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イデアネットワーク-バトルギアオンライン戦闘日誌



「イツキ、一瞬も気を緩めるんじゃないわよ」


 青髪蒼眼の少女が、長距離スナイパーライフルに鋭い眼光を当てながら、真横の俺に言う。


「もち、最大限で狙い打つぜ」


「その戦法はもう古いわ」


 どこからともなく声がして、目の前が薄曇る。

 スモークグレネードと気づいた時にはもう遅かった。


 横転して飛び出して来た人影、その手にはアサルトライフルが握られていて、俺は一瞬でヘッドショットをされた。


 倒された後、リスボンまでの一定時間、その場の映像が流れるのだが、近接戦闘に移行した二人が居た。

 一人は長い黒髪を翻す麗人、女にしては高身長でスタイルが奇跡的に抜群の、黒のピッタリしたスーツに身を包むレイア。

 それに対するは、俺が一撃された精確な精密一点バースト射撃を紙一重で避けて、一瞬でライフルを投棄して接近戦に持ち込んだリリー。


 賢い判断だと思った。

 敵はアサルト持ちで、こっちは匍匐で長距離狙撃銃、超長距離戦ならともかく、中距離戦に持ち込まれたら酷い事になるのは必定だしな。


 とか思っている内に、自陣のリスボン地点に舞い戻った。

 だが戻った瞬間に、ぴっ、と、何か歪で聞き覚えのある”音”がした。


「やぁーい、引っ掛かった引っ掛かったぁ!!」


 電波な声質、それだけで皆まで言うまでもなく、相手の素性が知れる。

 あとこれ催涙ガスのトラップだ、でも敵のリスボン地点直中に仕掛けるとは、ある意味非常識な戦法である。

 普通は沢山の味方が居る拠点だ、こうも上手くはいかないはずなのだが、、?? 


「さて、どう料理するか、、、その前に、、、」


 眠っている状態の俺を持ち上げ引きずり、人気のないビルの一室に連れ込む。

 マップを確認すると、このリスボン地点はどういうことやら、敵に征圧されているらしい、非常識な話である。

 微妙に見えた黒髪と金髪の少女からして、最強の手札をココに配置して、常時制圧状態を維持し、今俺を持ち運ぶ彼女が処理でもしているのだろうと予測した。


「さて、どうやって尋問しようかな?」


 拘束具で縛られて、簀巻きにされてから、やっと催涙状態が解けて、話せるようになった。


「おいイリス、お遊びはやめるんだぁ! 普通に男らしく戦え!」


「やぁーだよ、これは遊びだモノ! 

 私は私らしく戦い勝利する! つまり最大限悦楽的に戦場を巻席セッケンし征伐する! あと私は男じゃないぞぉ!」


 緑髪のチンチクリン少女が、喚き散らすようにテンション高く叫ぶ、どうやら俺を捕らえられて、このすき放題できそうな状況を喜んでいるらしい、始末に終えない、実際始末できないのもくやしいぃ!


「あらあら、良いカッコですわね」


「お兄ちゃん、、、助けようか?」


 外の二人が、だろう、場を放り出したのか、わざわざ必要もないのに来た。


「シャル、カヨ、こいつに言ってくれ、こういうフザケタ戦い、プレイの仕方は駄目だと、な。

 もちろん、便乗したら許さんから、そのつもりで。 あとカヨ助けてくれるなら助けてくれ」


 無様な格好で、三方から少女に見下ろされている図は、なんだか圧迫的で苦しいし、早くなんとかしたい。

 言葉が切れたと同時、洗練された動作が展開された。

 スッッと、最強の暗殺者としても名高い(この世界の話である)シャルが牽制するように、俺とカヨの間に立つ。


「っ!、、、お兄ちゃんごめん、ちょっと無理そう。

 それに、幾らなんでも、味方を裏切るのも、ちょっとゲーム的に禁忌な気もするし、ごめんね」


「そう、イツキはもう、何かしら無様を晒すしかない、負け犬よ」


 圧倒的に有利な状況下で、こいつ調子乗っているのか、強者のアイで、俺を見下すように、これでもかぁと睨めつけてくるんですけど。


 そんな愉快な状況を最大で楽しむ奴が居る。

 傍観していた奴が、なんか周囲をうろうろ、恐らく警戒でもしていたのだろう、それを止めて、こちらに寄ってきた。


「それじゃぁ!! ふっふっふぅ~、観念して、辱めらるのだぁ~♪!」


 陽気に言いながら、手をワキワキさせて迫ってくる緑の悪魔、もうコレ、駄目かも分からんね。


 しかし大丈夫だ、”こういうのも”ある意味で計算どおり。


 両手を縛られた状況下だ、今現在が。

 そんな時にこういう手合いに、羞恥プレイ紛いの事をされるような未来は、残念ながら俺には容易に想像できていたのだね。

 これが悲しい事に、度重なる実戦経験によるものなのが、更になんとも。


「力付くか?」


「もち、力ずくで! 斬新な力ずくで! 味方の情報ゲロッてもらうよぉー!!」


 気づかれないように、既にここに放り出されたときに、腕時計の細工を操作していた。

 実は何でもないように、アクセサリのように巻きついてるコレ、このゲームの特殊専用装備である。

 一秒間に素早く三回、側面の突起、それを引いて戻すを繰り返すと、波のような電波が俺の位置情報を周囲に伝えるのだ。

 一回限りで、しかも電波探知に一瞬しか移らないが、”奴ら”がそれに気づかないほど、無能とは思えない。


 だから、俺は時間を少しでも稼ぐのだ、救援が来るまでなぁ!


「でも、どうするの?」


 シャルが、意気揚々のイリスに問いかける。


「もちろん! 擽りだよぉ!」


「良い発想ね、皆で色々な所を攻めれば、たしかに簡単に吐きそう」


「や、やめろ、触ったらころすぅ!」


「だっ! 駄目だよぉ! お兄ちゃんにベタベタ触るのわ!」


 イリスとシャルが、急接近するのを、カヨが間に入って止めてくれる、やはり持つべきものは献身的な妹。


「うぅーん、だったら代案として、カヨちゃんがイツキとキスして」


「なんでやねん!!!」


 前振りも突拍子もない、代案と全くもって呼べない戯言に、全力で突っ込む。


「これぞ!! 味方の情報ゲロらないと! 妹にキスされちゃうぞぉ!だ!!」


「意味わかんないって!! それ!」


「、、、お兄ちゃん、、」


「ちょっと、なんで微妙に間合いを詰めますかカヨさん」


「だめだめ、それは駄目よ!」


 更に狭まった狭い間合いに、シャルが割り込んで、必死に止めようと体をクッションのようにさせる。


「おおぉ!! これはぁ!!!」


 何か閃きでも沸いたか、イリスが元気一杯に大声上げて飛び込んできたぁ!!

 しかも俺の横腹!うげぇがぁ!! なんだとぉ!!! 


「うりゃぁ!! おしくらまんじゅうぅ!! 押されて泣くなぁー!! うひゃっひゃっひゃあああ!!!」


 三人娘にギュウギュウされて気持ち悪くなって来た所に、ほぼ同時に三発のRPGが飛び込んできた。

 そのノンタイムで飛来してきた砲弾は、密室の窓、その三つを突き破り、それは精確に俺だけを射抜き爆発し吹き飛ばした。


 HPが軽く三回ゼロになるほどのダメージを受けて、襤褸クズになる俺。

 俺に密着していた三人娘はというと、敏感に攻撃の予兆を察知したのか知らんが、無傷でやり過ごし、広い部屋の三方に散らばり窓際付近で伏せている。


「敵は?」


 部隊長っぽいイリスが問う。


「こちらに確認できるのは、、いち」


「こっちにも一人! 多分だけど、アレはカリン、、、うわぁ!! 飛び込んできたよぉ!! ぐぅ!」


 窓から室内に踊り込んできた陰、伏せるカヨの頭上を通り抜けて、部屋の中央、俺という襤褸クズ(死体)の上に堂々と降り立つ。


「ふっふ、月の女神、光の賢者と歌われた聖女! カリン様が来たからには! もう大丈夫だぞ! イツキ!

 って!もう死んでるじゃんかぁ!」


(たりめーだろ!)


 死んでリスボン待ちなので、部隊内チャットで応対する。


「あれくらい避けれなくてぇ! うがぁわぁ!!!」


 中央で良い感じになっているカリンに、イリスが忍び寄るように超速接近、ナイフで打ちかかった。


「窓の外!見た感じ! 残り二人の敵も来るよぉね!」


「ならば!! とりあえずの連激はっ!なしぃ!!!!」


 そう叫びつつ、イリスはガキンバキンと、ただのナイフで一合二合と攻防を繰り返している。


「こいつぅ!! 悔しいけど! 凄くやるぅよぉ!!! 武装的にも一対一はきついぜぇ!!

 カヨ! シャル! 接近中の敵はバズーカ砲も撃ってこないだろうし! いったん加勢おねがい! こいつを倒す!」


「了解です!」「しょうがないわね、一応警戒忘れないでぇょ」


 窓の外をもう何度か、素早く確認してから、二人の戦い、イリスが喚き叫び何事か必殺技名を連呼宣言する中央、そこに向かう二人。

 てか、加勢する為に近づくもう二人で計四名、接近戦だし、酷い乱戦にならんかコレはぁ。


「あっ! 敵の戦略動向が判明! したとの報告!」


「あわ! ずるい! 三対一!ってなにぃ!!??」


「ちっ! 向こうの、逆の要塞だったの、、、」


「え?? どういうこと!!?」


「もしかして、この人、てかカリンさんは囮だったの??」


「しっ! 知らないけど!! どういうこと!! てうわきゃ!! もうやめてぇ!! 私が負けちゃう!!」


「でも逆にチャンスかも!! ここで囮を倒して追いつけば、一石二鳥だぁ!!!」


 イリスが打ちかかりながらも、気合を一気呵成に声に乗せて、咆哮の如き声量で叫ぶ。


「敵の主力が向かっていたのは、計算とは真逆、速攻でも倒せても、増援に間に合うかどうか、、、」


 暗い声でカヨが言う、其れに対してじゃないが、険悪で邪悪な感じの声が続く。


「ちっちっ、さっさと修羅の如き拷問で吐かせてれば、間に合ったかもしれないのに、、、」


 怖、てか、リスボン遅いな、三倍致死量ダメージ受けただろうかぁ? 


「というより! この人超粘るよ! てかカリンさんだけども!」


「くっ!どうして! 三人がかりなのに! 外の二人もソロソロくるし!あーくそ! ちっ!ちっ!ち!!!」


「おうさぁ! うりゃ!とりゃ!! 要塞の方もだけど! こっちもぉーだったねぇ!!! 

 急速接近してるけど! してるらしいけどぉ! その前に! 三人でまずは必ず仕留めるよ! どうりゃぁ!!! レッツゴぉー!だよ!」


「ふえぇっ剣が折れちゃうよぉ! 味方も来ないし! てか一人で倒すつもりだったのに! どういうこと!!」


「ふっ、どうやら考え無しの、一人突貫らしいわね、血祭りにしましょうかぁ!」


「くっ!! 馬鹿なぁ!!! 大剣装備のわたしが! 圧倒されてぅぅ!! ぐぅぅぅありえないぃ!!!」


 いや、そりゃそうだろう、と思う。

 今更だが、窓の外から颯爽と現れたカリンは、割と重装備だ。

 身の丈ほどもある、刀身ばかりアンバランスに巨大な剣を担ぎながら登場したのだ。

 室外戦闘ならともかく、室内戦闘で、普通に考えてそれはない、最低限太刀くらいにするべきだった。

 巨大な大剣は、それも天井のあんまり高くないココだと上手く使えないようで、横に振る位しか使えていない。


「バ!! バリアぁ!!!」


「うぅ!! 小癪なぁ!!」


 三方からの致命的な同時攻撃に対して、一瞬だけ月色の防壁を展開するカリン。

 これは月光の大剣”ルナルティーバスター”の特殊技能の一つ”アイギス”であろう。


 攻撃に対する作用反作用で、一瞬だけ三人同時に吹き飛ばし、カリンは苦肉の反撃をしようとしている。


「うおらぁああああああ!!!! お前だけでも道ずれだぁ!!!」


「うわぁ!!きゃぁ!!! なんでわたしぃ!!!!」


 飛ばされて、部屋の壁面で縦に受身をとったばかりのイリスに突撃。

 カリンは大剣の必殺技を発動させる。

 ”ルナーティア”と呼ばれる魔法剣の虹色の波動と共に、剣を大きく横に振るう。

 シャルとカヨはそれを阻止しようとするが、カリンの纏う、反則的な機動魔法光を打ち消すだけで、行動阻害には至らない。


「くらぇええええええええええ!!!!!!!!!」


 そこで俺はリスボンされた。

 、、、ふぅ。

 ちぇー、良い場面だったのになぁー、すこし残念だ。


 別の拠点、それも大要塞の内部リスボン地点だった。

 ここなら、さっきのように敵の待ち伏せもないから安心である、さっきは普通に街道の行き止まりだったからなぁー。


「あ、イツキ君、久しぶりぃ!」


 銀髪の、子猫のような美少女が微笑していた。


「おおぉ!! 久しぶり! アイリ! さっきぶり!」


 なんかさっきの胡散臭いアレとのギャップで、感激して、溜まらずハグしようとしてしまった。


「うわぁ!!」


「ぐでぇべぇ!」


 ビックリさせてしまい、避けたアイリを素通り、俺は土の味を味わう羽目になった。


「ご! ごめん!!! ごめんね! 大丈夫ぅ!」


「いや、大丈夫、むしろ避けてくれてありがとう、すまん」


 そんな一悶着を終えてから、状況を聞いた。


「自陣と敵陣のスコアは、均衡してますけど。

 どうやら、敵はココを落とす事に、かなりの戦力を割いてますよ、だから時間終わりまで、ここを守りきれば、勝ちは揺るがないかと」


「つまり、ここを守り抜くことが、勝敗を分ける、そんな重要任務になりうる、天王山ってわけかぁー、、」


 アイリはどうやら、一階部分のココに、敵が侵入してきた用に、トラップや爆弾、更には電波発火式の爆弾を仕掛けていたようだ。

 良く見ると、辺りには数人、そういう作業している味方もいるみたいだしね。 


 そう思考していた、まさにそのとき、後ろから、並々ならぬ気配と共に、カツカツと小気味良く響く足音が近づいてきた。


「その通りだ、天王山、存分に働いてもらうぞ、イツキ」


 振り向くと、そこには歴戦の戦士風な、美麗だが、如何にも豪傑そうな女性がキッチリした軍服で、堂々と立っていた。


「わぁーー、脚線美が、ものすごいですね、ナル先生」


「ナル隊長と呼んでもらおうか、いまの私は、この要塞全体の臨時指令隊長となっているのだ」


「ふむ、確かに、全ての要塞装備の指揮とか、周辺の部隊指揮権を、持っているみたいですね」


 まだ、本格的に敵の猛攻を受けているわけではないが、指揮を執る人間をこうやって一人に纏めている点事からして、大部隊が半包囲して突撃してくる、その未来への準備と見える。


「さて、そうだ。

 それでだ、早い話がだイツキ、数的戦力三倍程度の敵が直ぐにココに飛び込んでくるぞ、増援はない、そもそもが追いつかないので、ありえない。

 だから、私の直属の部下として、今すぐに一緒に来るのだ!」


 戦場の風に当てられたか、いつもより粗野に乱暴に積極的に、首根っこ捕まれて連れ去られる。


「がぁっがんばってねぇ! イツキ君! 

 私は戦闘苦手だから! ほかの面でフォローするぅ!!」


「おお! 頑張ってくれぇ! アイリの活躍が戦況を左右するかもしれんのだからなぁ!」


 手を振りながら、要塞の正面玄関に放り出されて、沢山の戦士の一部分とされた。


「あれ、メルス、よっ」


「よぉ、ですぅ」


 桃色掛かった白髪、綺麗な赤と空蒼のヘトロクロミアの瞳、それを常時ジト眼に近いようなにした、不思議な雰囲気の少女。

 正面玄関に設置された、大きな重機関銃を構えて、得意げにしているが、直ぐに狙撃されて死にそうだな、おい。


「よっこらっしょっと」


 気の微妙に抜けそうな、それでも真剣さの片鱗の見える声で、メルスは重機関銃を軽快に持ち上げて、構えた。


「てっ、、、持てたんかい!」


「、、、勿論ですよ。

 こんな目立つモノを、目立つ場所で、変哲もなく構えていれば、簡単に狙い打たれてしまいます。

 だから、、こうやって、持ち運ぶのです、、、それも、高速で」


 無茶なことを、無理を押し通そうとする、頑なな決意の篭ったまなざしで、言い放つ。


「いや、それはちょっと、不可能なんじゃ、、、」


「可能です。

 見てください、私のパラメーターを」


 言われたので、素直に見てみる。


「てぇっ! おい! これって筋力パラメーターに全振りジャン! なにかんがえてんのぉ!」


「こういう事を、考えていました。

 わたし、重機関銃を振り回して、戦うことが夢でした」


「そんな乙女の夢! 聞いたことないよ! なんの影響ですかぁ!」


「ねこねこファンタジアシリーズの”みゃん将軍”の、です」


「あれかぁーー!!!」


 メルスの大好きな、児童書に近いライトノベル、それに確かにそんなような登場人物が居る、が、それだけの為に、ですか、、、。


「ほら、どうですかぁ。

 この変幻自在な手馴れた取り回しに、立ち回りは、さまになっていませんかぁ?」


 確かに、それなりに、重機関銃という巨大な鉄塊を持っているとは思えないくらいには、素早い動きだ、実践にも耐えるかもしれん。


「でも、だ」


「なんですか?」


「それ以外のパラメータゼロじゃないか!!」


「そこは、、アレです、、気合でなんとかしますぅ」


「なるか!!」


「なせば、なる、それだけです、、、もう直ぐ敵が着ます、イツキさんも配置についてください」


 不満ありげに、そうブツブツ言いながら、メルスは前線に向かっていった。


 おいおい、命中率もその他の主要パラメータ全部切り捨てて、なんか味方に被害が出ないかの方が心配なんだが、、、。

 まあ、メルス、彼女がどうしてもやりたいと言うなら、止められる気がしない。


 俺も戦々恐々同じ戦線に赴き、敵の最終であろう、最後の攻撃、ファイナルアタックに対して、こちらも大部隊を整えて迎撃に備えるのだった。

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