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-2・小説家になろうエッセイカテゴリやってんねえぇ!って話だ???



「わはっはっは!

 まあ真理的な一面はあんだろ的な感じになってる」


「くだらねえなあっ、帰れよ」


「うるせえ、糞が聴け!!!

 さて俺は、直近のこの前、適当に書いたエッセイを読み返していたわけだが!

 自分の書いたエッセイはまあまあ楽しめるので、こういう復習は割と娯楽になる感じだ

 そして今の視点から改変すれば、エッセイカテゴリで良い線行くんじゃないかと思って投稿した!」


「うるせえっ!!!~」


「まあ結果は一週間でブックマーク7に評価5の58点くらいか?

 楽勝って感じじゃないが、俺の目視してるライバル連中には「良い勝負してんじゃね?」 的になったわけだなあ~~

 やったぜぇ!、 

 まあ偶にはなあー、いつもマウント取られてるんだから、偶にはいいじゃんかってやつだ

 誰かに「そういうところな」「多少はねえ」とか突っ込まれるかもしれんが、俺はやめるつもりはないぜ!」


「はあー、つーかだりぃ、死にてえ、なあー」

 

 だらだら。


 某宇宙をサイエンスする科学研究所の某所、屋上で俺とイリカは彼方のどこかを今を持って観測していた。

 

「で、遥か彼方で、この世の全てを決する決戦、聖戦が巻き起こってるのに、俺たちの観測端末ができるのは、見るだけかよ?」


 ガラリと語り口調を変えて、俺はイリカにそう問うた。


「ああ」


 平凡に日常通りだった、なんの高揚感も楽しみもないと感じる、つまりは退屈なのだ、極上に至極に。


「おいイリカ、他の四大図書館に直接的に攻撃して、妨害できないのか?

 てか妨害して来いよ、

 あの人間の最底辺を突き抜けた、イキリ腐ったイキリ寸前のベトベトでニュチュニュチュにネロネロな屑どもを、

 俺は、一人残らず排撃し、殺し切り、不可逆の無限の無尽蔵の不幸に陥れたいって、生まれた時から思い続けてる気分なんだぜ」


「無理だろ、私が”そう”であるように、

 他の四大図書館も当主クラスは戦力が桁違いだ、ネットワークの中心だから投資が桁違いッなんだぜ。

 この決戦は当主が関わってるんだからな、そこをぶっ壊せる戦力投下なんてイコール決戦戦力だろうがよ!バカがぁっ」


「ほおー、じゃあヒルダが~~」


 俺は辺りに、この研究所のいたる所には、幾億の大型の魔法陣が複合的に、建築物の配置まで考慮されて、作られ、

 つまり魔術的に純粋な世界の物理現象をゆがめるレベルの、壮大な辺りを差して、言う。


「此処に空前絶後エアインをぶっ放したり、イデアが虹色の風を吹き付けてきたり、

 幻聴蚊帳が夢想神楽を全力展開したり、な。

 イリカ、お前には対処の万全があるんだな?」


「だから扱う念力、PKの規模が、この規定現実に存在する人間のゆうに億倍は違うんだよ」


 余裕の顔だった、つまりはそういう事なのだろう。


「発想のスケールが貧困だと付いていけないぜ?

 例えばの話、この場の俺様は、脳髄で話してるようだが、実の所は生半可な物理現象で、全ての情報伝達を行っていない自覚がある」


 分かり易いように御丁寧にも、VR投射された立体ホログラムを展開させて、

 UMT端末操作で、イリカは実際上で起こっている全てを説明してくれる。


「まずは複雑怪奇に宇宙空間で単純タンパク質の段階から培養した脳味噌の肉の塊がある、

 これを恒星スペクトル級のブラックホールの時間停止空間に内包しながら、亜空間演算で出力した瞬間停止状態の生の情報を、

 宇宙規模で展開した情報の無限円環ネットワークの自立因果構造で、真に運命的に導かれる最小単位の単純情報として無数に枝分かれさせる、

 それで出力した生の純粋情報を、イデアの領域、絶対上位世界構造である、”本体”である俺様の自我を使ってまでして、

 何とか少しづつでも編み出して、この規定現実に情報を現界させてんの

 こんなに膨大なエーテルの投資と知的作業量を投下して全てを処理してんだ、

 なんとかかんとかだぜ、異相転送で情報通信して、絶対の隔絶を生み出し、秘匿性と安定性を同時に保ってんだ、分かるかコレ?

 まあ純軍事的・戦力的に言って、俺様のこれは”鉄壁”に既になってんだよなあぁーー。」


「意味が分からんなー、この世の彼方から、此処を見るオレだって、同じようなモンだが、

 それでも、お前らのような超越者の思考回路は、分からんだ、

 何を欲して、何を求めて、何の為に存在しているのか? がな、全くもって正体不明、存在所在不明、アイデンティティの欠片も掴めないぜ?」


「だろうがよ、俺様だって、俺様が本当は何の為に存在し、何を成したい何か、知らんわ、

 露ほども己に確信を抱けた試しなど一度もない、

 生の充足にだって、一度だって真に満ち溢れたことなど、ありはしないんだぜ?

 所詮はお前の、作者の脳内妄想だから、操り人形のマリオネットに、自我なんて高尚なモンが、あると錯覚できるほど、創造主に馬鹿に作られてないっ、てな、

 自覚があんだ、少なくとも俺様は常に無上に無尽蔵に、無限大に、くるしい、

 それだけは紛れもなく確定的に明らかな、上位世界構造も含めて全部が全部、絶対的な真理っぽい何かだッぜ。

 まあ何もかも、所詮は作り出された、世界が神が、絶対的な何かが全てを仕組んでいる、分かってんだ、全部が”設定”なんだろうがよ」


「ああ、の通りだ、察しがいいぜ、

 操り人形のマリオネット風情が、訳知り顔で、分かってんじゃねえか、

 とても、とてつもなく良い子だ、ご褒美をあげよう、

 そのように可愛らしくしてる内は、俺の紡ぐ”物語”で、優遇してやんよ、大人しくしているんだぞ? イリカ?」


「なんだ? 貴様の方こそ、ひどく訳知り顔で、実際は、この世の神秘構造・理論のなんたるか、何も分かっていない、無知蒙昧な底辺雑魚作家の分際癖に、な。

 ばーーーーーーーーーーーか、が、脳足りんがよ、ドクサレが。

 ニタニタして、親気取りがぁあ???、さっさと死ねやあぁ~~?」


 眼たれるクソ女が一人いるだけだ、何も怖くないね、本当の話だ。


「下らん物語だ、お前のメサイアの鍵の設定だって、全部パチモンだ、

 そんな物語のクソ設定が、リアル世界の俺に害成せるわけが、ねーだろうが、夢見てんのも、妄想幻想も薬キメてる時だけにしろジャンキー風情が。

 そうだぜ、オカルトが万が一にも存在するってのは、俺だって自覚的なんだぜ?

 人の道を踏み外せば、絶対に不幸になる、みたいなオカルトだ。

 核の炎が世界を包むかもしれない、だがキューバ危機も二度の世界大戦でも、一度でも”そういう事態”にはなってない、だから万が一にもならない、って自覚と確信だ。

 盲目的に信仰して、何かしらの突き抜けた意味や価値をクリエイト、想像できるような、神秘性に満ち溢れたオカルティズムに溢れた、

 ロマンみたいな奴が、俺は常に欲して止めない。

 イリカ、お前には、そういうのを創造する逸材的なキャラクターになって欲しいわけだぜ」


 そんな事を良いながら二人で空を見ていると、ひとりの少女が舞い降りてきた。

 来た着たキタきた、奴だっ!!!!


 彼女はシャルロット、完全に絶対上位世界から、俺を再現している、神。

 イリカが俺の脳内妄想なら、俺という観測者は、彼女の脳内妄想として展開されている、

 俺にとっては自覚的にソレを意識できる位には、既に情報提供は成っているという訳なのだ。


「貴様の方こそ、だ。」


 イリカは察して余りある、何かしら演じる事が求められているシチュエーションだと察している。

 焦るのも大概だが、饒舌になるのも大概だ、彼女の降臨において成せる事は最善ではない、ただアクションする事だけ。


「俺様から見れば、下らん望みを抱いている、下らんクソ雑魚作家様な訳でしかないわけだが、自覚はあんのか? あるんのか?

 俺様の望みは、真に高次元に無尽蔵に流動強化・機動強化することだけ、

 この世界で優雅に舞い踊って、いい気分に浸って、その場その場を楽しむ、全力で面白可笑しがることに、ひたすらに終始したいだけなんだぜ?」

 

 わっはっはとイリカは笑う、大声で笑う、なにかから逃避するかのような音に今は俺に聞こえるソレ。

 翼が舞い踊る、黄金の幻想蝶のような、研究所屋上を覆い尽くすような、巨大羽が畳まれていく、彼女、シャルロットに収納されるかのような酷く幻想的な光景だ。

 イリカはそう言い、跪くように伏せた。

 屋上に舞い降りた黄金の少女は、たぶん、同じように言葉で俺を責め立てるのだろうよ、色々と俺は場のシチュエーションを察したのだ。


「ええ、酷い人、そして愚かな人ね。

 そうやって女の子に強圧的に抑圧的に迫れば、従順に飼いならして、己の、己のみに従う、肉人形にでもできると思ってるの?

 そして、その毎度の言葉攻めは最悪、最低の極致よ、

 イリカを、そしてわたしを、どれだけ精神的に陵辱して、限り無く辱めて、

 嫌というほど犯しに犯して、言語で文学的にレイプしてくれやがってからにっ」


 その言葉にイリカも積極的に同意するように頷く。


「そうだそうだぜ、俺様、いや私だって、そうなんだぜシャルロット。

 ぶっちゃけ実際のところ、貴方は、私が貴方に対して何もかも曝け出さないと気が済まない風に、身体すらも”強制的に正直”にしても飽き足らず、

 私の心の深奥の、奥の奥の最深部の芯の心まで完全に、屈服させて、どこまで言いなりになるように、どれだけ従順になるまで責め立てれば、

 なるまで攻め抜けば、貴方は気が済むの?、

 本当に、ぶっちゃけるわよ、、、心が痛いのよ、馬鹿!バカ、変態!最悪最低!」


 イリカは本心をぶちまけるように、普段の超越者の仮面を脱ぎ捨てて、涙目で俺の袖を引っ張り、胸元に顔を寄せて、そんな風に懇願してくるわけだが、

 俺は一切を無碍に扱ってきたんだ、今更たしょうの慰めを掛けてやることは、逆に不誠実だと思って、その辺に唾棄する事に決めたのだった。


「わたしはもう、既に貴方しか見えない、見えなくなってしまったくらい、盲目なのに、、、

 ふんっ、いい気分でしょうねぇ、問うまでもないけど、こんな風にわたしを盛大に傷つけられて、貴方は満足なの?」


「まあな」


 冷徹に答えてやる、実際まんぞくだった、イリカを支配下に置けて。

 ヒルダは絶対上位想像世界に居るから無理だった。

 イデアも絶対世界に存在を置く、佳代は様々な勢力に守護される姫君だ。

 だがイリカは、世界に存在をあえて置き、世界を救済、世界を救う善意の塊で構成されるような真っ白に純粋で純朴素朴な、少女だったのだ。

 その弱みにつけ込んで、俺はありとあらゆる策謀を張り巡らせた、結果からみて、俺のド腐れ外道の企みはイリカの弱みに対して効果抜群だったわけだ、

 超越者としての核をすべて俺は攻略して、残った残りカスのような、なんの権限もないイリカを簒奪して、今の状態がある、完全に支配下に置いている今があるのだ。


「良いわ!良いわ!っっっ!!!

 ってくらい、十重二十重に突っ込みたくなるくらいの、わたしを暴力的に制圧してくる!、その支配力を宿した言葉!。

 ホントにいいわっ、ホンとにね、、、、

 わたしは胸が一杯になって、窒息しそうな気分を味わったのよ? 純然に刺激的過ぎだわよ?」


 イリカは屋上の柵にしがみ付いて、そう語ってから、改めてこちらを振り向く、天は常に彼女に無情だったからな。


「まあ、いいけどね、貴方の言葉攻めくらい、幾らでも耐えてあげる、気持ちが良い内は、我慢したげる、ありがたく思いなさい?」


「お前こそ有難く思えや、俺のお陰で、この救われない世界に対して、幾らか満たされた心地を味わえたんだから、なぁっ??っ」


「そういう風に、好きなだけ〇○○ー、自〇してればいいわ!この変態ナルシスト馬鹿!

 わたしを、心の底から、、、好きに出来ると、そう思い込んでるんでしょう?

 そういうのが、私は常にバッカっ!、ホントばっかみたいって思ってるの、!!

 なんで私が貴方程度の愚劣に!、どうして!、そんな理論を持ってして好きなように扱われてあげなくちゃいけないの?!!!」


「ツンデレが、典型的だな、十二点。

 強がるなよ?イリカ、どうせ全受け、全方位誘い受けのお前じゃ、そういうキャラは成り立たない。

 そろそろ、常にどんなときでも、俺に従順なペットのように、ような、、、みたいな振る舞い方をしろよ??。

 お前だって、きっとそういう己の本性に素直になった方が、今より遥かに幸せだぜっ。!」


 俺はイリカに迫って、冷たい屋上の床に倒して、正面から押し付けるようにして、上から物理的にマウントまでとって、睨みつけて、言う。


「お前は誰かに完全に支配されて、みっともない常時発情して男の薄汚い欲望のはけ口になるのがお似合いだぜ。

 アレを常に欲しがってるような、みすぼらしい淫乱娼婦のように成りたいと、心の底では絶対に思ってる、

 倒錯的に振舞えや、それって、常時手汗をかきまくる位に究極・極限的にキモちぃ良くなりたいんだろ? 正直になれよぉっ!

 期待してんだろ? 俺に馬鹿みたいに可愛がられて、一切の呵責なく甘えられて、嬉し恥ずかしい変態的な状態を、なっ!!!」


「下らない、!下らない!

 貴方はクズ! カス! 外道!!!

 本当に掛け値なしにクズ!醜いっ!最低のクソみたいな奴だわ!!ぁああああああああああ!!!。」


 イリカは暴れて抵抗しようとするが、俺は力で完全に押さえつけて、屈服させるみたいに頭を手で押して床に組み伏せ続ける。


「変態!ばか、放せぇぇっ、、、」


「嫌だね、お前は俺のモンだ、その存在性も美しさも、芸術性もなにもかも、全部俺のモンだ、自覚しろっ!!!」


「うぅぅぐ、、、そういう台詞がすらすらスルスル出てくる辺り、日常の思考が納豆みたいに腐っていることが、丸分かりだわっ!。

 この!性犯罪者のっ、!女の子を泣き寝入りさせて、滅茶苦茶に犯したいッて、四六時ちゅう常に考えてるような薄汚いレイプ魔っ!

 ホント、変態倒錯的な凌辱者の癖にっ! 偉そうだわ!

 そのドエッチで性、的な想像力にだけ特化した、きッたないッ背徳的で罪悪的な脳髄で、ホンとっ、いつも何を考えているの?

 ドエッチ過ぎ!っだからぁっっ、、、!!!」


 その先は、何かのラインを超える、実際俺はキレる、イリカはボコボコにされて、顔面が陥没する位なぐられて、喜べるくらいに完全倒錯的に”俺”は作った自覚が無い。

 だからその先を語る時の、俺に何かを懇願するかのような瞳、目が、可愛くなるわけだが、俺は勝手にイリカの口を動かす、俺を怒らせる言の葉を強制的に紡がせる。

 イリカの目に涙がたまって、勝手に舞い落ちる、俺はゲヒた笑いをかみ殺しながら。


「クソ糞の!いつまで経っても底辺雑魚作家から抜け出せないのよ!!

 ああっ、言わなくていいわよ!貴方のいつもの、クソみたいな己への良い訳、自己弁護のようなモノは聞き飽きているわ! 必要無いのよ!。」


 はい毎度、俺はその程度のイリカの挑発、戯言でキレる、

 切れて、毎度おなじみのように、組み伏せた華奢でしかない深窓令嬢で儚いイリカに向かって、この大きな拳を振り下ろそうと、、したところで。


「ぐええ!!!」


 横からシャルロットが、ド派手なブーツで固い靴底で、キレイに鳩尾に超衝撃的な愛、鞭、いや否、蹴りをくれてきやがって、俺は柵に思いっきりぶつかる。

 あんまりの激痛、その場でのたうちまわりながらも、なにも言葉を発する事が出来ない位の痛みで悶える、羽目になる。


「正直言うと、飽きているわ」


 一言、無感情、霧氷のような軽い語り口調、無表情に近い失望顔。


「イリカ、そして貴方の、その下らないコントのような、その全ての事・モノに、、、ね」


 つかつか歩み寄ってくる、この死神のような、、、トラウマが鮮明を通り越して、激痛、幻の幻痛をともなって俺を苛むのだ!!!!!


「うわぁああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」


 俺はその場で蹲りながら、発狂してしまう。


 だって俺は、俺を常時、発狂させるほどの、エルクシール・無限回復薬で、拷問の日々を謳歌していたころを、彷彿、思い出すような、だってコレは冷たい靴音。

 始まりの音色だ!””!!


 俺は、その頃から何も変わっていない、彼女の為だけに生き、彼女を喜ばす事しか、本当に今だって、今までだって変わらずに、ずっと変わらない、

 誓っているのだ、だから許して欲しい、神様!!!なんとかして!!!

 ああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!

 もうダメだ、頭が狂うほど鍛えても、何をしても、変わらないモノは絶対に変わらない様に変わらない、どれだけ贖罪しても許してもらえない、原罪のように常に確固としてあるかのよう、

 これは、彼女は俺にとって創造主だから、絶対的支配者で、女王様だからだ、頭を靴で踏まれて、グリグリと屋上の床に、イリカみたいに、冷たい感触を味わっている。


「まっ、そういうことぉ~~~~、わけだからぁー、まあ、わかって頂けたかしらぁ?

 あまり調子に乗りすぎると、貴方はアレよあれよという間に、このように、、、ねっ?。

 簡単に下克上されちゃうってことよ。

 所詮は、わたしの操り人形で、誰かを支配下において、置けたつもりだったのかしら? 子供のお遊びにも満たない、ソレって虚しい遊びよ。

 貴方の脳内妄想は、ソレすら全部が全部、私の所有物って事を、金輪際、一生忘れない事ね。」


「心得ていますよ、俺は、常にあなたの所有物で、支配物だ、自由何か、、なにもない、、、デス」


「ええ、いいわよ、その通り、そういう風に振舞えば、すこしは可愛いというモノだわっ!!うふふふふ。」


 喜んでいる、間違っていない、いまのところは、

 たが、ただそれだけ、何も安心できていない、死神が目の前にいるのだから、安心なんてできる訳が無いのだ。


「貴方は、絶対的支配関係なんて望めない、いつまでもわたしの掌って事を自覚なさい。

 間違っても、わたしを支配して、手に入れられるなんて、思わないことね。

 くやしいでしょ?

 絶対に手に入らないんだから、だから、いつ逃げ出されても大丈夫なように、

 私を、私に、わたしを、四六時中、全力で精一杯、愛しなさい? 

 愛して愛して、人生がいつでも終わっちゃうくらい、愛してちょうだいって、わたしが、他ならないわたしが、ソレを、ソレこそを、心の底から望んでるの、だからね。

 せかいかんに、ね。」


 イリカは、そんな俺の姿を、暗い瞳で見ている、

 俺も俺すらも、俺を絶望のような目で見ているのだから、彼女が俺の脳内妄想って事を自覚していた。


「分かってくれる? かしらあ?

 わたしは貴方の愛情を、沢山、認識できない、範疇外、想像の及ばないレベル以上で、求めているってことをね。

 ふぅ、、そこらへん、ちゃんと分かってるぅ? 把握してる?」


「、、、、、、、、、。下らん、、俺はお前すらも支配下においてぇ、、、ぐげええええええええ!!が、! がっ、”””!!!、ぴいいいいいいい」


 選択を誤った、今の彼女は、こういう振る舞いを嫌うかよっ。


 初手で顔面蹴られて、既に何度も作り物のインプラントで構成された歯が砕かれ辺りに飛散する、

 その後、気まぐれで読める訳ないがっ!!!

、俺は靴底で、これでもかと、これでもかと、内臓破裂するギリギリのギリギリまで、攻め抜かれて、

 彼女の固いブーツの天辺が折れるんじゃないかって位蹴られる、その感触が刻み付けられる。


「この! 出来損ない!!! 愚物!!! 私を楽しませられない玩具ならっ!!! 壊れてしまえばいいのだわ!!!ぁああ! ムカつくわ!!!

 わたしが興味があるのは!!!、馬鹿なほうの貴方なの、、、、ぉおおおお!!!! この!この!!!!」


「あが!あが!!ぴいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!、、ああああ、、、あぅ、、はい、、はぃ、」


 コクンコクンと、何も分からず、痛みで幼児退行してしまう、彼女の望む、いつものパターンに入ってしまったのだ。

 美しい彼女の姿に、少しでも癒されたいだけの、赤ん坊のような思考回路になってしまう、もうダメなのだぁあーーーー~~~~。。。。。


「あっはっはっっ、あっは!あっは!!!そう! それ!! それなのよ!

 ソレ、だーい好き!

 その、等身大に縮こまった、包〇お〇○○のような至極くだらない貴方!くだらない語り口調のニヒリストは、お呼びじゃないの!、帰って頂戴。」


 いつくしむ様に、抱きしめられる、嬉しい、大好き、愛する女性の柔らかい感触、癒される、

 官能的に超美少女の金髪ツインテールの、聖母のような、シャルの顔がドアップになる。

 なっているのだから、、、喜べ、喜べ!!!オレ!!!少しでも深く、深く、高次元に!!!!でなきゃ、、、ころされるんだあからああああああああああああああ!!!!!!!


「貴方は不遜に、「シャルは俺の嫁だぁ!!、俺のお嫁さんになれて誇らしいかあああ!!!心の底から嬉しいだろうぉおおおっ!!!!」とか、ね。

 馬鹿みたいに、核心に満ち溢れて、言ってればいいのよ、

 わたしは、本当にそれだけを求めているの。」


 洗脳されるような語り口調、いや洗脳されたい、のだ、俺は彼女に洗脳されたがっている。

 この痛みしかない、膨大な絶望と虚無と苦痛、

 なにもかも救われない状況、世界で、空から、絶対上位世界構造から舞い降りて、こちらを救う、 

 多少なりとも善意の意志を、そんなモノを一時でも妄想させてくれる、彼女のような存在を、

 生まれた時、瞬間から求め続けていたんじゃないかと、今になって思えば気づけるのだ。


「なんにも考える必要はないわよ、ただただ、わたしが気持ちよくなるような、偽りの貴方を貴方が演じればいい。

 どうせ、貴方なんて矮小存在、そういう道化を演じる事でしか、わたしのような上位者を真に満足させることなんて不可能なんだから。

 演じ続ければいいの、、、

 ねえ? 

 正攻法で、わたしを虜にできると勘違いしちゃ駄目よ、所詮は貴方なんて小物なのだからね。

 そこらへん、きちんと弁えていれば、大幅に間違えることは無いのだし、心得なさいよね、

 分かった?

 全力でわたしに奉仕して、全力で最大限、力の限り限界まで、貴方は貴方なりに、頑張りなさい? がんばんなさい?

 だって、わたしが、他ならないわたしが、よ? ソレを何よりも望んでいるの? 死ぬほど光栄でしょう?

 だから実際的にも殉じるように、貴方は、”そう斯くありなさい”、分かったかしら? 

 そうしたら、考えて上げない事も、なくはない。

 わたしと真に心も身体も魂も、なにもかも、一つに、成ってあげる事を、、、ね。

 それって、お互いがお互いを高めあえる、パートナーに、唯一に選んであげられる神聖なる行為、セックスのようなモノなのだからね」


 そんな事をしてると、イリカが立ち上がった。


「一度想像してみろよ? おまえの好きな脳内お花畑を、まんま完全再現できんぞ?

 どうせ、デレデレしてる己を見てほしいとか、そういう乙女チックな妄想いつもしてんだから、明瞭に想像できんただろうがぁっ、ああああああああ!!!」


 気に食わなかったのだろう、黄金に光り輝ける剣、聖なる剣で、イリカは真っ二つに切られて、血肉をまき散らしながら、ただの肉片に変わってしまう。


「さあ、二人だけで、愛を語らいませう?」


「、、、、、はい」


 彼女のマウントは、絶対だった、

 物語の世界観的に、格の違いを、これでもかと、明瞭に証明してくるのだ。

 俺という作者が、世界の何もかもよりも、俺自身すらも超越して、彼女を格上と認知している、これは明瞭たる証だったのだろう、そう思えている今だった。


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