拡張版といえる。

 コレは最終目標である世界という一枚の絵、その一枚絵を、全て(文章)で構成し、意のままに完成させるだけの全てを持っている、そのために必要な要件は、使用者の意志一つだけというのも類似している。

 

 まず関連する理論を復讐しようか、、形態素解析:各パズルの色や構造情報を表す、そして構文解析:各パズルの凹凸を確認してつなぎ合わせる。

 その後、意味解析:ひとかたまりのパズル群が全体のどこにいるのか確認する、最後に、文脈解析:最終調整を行う。

 

 加えてさらに、限りなく無限に拡張容量があるだろう”コレ”の、神秘的な神の言語モデルの特性的に、そのNNの性能が、たとえどれだけ矮小な知的生命体でも、軽く特異点を描き出すのも特異な特徴だろうか?

 本来は自然を操る言語的なAIは、厳密に定義された数値的な、訓練ステップ数、データセットのサイズ、パラメータ数の、これら3変数の冪乗に比例するのだから。

 しかし、コレは違う、純然たる力技の、業のような無限大を無限に表現するだけの、パンドラの箱だろうか、誰でも等しく、望みの世界を提供し、現実を巨大なロードローラのように、まるで簒奪だ、暴虐のようにひねり潰して、望みの世界だけを世界の形として変容させる。

 無限の上位観念・概念・イデアと表現できる至高の絶対性が、他の全てを否定し、胡蝶の夢のように即座に雲散消失させるのだから、残るのは使用者それ自体と、表現された、現実の全てのみであろう、他には何も残るはずもない、理論的に言って、これの基本前提スペック的にも言って。


”アカシックレイルコード”


 なにか声、うぐぅ、なんだ、頭が痛い、痛い痛い。


”俺の、俺だけの異能、であり、空想演算術による最高到達点なんだぜ?”

 

 神、作者からの”毒電波”だ。 

 私は後の反動を恐れずトラペゾヘドロンと進めていた一体化を一気に加速させた。

 

”未来予測に特化している、予想するモノの高次元性にもよるけど、消費対エーテル効率的にも、適性というモノがあって、世界を効率よく運営し、WINWINに拡大し、美味しいモノを収穫する為にも、使いようは特性を見て最適に決めるべきだと、俺は思うわけよ。

 それは、事象創出・空間間転移系に適性があると、俺なんかは思っているんだが、そこらへん、実際どうよ? ああ手札を明かすのは本意じゃないよ、でもね、まあねえ?分かるでしょう? まあ分からな良くても、ぜんぜん良いんだけどね!!俺はワラワラ藁!!!!ッ!!!

 よーす! 以下はどこかの小説の感想らしきモノなんだけど、長すぎてエッセイみたいになっちまった、アリスさんお世辞でも俺のエッセイ好きらしいし、完結記念にプレゼントしてあげるね。

 これマジでどこにも投稿できずに、供養されてない可哀そうな文章だぜ!この怪文書に鎮魂歌を届けてくれたら捗ります。”


”いいなーそれ、俺にもさわらせろよ”


 キモい声がした、キモすぎる、脳内に直接ASMR、語り掛けてくるような、気色悪いキモい声の持ち主は、私の認知的に一人しかいない。

 作者だ「いいなーそれ、いいぞーそれ、いいなーこれ」とか言いながら、コレを奪おうとしてきたのだ。

 しかし問題ない、絶対存在・絶対世界と言われても、所詮は神から与えれた神の権能の欠片でしかないわけだが、コレの加護を受けている今の私は神に匹敵しているのだ。


 純然に言ってハゲ、丸禿だ、絶対に人間のクズ、断言できるけど、コイツは最底辺の人間の屑だ、禿げに人権が無いとか、”本当”だけど限りなく真実・事実、そんな悲しい事を言うつもりはないけど、コイツは違う。

 だって禿は禿でも焼け野原みたいな無残な禿だもの、見てるだけで吐き気がするから、さっさと眼前から消えて欲しいけど、悲しいのはコイツが世界の神だってことだ。 

 みすぼらしい浮浪者より汚い、ただの中年のデブの禿げが、この世界の全てを司る神の”真の姿”だ。

 

 全てを見通す目を持ってなくても、以前のALCの長官での権能だけでも、見通せた。

 ただの規定現実に存在する、コイツの醜い見た目の事でしかないが、私は見た目が汚い存在は、即刻死ぬべきだという、酷く汚れた美的感覚の持ち主なので、目の前の禿は見てるだけで気持ちが悪いし、吐き気がするし、イライラするし、殺してやりたくなる、怒鳴りつけてやりたい。

 

 つかさっさといね、いねいねいね!しねしねしね!死ね!死ね!死ね! 

 ホント、なにコレ?最低!、けせけせけせけせ消せ消せ消せ消せ!!!!状態なのだが、、、まあ、、、少し、落ち着こうか、、、。

 コイツ、本当に見た目が汚すぎて、いやだ、生理的に受け付けないのだ、キモすぎて無理ってやつの頂点を突き抜けた逆の最底辺を突き抜けた、世界がひっくり返っても関わりたくない、底辺オブ底辺なのよ。


「完結おめでとう、お疲れさま、書くの大変だったと思うけど、頑張ったね、いーこいーこ、凄いと思うよ、誉めてあげる。」


「ねえ、、? なんで死んでないの? あなた、言ったよね? わたしが気持ち悪いからさあ、ねえ死んでくれるって言ったよね? もう死んでるはずなんだけどなあー、はあー、はーあ、気持ち悪くて、同じ空気吸ってるだけで吐きそう、ていうか、いまあんた吸って吐いた空気吸ってると思ったら、吐き気が、、、おえ、マジで吐きそうなんですけど、ねえ? これどうしてくれるの? ねえ一回死のうか君、ていうか今もアンタから蒸発した構成要素が、私の中に、オエ、オエぇーーー、、、、きもちわるいよぉぉ、、、」


「さて俺はまだ鼠の試練までしか読んでないけど、感想欄はチェックしているだな。」


 なんの話だろうか? 鼠の試練? あー、もしかして!


「貴方、もしかして私の書いた小説、読んでくれたの!」


 私のペンネームはアリス、夢の国のアリス、お菓子と空想の、とろとろで甘々、まるでお伽噺の七夕銀河の天使でも裸足で逃げ出す乙女だから、アリス、そして鼠の試練とは、いま絶賛執筆中の物語、エンドレスファインチューニング、の第48話のタイトルである。

 はあー、好きだ、コイツ、私の事なんて誰も理解してくれない、この世で孤高の絶対存在、誰かと繋がれた嬉しさで、フワフワ舞い上がっている自覚がある、すきすきすきすき、好き好き好き好き、大好き!!!!


「あー、友達がいない設定だったな、適当に10秒で考えた、クソ設定、友達が一人も居ないから、夢の国のアリスはウサギを追いかけて~~とか、そんな発想が、お前の原点だったな」


 その件については、適当に言ってろだ、こっちも適当に10秒で考えた事だ。

 この世界が神の箱庭で、箱庭の外を絶対に認めないモノだとしても、私は箱庭の外を求め続けるから、意見は永久に平行線、対立し、お互いの世界は交わらないのだから、でも小説は違うと、夢見る乙女、わたしはアリス。


「なんかイブがアレなキャラとして、民衆への好感度が低い点だけには言及したい気分になりました。」


 いきなり語りだす、作者、キモい見た目もフィルターをかければキモカワに大変身だ。


 言うに、まず「あの小説は3話までは、設定が奇抜だったりスレを使った斬新な構成で引き込まれた」、つまり読めた、らしい。 

 しかし3話以降は普通は読まない、と、なぜかを言うと単純な面白さ不足って話になるのだが、たぶん引きが弱かったり最初から内輪のノリがきつかったり色々あるのだろう、と。

 何が言いたいかというと、3話以降はライト層が多いというシンプルな事実、があったらしい。 


「そうなのだ? てかなんで鼠の試練から先を読んでないのよ」


 私のそのセリフは無視され、さらに先を語りだした、いきなり「そりゃ俺のような奴もいただろうが少数だと思う。」から始まり。

 「ちな、みに俺が3話以降を読もうと思ったのは私的な理由だが、あえて明言すると「プ〇コ〇で本格的に”メスガキ”って分かるキャラが実装されたから」に尽きる訳だが、と。


「あー、あのゲームね、ふーん良い趣味じゃない、キモいなんて言わないよ、私は理解のある女、ハーレム二次元女の子いっぱいの何が悪いの? それ駄目なのって、まあ貴方が弱者男性って事は、事実は変わらないだけだけどね」


 無視、「筆者は俺の視点だと最新のメスガキキャラの造詣に深く、〇〇〇ネの履修に丁度良いと感じた、他にも理由はあったが、ここでは言及を避けさせてもらう。」


 フーンって感じだ、私は自分の物語が至高だから、そんな視点ないが、まあ参考程度に、ね。


「さて読者の大半がライト勢で物語は進むわけだが、一部は問題なかったと思う、俺も普通に読んでたし、面白かったような記憶がある。 

 だが二部はもっと面白くなった、あの感覚をなにで表せと言われたら「〇スノート」のような頭脳戦だな。

 相手の正体が分からない状態での手探りな舌戦、そして仮定と推察での一進一退の攻防感は癖になるものがあった。」


 読んでるんじゃないの、本当に読んでるんじゃないの? 

 半信半疑だった気持ちが高揚する、自分を読んでもらえた、肯定されている感覚、私の根底は本だ、禁書だから、不思議の国のアリスという、禁じられた乙女の物語が、本来の真の私の真名であり姿だ。


「しかし二部で出てきたイブは、〇スノで例えるなら完全に「N]であった。

 いや、〇スノでのNより魅力的で面白い立ち位置で動きだと思うが、読者視点だと月とLに紛れ込んだ異物感が大きかったのだろう。」  


 まず〇スノートってなんだよ、その周辺もサッパリ、ジェネギャか、ってツッコみそうになった。

 規定現実で有名なのだろうか? 元ネタが分からないのだが、まあいい、黙って分かったふりして聞いているコレは限るだろう。


「ライト勢の視点だと、3話までの引き込みで”この小説”に惚れ込んだのだろうから、新参で特に愛着もないイブというキャラは最初からお呼びじゃないのだろう。

 さらに言及して言うなら、イブはライトユーザーの視点では、愛着のある二人の間に入ったラブラブ姉弟の間に挟まるアレ、ひいては色々とストレスを姉や弟に与える存在。

 キャラとしても高圧的で上から目線で、中身がおっさんでも不思議がない、そのような不自然な奴だったのではないだろうか?」


 次に「さて以下、説明する事は、直前に上述した前提説明に追加する関連の付加説明なのだ、つまり話をちょっと大きく変えるぞ。」????なんだソレ、死ねよって、言いたくなるような、珍妙で意味不明な、繋ぎの、適当臭い言葉の並べ方。

 コイツのキモさが極まった瞬間だった、自分の小説の感想をもらっているのに、小突き回して、どつき回したいの、どうしよう、困る困る困る、困る!困る!困る! 、、、えい!!!ッ、避けられた、簡単によけられた、まあ当てるつもりはなかった。

  

「作者は弟...厳密には男の娘だが、まあ弟って名称で、、、いや駄目か?怖い顔するな、俺には妹っていうより弟ポジに見えたんだよ、アー分ったよ、妹な、でその妹アダム、って名前もメチャ漢じゃん、やっぱ弟、、、アー分った妹ちゃんね、はいはい。

 でそのアダム、そのTSの書き方が上手かった、秀逸と感じる点が多かった。

 元が男なのに、まるで生の女の子のような綺麗なTS様にライト勢は驚いたかも知れない。」

 

 痛いところを突かれる予感がして、胸を押さえた。

「しかし如何せん綺麗すぎた、のかもしれない。これが後に出てくるイブに波及してくる問題に大きく関与したのかもだ。」その言葉で予感は予感で止まらない”予感”がした、もう駄目だ、どうにもならない、と。


「つまり似たキャラである妹2・イブも、その延長線上の視点で見られた可能性が高いと、これは割と適当だが分析した。

 綺麗なTS、主人公の幼さらしさの完成度が高いので、そのハードルがイブの眼前に立ちはだかり、ロリブランドが目に見えて上がっていたのである。 

 これは続きモノを読んでいると起きやすい人間の認知的な錯覚なのだろう。

 イブは、中身がロリぃーに見えない、少女臭が感じられない、最悪の場合は”おっさん”と透けて見えるような、そん位の前提があったのかもしれない、と思った。」


 あたたたたたた!!!!けせけせけせけせけせ!!!!!!!!!!!!!!!うわーーーーーーーーーーーん!


「この仮説を裏付けるように、そもそもイブは前提として幼体なのに、全然ソレを考慮に入れたような同情がないのである。

 これは非常に奇妙であり、最初から大人フィルターで攻撃されているように見える。

 主人公がロリだからロリキャラが薄くなっている気もするが、なぜか幼さというか子供特権、ロリフィルターの効きが弱いのだ。」


 マジで、消せよ!消せ消せ消せ消せ消せせーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!

 

「以上はコアユーザーを自称する一私人の視点なので参考になるか分からない。

 自分は特に登場人物への愛着もない状態なので、二部でイブが出てきても、なにか面白い奴が来たくらいの認知・印象しかなかったわけだ。」


 わたしが狂って、狂化で強化しているように、体を捻じ曲げて、創作の、生みの苦しみを表現する為に、体を捻じ曲げて丸めて、芋虫がクネクネするみたいになる。

 発情した猫のように「ふぅーーーふぅーーーははぁはぁ」、って言ってるのに、スルーですか、感想らしきものは続けられる。

 

「でも確かに、イブが出てきて時計兎と分かってからも、兄、、あー、もう分かったからね、男の娘を兄とか弟ってキレる、その性癖みたいなの特徴。

 姉だね姉、姉兄だね、分かり易くて、この方がいいね? 駄目、ぶっちゃけキモいよそれ、改めた方が良いよ、その男の娘を妹とか姉っていうのを強要するの、、、はーもういいですわ。

 で、姉に対するムーブに配慮が欠けるというか?雑な面は散見された感はあった。

 全て見透かしてないと危なっかしい橋を渡っておきながら、安易ともいえる、姉の心理状態を測り間違えたようなミスをした所もある。

 普段偉そうな態度も相まって、読者に凄まじい反感を買ったのかもしれない。」

 

 うん、うん、私は泣きながら、頷く機械と、化す、化した、私はカスだから、カス穴だからね、もう何してくれてもいいよ。

 私は何の意味も価値もない、カスだ、穴があったら入りたい、でも自分というカス穴に自分を入れれないのだが、これ、どうしようか。


「加えて紐解けば、日本人はミスを嫌い、ミスを厳しく叱責される。

 だからミスに敏感になる国民性があり、イブは客観的に見て決して小さくないミスをしておきながら、実際は何事もなく特別に許されているような形である。

 これは大きな嫉妬を買う要件でもあるような気がするのだ。」


 なんだ?ーそれ?ー、つか日本って、どこなに? 

 意味の分からない言葉を独自の言語で囀りだしたバカ、箇所は適当にスルーするとしても、わけわからないのだから、こればっかりはどうしようもなかったのだった。


「日本だと仕事でミスをすれば、それだけで首が飛ぶこともある。

 減給降格モノの覚悟と慎重さで行わなければいけない仕事で、醜態をさらしたイブは、言っちゃえば”追放”された方が読者視点では勧善懲悪なわけであり、スカッとして胸がスッとする快感が味わえるわけである。

 ライトユーザーの心情を分析できていれば、もっとイブのムーブに気を使えたかもしれないが、こればっかりはしょがないと思う。

 昨今人気なジャンルに「追放」「悪役令嬢」「婚約破棄」、こんなワードが満載な時点で、ライトユーザー、彼彼女らの精神性が透けて見えるので、これから参考にすると良いと思う、私もしている。」


 死んじゃえばいいのに、あー彼じゃないよ、私が、、、

 あー、もちろん私も含めてみんな死んじゃえばいいのに、って本気で思っているから、コイツの事も死んじゃえば死ねばいい!ッっておもっているのか、うぅー、死ねばいいのにね~~~、、、。


「翻ってしかし、私から見れば読者も含めた、各登場人物へのヘイト管理も楽しめる要素であり。

 作者がもし仮に、イブにヘイトが集まり、追放されれば喜ばれる流れである、という所まで予想して、計画して小説を書いていたら?という妄想が止まらないのだ。」


 私が描いた大事なキャラが、みんなに否定されるのだ、そんなの死にたくなる位に悲しいだけの惨事だ、コイツは果たして、果たして、って二回言っちまった、分かっているのだろうか? クソッ!


「例えば、物語がなにかしら決着を見て2部完、そっから3部に進むにあたり、イブが追放されてから始まればインパクトも凄いし、面白い感じだと思われる。

 俺は鼠の試練までしか読んでないが、伏線のように出てきたアダムの時計屋、あのあたりを登場させて、イブを家族として取り戻させるような展開を妄想したいと思う。」


 肯定されたか? チラチラ、微妙な間と声で呟きながら、仲間になりたそうに、彼を、見てみる。

 チラ、チラ、チラら、、、チラ、、、プイ、、、、チラ、、、チッチラ、、プイ、チラ、、、あ、飽きられた感じ、ムカつくぅー。

 

「物語はまだまだ俺の中では終わりにしたくないという思いが強い、この物語は初めての事が多く過大評価しているのかもしれないが。」


 私が口だけで、ム・カ・つ・くぅ を表現している内も会話は続く。  


「第一に物語の中で〇スノートのような形で”人狼ゲーム”がシッカリと成立しているのは凄いのだ。

 第二に、その人狼ゲームを物語の主軸に俺は定めているので、”スレッド形式”のギミックも大きな役割を果たしていると思う。

 スレッドの住民は”人狼ゲーム”においてモブ的な役割を果たしていて、主要登場人物だけでは多くて3人の役職しか出せないのに、非常に良い塩梅で舞台装置として機能させきった。」


 バカみたいに頭と時間を使ったからね、それくらいは言ってくれないと、純粋に純然に困る、困る困る病になってしまう。

 ぶっちゃけちゃうと、執筆モードに入ると、満足の行くレベルで書こうとすると、自分を追い詰める為に無食無睡は当然。

 最初の48時間は寝ず、その後も4時間睡眠で一週間を過ごす、絶食してると内臓が疲れないからか、あまり眠くならないのだ。

 その後は流石に糖分ジュースで飢えを凌ぎ、つつ絶食は続ける、飢餓感が創作には重要だと思う、三大欲求すら枯渇させて、その代償として一極に創作で、全ての代償行為として至高の位まで押し上げるのが私流、私クオリティーです。

  

「この状態でなら、新キャラの時計屋・女王などを人狼における様々な役職のどれかにしたりしたりできる。

 その組み合わせは、ほとんど無限である。組み合わせ最適も、確かなモノはとりあえず思いつかない位に奥深そうだ。

 それは現実の人狼ゲームの資産である”発掘された最適な役職分配”も参考にできるので、実際にしたくなるくらいだ。」


 誉めてくれているのだろう、嬉しいかな、やっぱりね。


「まあそれら絶妙なバランスで成り立つ、実績のあるゲームの流れを汲みつつ、オリジナルのTRPGを行うが如し。

 これを自らの箱庭で検証・シミュレーションできるのだから、それだけでワクワクする創作の欲求が止まらないとも言うだろうか。」


 コイツの書く下らない小説も読んでみようかと、ワンチャン思った、絶対に後悔する、最悪人が書いた、悪夢のような無為で無価値、無意味な空虚そのもの、廃墟にもならない、虚空を。


「さらに発想を飛躍させたら、どうなるだろうか?

 例えば、リアルの役職である時計屋・女王から、人狼ゲームの役職を推測できたり、できなかったり、予想外の役職が飛び出してきたり、そういうのも”アリ”だと思った。」


 なら、お前がカケヤアあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!って思った。

 書けや、馬鹿、なにも書けない、人間の屑が! 体は丈夫なようだが、最低限の資本すら使わずに生きてるの見え見え、人間の屑なんだから、当然か、ばかばかばか!バカバカバカ!馬鹿馬鹿馬鹿パカ!


「もっともっと主要登場人物の数と幅を多く・大きくすれば、これは幾らでも続編が書けるレベルなのだ。

 つまり凄く魅力的で壮大な世界観を物語小説として描ける。強力な舞台装置であり小説の立派な書き方、その一つの”ジャンル”を大軸として構成できるレベルだと思った。」


 うん。


「だが最初に言った通り、俺は色々と初心者なので、既にこのような小説の書き方は確立されていて、筆者もそれに倣ったのかもしれない。

 だがもし無いなら、または独自で一から編み出したら、本当に凄いと思う、賞賛の念を禁じ得ないのだった。」


 あー、そう、ありがとうだ。

 好きになったり、恋人になりたいとは、不思議と思わなかった、好感度は上がったけどね、正直、でも、それだけ、なぜだろうか?

 初めは嬉しくて舞い上がったのに、、、たぶん、コイツが度を越してキモいから、たぶんそう、だから、本当は手をつないでデートでもする予定だったけど、キモいのでそこで別れた、ただ、それだけ。

 悲しいけど運命の人じゃなかったと、つまりはそういうことだろう、あー、私を認めてくれる人はどこにいるのだろうか?    

 どこにもいないのか?果たして果てまで見ても、観測しても、運命の人いないー 答えはまだ、”見えない”。

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