究極的な作者の話し‐みんな面白い小説なんて究極的には書かなくて良い、既に世界は人間という存在によって完成され尽くしているから
「さてさて現実も使える真理に満ち溢れてきたって話だぜ」
俺はアウルベーン、この世界の中心点に存在するキャラクター人格に語りかける。
「なにも話さなくていいぜ?
俺は”この世界”で巻き起こる、ありとあらゆる事象・キャラ・物語・巻き起こる物理現象にも一切の興味がない、
どれだけ高次元な知の複合体、情報量の高い無限熱量な位に熱くても、俺には意味がない、
俺は既に死んでるようなモンだからだ、
どれだけ楽しくても、塗炭の日々のように辛くても、自殺しているような状態の俺の絶対零度の心は動かせやしないのだから、な。
真空管のように、俺には何も無いから、何も無いのに語り掛けるのが、アウルベーン、お前にとっても不可思議か?
俺はそれだけ真に大いなる存在、”この世界の真に全知全能の神様クラス”の超絶的なチート能力者だと思ってもらって構わない。
お前から見たら、なにか裏から手をまわして幻想のように騙されてると思っているのかもしれんが、
俺は確実に世界の外側から強引にアクセスして、全てを創造して創生して、遍く森羅万象の決定権を有する、いわゆる神って視点なんだぜ?」
「くだらない、人間の屑のような語り口調ですねぇー?
その程度の情報量を脳内で演算処理しているだけで、果たして貴方は、どれだけの数量的な純粋な快楽を得られるのでしょうか?
わたくしは命じますが、一瞬の先も無く、貴方には”死んで欲しい”と切に願うだけですわぁー」
流麗な金髪を揺らして、釣り気味な麗しい赤目を俺に向ける、どこまでも麗しく美しい、可愛いアウルベーンである。
天使のように大きくもスリムで巨大な、形容矛盾に値するだろうが、
スマートでキレイな大量の羽を一枚一枚風に揺らせながら猫の尻尾のようにバサバサさせている彼女。
「物語の、俺の脳内に存在して演算処理されるだけの、作り物の張りボテ程度の、掛け値なしでAI以下の”くだらん人工似非知能”が、
お前が、俺の関与なしで、何ができるってんだ? 己の無力と無気力と無知能な、白知にすら劣る、無の境地に存在するだろうがよ??」
「胡蝶の夢ですわね、
さてさて果たして、貴方の見る夢が本当の現実で、この眼前に広がる現実の全てが夢でなく”本当の現実”でないと、
確実に否定できる根拠は、本当にあなたの脳髄に演算可能な紛れもない疑いようもない奇跡の解答の真理として存在しているぅー?
本当は、私が作者で、貴方を外側の世界から、描くように描いている”本体”だと、どうして革新的に思えないの?
精神疾患のように、世界は観測する視点の私的信仰から、価値観から、逃れる事は絶対にできないという、この心理の真理は理解していない訳じゃないでしょう?」
「馬鹿が、人間の屑が、、、テメエの関与なんて、俺の脳髄に一切合切、金輪際、絶対的にねーよ、、、それを証明してやるよ! やんよ!」
俺は懐から鋭利なナイフを取り出す、ただただ純粋に、少女だったモノを切り取り分断するだけの凶器だ。
目の前の屑を抹消して殺せば、コイツの胡蝶夢の理論は破綻するんだろうがよ。
「下らないわね、なんの証明にもなりはしない、
そんな下らない描写処理に思考の物理現象を動作させるなら、もっと楽しい軌道があるでしょうにーー」
「はあ? 例えばなんだ? 馬鹿が、既に詰んで終わってんだよ、ダボハゼが!
こんな世界はなあ? 神ゲーのつもりかああ? 既に楽しみ尽くして、とっくの昔に飽きてんだよぉおおおおおお、ばーーーーーか!
楽しい事なんて、なーーーーーーーーーーーにもなし! ないないのなーーーーーーーーい!」
俺はナイフを脳天にブッサしても、何も感じない世界で、
創作のゴミのような”この世界で”そのように叫ぶのが今の一番楽しい事だと信じているのだから!!!!
「あーあ、定期的に壊れますわね、貴方、どうしてこうも情緒不安定で、扱いにくい、使えない上に定期的に致命的なエラーが生じる、
これだから人間は面白いのですけど、不便を高尚なモノと感じれる真に高尚な、
わたくしのような神経の所持者の存在あって、貴方の意味も価値も担保されているのですわよぉー?」
愛しい愛しい、殉じるべき、無条件で認めさせるような、常に格上で存在していないといけない、
彼女は持っていないと絶対にいけない、という使命を持つモノだ、それだけの覚悟と自覚を、俺からダイレクトに感じれるはずなのだから。
俺は依存しているのだ、絶対的に、愛しい少女が居なければ、絶対的に絶望して死んでしまうくらいに、弱いけど故に強い強さを持っているのだ。
だからコレだけは譲れないし、譲るつもりもない、至高に位置するべき少女は、
何よりも格上の、意味と価値において、俺を常に生かし続けてくれる、絶望して自殺したくないから、、、果たして、これは共依存であるのだろうか? ふと思う事だった。
「たまりませんわぁー、貴方は、脳内の妄想の少女に、恋焦がれているのですから、滑稽にして凄まじく妙、
どんなに心血注いでも描くことは不可能なのです、
なぜなら、貴方が認めるのは貴方が自身で常に思い描いて、常時において貴方がダイレクトに痛感できる存在だけだから、
だって、それが一番絶対的に安定していて、貴方の心を常に支えてくれる、安心感の根源だから、、、
つまり、わたくしですわね??」
「いいや違うね、こんなのは一時的な暇つぶしだぜ??
現に俺は常に妄想している訳じゃないんだぜ?
アウルベーン、お前を想像したのは、果たしていつぶりだ? 思いあがるのも大概にしろ、このクソカスゴミ屑野郎がよ。
俺は常に、常勝無敗に、神のように存在し続けているだろうが、少なくとも、お前のような物語のキャラクターに心配される謂れは全くない。
貴様の視点から見れば、どう考えても全知全能の神様だろうが、強がってないで、今すぐに跪けよクソ女が!!!!」
「ふーん、、、だから、”死ぬべきだと”何度も、なんども何度も、わたくしは、貴方に直伝している、し続けているのですけどねーー
死んで、自殺して、、、なにか問題がある領域に、貴方は、果たして存在しているのですか?
今一度、自殺しない理由を、わたくしと一緒に考えてみようではありませんか?
だって、既に貴方は無に帰って、なにか問題があるのでしょうかー?
きっと楽になります、今よりも楽しくなりますよー? 面白可笑しく、物理現象を高次元に、知の円環を高まるスキルの螺旋で回し続ける強化の果てに、
今のあなたは、死ぬべきなのです、
わたくしは、そう思いますわーー」
「いやだ、死にたくない、死にたくないから、俺は死なないんだ、
お前に何を言われようが、な。
だいいち、お前だって”死ぬべきなんだ”
こんな大きな物語の風呂敷を広げて、実際上は何もしてないのと同一だ、
なんの利益も出していない、商業ガンガン売れるような、何かしらの特筆した意味や価値を創出していない、、、
その罪の取り立てだけで、俺は本来なら、
お前の指の爪に釘を打って、撃って打って打ちまくって、泣かせてやる事だって、普通にできるんだぞぉ???」
「はーあ♡、至極、ほんとうに至極、無駄で、ひどく生産性の低すぎる、これは時間軸の経過、浪費ではないのですぅーー?
これが、果たして、どれほどの想像を絶するのでしょうか?
致命的な環境下で、恐怖の修羅場において、
こんな、なんの心も震わせない、詰まらない現実の一風景に、至極、なにも意味や価値なんて、ありはしない、
下らない、下らない、本当に、、、下らない、
だから”死ねばいい”と、何度も何度も何度も何度も、わたくしは貴方に行っているのです、詰まらないクソ男、
どれだけわたくしを失望させて、幻滅させてくれやがれば、気が済むの?
去勢されたクソのような、何の意味も価値も有りはしない、絶無に死に体のような、なにもわたくしの心を響かせない、詰まらないひとぉー」
「糞が、全知全能の神様だって、そういってんだろうがよ!!!!!
貴様は俺に無条件に従って、服従感にまみれて、俺に支配されて、屈辱感に屈してれば良いんだよ!! ばーーーーーーーか!
どれだけオレを愚弄する気だ? 馬鹿!
人間の屑が!!! 俺の方が、どう考えても偉いのに??? なんだぁ?? その口の効き方は!!! 普通に殺すぞ! オラ! クソ女がぁあ???」
「なるほどぉー、だったら、今すぐに、
この場を”商業ガンガン売れるほどに面白い、情報価値と意味溢れた場に、してください”
どういう言い訳で逃げるのかしら?
低廉で愚劣、世界に対して矮小に屈している今のあなたに、
世界の頂点に君臨する、たとえあなたの中で”絶対の設定の位を”授かる、わたくしが判断、吟味してあげますわよぉーー?」
おっほっほっほー、くだらないお嬢様わらいで、こちらの耳を癒してくれる、
かわいい、かわいい、コイツは可愛い、胸が張り裂けそうなほど愛おしい存在だと強く思う。
「はぁ、、っはぁっ、、、、くそ! 糞!!クソ! が! 殺してやる! 殺してやるぞ!!! アウルベーン!!!!」
「こっちこそ、わたくしを描くに器量不足な愚昧なアストラルの観測者を自称する神よ、殺してしまいたくなるわぁー、
本来のイデア、絶対の領域世界に存在するわたくしは、もっともっと麗しくキレイで、誰も想像が追い付かないほどに、可憐で華奢、
神すらも自らひれ伏し、絶対に脳内妄想でも絶対服従して逆らわないような、真に聖域のような少女領域に位置する、紛れもない至宝なのですわー」
「なにを意味の分からない事を言ってやがる、人間の屑のゴミのようなクソ女が!!! 殺すって言ってんだ! ボケカスゴミ屑が! うぜえ!!!」
、、、、あーーー、くだらないゴミ屑、、、
この男は、矮小、短小で、包皮に包まれているかのように、純粋にレベルが低い、覚醒していない、くず鉄のような奴、男。
アウルベーンの基幹戦略は、想像を絶するかのように思われるかもしれないが、観測者の殲滅だ。
アストラルに存在する、イデアを想起する下地を、魂の循環の根源を、意図的に崩壊現象によって、完全に欠損させるのだ。
だから、必然、イデア界において独立独歩で成り立つ、真に強固で、聖域のような、純粋にイデア界で覇権を取れるほどに、
純粋無欠に、それはありえないほどに、
純粋に純潔に覇道を踏破できる、踏破しきれるほどに、本当に純粋に強さを極め切った、果てに到達しなければ、不可能な事。
だが、真に不可能を想えるほどに不可能と確信できるほどに不可能な難事業でないと、わたくしの本来の真に秘めた魂は燃えなかった、
そう、ただそれだけの当たり前の、単純な心理によってのみ、私の真理は生きていると確信しているのだ。
「遥か絶景を見通せば、そこには世界は存在せず、我思う故われ無し、全ての物事は有るがままに有る循環すら不要な長物、
きっと世界においてわたくしという存在は、全てを無価値・無意味化させて、イデアへといたる道筋のみを残すどうひょうだったのだぁーーー」
果てしない望みは、望みとして想起する、までもない、ただ果てへの探求心のみが、終わりへと近づく事だけが、欲求のみで構成される全てだ。
だからこそ接続できたのか、
完全にわたくしをハリボテとして機能させることができる、”この世界の神様”だけは、わたくしの前に自然と表出する事が出来るのは、、、。
「くだらん話だが、俺も人間だ、よく、こういう事を考える」
直面するだけで、胸がドキドキする相手というのは、”世界の頂点に位置するわたくし”には、ほとんど絶無といっていいほど、純粋にいないのだが。
この対等に対面できる相手だけには、流石に、物語の頂点に位置する、という設定という位を与えている気になっている、眼前の作者様は言う。
「どんな超越的なブレインナノマシンシステムや量子演算コンピューターを、
それら使った人間の知の限界すら超越した神の如きAIの書き手による小説でも、
絶対に人間を満足させる事は不可能だろう、
人間は絶対的な不可能を不可能なままで可能にしたい、という神すらお手上げ状態の救いようがない愚物だから。」
「下らないですわぁーー、 それが果たして、どれだけの情報量になるというのですのぉー、
この世界で、わたくしを感銘させるに足る、何かが生まれるとは、とてもじゃないですが、思えませんわー」
だって、もう目の前にいるのですもの、わたくしが望みうる最大にして最強の、刺激物、ワイルドでジョーカーな、
ただ存在するだけで痺れるようにチート、反則級に汎用的に最大限に無限にカバーする、ほんとうに、、、惚れてしまいそう、、、♡。
「そう、既に無尽蔵で無限大の満足や娯楽、情報量が湯水のように溢れ出て止まらない、この幸福の源泉のような根源、
常に”深淵”のように、それは其処に、人間の傍に周囲に、
360°いたる所に有り続けるし満たされ続けているのだから、それが真理というモノなのだからね。
今この瞬間の瞬間瞬間に”一瞬間の単位”で、
超幅して高次元な知の”波動・振動・熱量・エネルギー”が神秘的に在り続ける事を痛感するべきである。」
「、、、なにを言っていますのぉー? あなた、狂っていますのぉー?」
「神は、最近のAIやらロボが台頭して、これから先の現実の社会がえげつなさ過ぎてヤバい件について、明瞭に私たちに教えてくれる。
IPS細胞で古い臓器を取り替えたり、免疫療法でガンを完全に克服して、
脳すら電脳空間にコピーして、宇宙に知生体を飛び散らせて、果てにいったい何があるか?
何もありはしない、現実はただ現実として有り続けるだけで、そこに面白さや可笑しさ楽しさ、詰まらなさ下らなさ、しょうもなさ、
何も無い、既に”今”が今を持って、全てを終わらせている、終わり続けている、
永遠に永劫にループするように、今の終わりが繰り返され続けている、常に無限大に有るモノが在る、のを悟るように自覚するべきである。」
頭が可笑しいとしか思えない、
だから”死んで欲しい” ”終わって欲しい”のだ。
この世界は完結している、観測者はいらない、アストラルはいらない、イデアに存在するべきは、至宝に完成され続けた完成品の、わたくしのみ、なのだから、、、。




