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「小説を書くだけで、無上に幸福にならなければいけない」△




 俺は、よく、こう思う。




 と。


 常に、人生のハードルは、無上に高く設定するべきだ。


 思うのだ、最低最悪な人生でも、無上に幸福になれる、なれるべきだ、と。


 そのように、真に覚悟し、決意を、鋼のように、できうる限りの最大限で、固めておくのだ。


 もちろん、俺のソレは、無限の熱量で鍛えた、絶対の強度である。


 まさしく、真なるオリハルコンか、真なるダークマターのようだ。


 そのような、この世にあって、この世あらざる、特異点的事象と、俺は化しているのだ、少なくともその感はある。


 人生は、ルナティックで、ベリーハードに生きて、死ぬべきで、死ねないのなら、そのようにで逝きよう。





 死ぬ事はどうでもいい、だから、何時でも殺されてもいい。


 そして、そのように人生を、致命的なほど達観しつつ、虚無的に存在しているのに、している癖にっ、、、


 俺は胸が熱くなるほど、考えられなかった、


 理解できずに、意味不明で、闇のような存在、現実を、受け入れるかのように、認知する他無い。


 なのに、俺に殺されるのも、同時に、同量、望む、のか、欲望として存在す、るのか。


 自殺志願に享楽主義、救いようが無いほど、堕落している。


 それなのに、この世界の何よりも、コイツは上位に、上から全てを見ているようだ。


 世界に無関心で、興味なく、達観していて。


 だが同時に、俺には、唯一、殺されたい、殺されてもいいかなっ、なんて、なんて、面白い奴だ、ろうか?





 世界は、感情を喚起する、現象に満ちている、ようだ。


 俺は俺の気分が、最大で高揚するように、この世界を創造している、んだが。


 まだまだ、感情の総量値が、足りない、気がするのだ。


 遥か昔から、夢見ていた世界、には、ほど遠い、そのような気が、永遠に続いているんだ。


 生きていて、楽しい、そんなのは当然だ。


 感情の塊のような人間は、どんな世界、どんな人生でも、楽しめるように、そのように出来ている。


 もちろん、最低の劣悪ならば、あるいは、不幸なだけで、一切の楽しみがない人生、世界も存在しようが。


 しかし、そんな事は絶対にありえない、少なくと、俺は認めない、


 し、俺の、その絶対を体現するために、組織した、観測者達が、決して許しはしないだろう。


 奴らは、世界のバランスと、娯楽、感情の総量値を最大化する為だけに、それを至上命題として生きるから。




 俺も、まあ、初めから、そのように存在していた、わけじゃないが。


 始原の存在達、そいつらの、理想、を借りた、だ。


 奴らを何と形容しようか、


 世界に初めからあり、無くなれば、永久に元には戻らない、そういうモノだと、言えようか。


 決して、無くしてはいけない、絶対にして神聖な、唯一無二の特別感、稀少価値に溢れた存在とも。


 とかく、奴らは貴重だ。




 世界が何時からか生まれた時から存在し、現状、最も理想、イデアに近いのは、圧倒的に奴らをおいて、ほかに無い。


 そして、俺を含めて、最も世界に信奉されて、全体を理想的にまとめる、指導支配力を持つ奴らだ。


 俺が組織する観測者達も、勢力としてはまあまあだが、奴らのカリスマ性や絶対性、機能性能には、ほど遠い地平の向こうだ。


 俗な言い方で、真なる神、神の息子、娘達、など呼ばれるほど、奴らは完全無欠に潔癖に純潔なのだろう。


 限りなく神に近く、なのに同時に、人間として生きる事が可能、


 極限の先の先の、越えられない壁の向こうに、人間性を、感情を、置いて、秘め続けているような、そのような有様。


 もちろん、それは客観的に見た話で、実際は、俺はもっと違う、常識では測れない、未知なる法則で存在するように見えるのだが。

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