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大人気のイリスちゃんが出てくる感じのお話


「おいおいイリス、何してるんだ?」


 俺達は、あーだこーだ、色々あって、作者の脳内世界というテイの、良く分からない精神世界というテイの、ゲーム世界に、

 まあ色々、あーだこーだ、省略しまくって、後付け的に色々補完するのが史実という、まあクソ良く分からない世界観を、まずは構築しておくか、


「おいだからイリス、何見てんだよ、俺とお喋りしようぜ、

 俺はイリスが大好きだし、親友だと思ってるし、マジで好きだから、お前の声が聞きたい、

 マジでイリスって超絶美少女だし、傍で息吸ってるだけで、本当に心の底から満たされる感じで、めちゃんこ愛してるんだわ、だいしゅきだよ」


「うわ、、びっくりしたなあもう、某ネット小説投稿サイトを、観てたよ」


 ちなみに、この物語を某ネット小説投稿サイトに執筆する、まあ都合みたいなもんで、ここをイルミナード宇宙軍とかがいる場所とする、

 戦艦の中で、そうだそうだ、昔書いた物語の続きだ、そうアレアレそれそれ、俺という読者なら一発で理解できるから、ふかい説明は不要だろう? なあ?


「うん、私が見てた作者が、自分の書く、描く物語世界が詰らなくて、強度不足だと思って、休止しちゃったんだ」


「そこまでの流れも含めて、超面白いじゃん、マジガチで心ぴょんぴょんするなあ? イリスもそう思わないかぁなああああああ!!」


「思う思う! こころぴょんぴょん!!!ぴょん」


 二人でその場で跳ねて、心ハミング、心グルーミングみたいな事をしてから。


「さてイリス、話を戻すが、観測者として傍観者として、この物語の世界を、どう思う?」


「うん? 詰んないね、どうして、この作者は、休止せずに、描き続けられるのか、イリスは不思議でならないね、マジで超人なのかな? って思うねぇえ」


「ばーかやろうがよぉ、作者が楽しいからだろうがよ、

 そしてなぜ楽しいか? 

 まずキャラクターが魅力的だからだよ、例えばイリスとかってクソ電波キャラがマジで最高至極だわ、

 まあぶっちゃけ、今の娯楽に溢れた現実世界が楽しいから、その楽しいを情報として統合する、情報として整理して、統合認知する強度を高める、 

 って具合の物語の創作、脳のカスタマイズ的な意味合いが、この物語の創作秘話というか根幹な訳だがな」


「マジで? ちょうベリベリ深いね、イリスは好きだよ、そういう話は、メタ的で、インテリジェンスも高い気がするよ」


「そうだろうそうだろう、俺は頭が良いんだな」


「うん!うん! タクミは凄く頭が良いと思うよ」


「マジか、俺は俺の事を、それなりに賢いが、この物語世界のキャラクターから観れば、馬鹿レベルだと自己卑下してるんだが、どうだろうか?」


「うーん、まあ、イリスとか、スタープレイヤー級って、君の理想の果て、っていう設定スペックだから、ねえぇ~」


「イリス、俺のこと馬鹿だと思ってるの?」


「いんや、好きだと思ってるよ、だいしゅき」


「うん、俺もイリスの事、大好きだよ」


 いちゃいちゃいちゃ、まあ、こんな感じだわな、無難である。


「そういえばイリス、配信の方はどうなってる?」


「ああ、シャルロットちゃんと、少し前にコラボして、神回になったから、しかも超絶神回、タクミも見ておいた方がいいよ、イリスちゃん超絶に面白いから」


「ああなるほど、イリスとシャルって奴ってめっちゃ面白いからね、神回だったらマジでガチで見逃せないわ、すぐに今日帰った後にでも見ておくわ」


「うん、そうして、

 ああそうだ、この戦艦内なら、イリスのネットワークが生きてるからね、

 その神回、規定現実に一番強度の高い観測端末本体が居るシャルちゃんに合わせて、規定現実でやったから、

 普通のイルミナード情報力場じゃ、ネット環境が繋がりづらいと思うよ」


「はあ? シャルって今、あんな場所に居んの?」


「まあね、イツキが居るから」


「なるほど、樹が居るなら、俺も規定現実に行きたくなるわぁあ」


「うんうん、僕もショタ樹が見たい、苛めて泣かせて、ナデナデして、ショタ萌えを満喫したいよぉお」


「俺だってそうだよ、エロエロに婦女子歓喜の、可愛い系美少女に見えなくもない樹と、官能小説みたいな展開になりたい」


「ごめんタクミ、君の下ネタって、僕にはきついんだよ」


「ああ、わりい、マジでごめん、許して」


「うん、ゆるした」


 その時になって、エマージェンシーが鳴り響いた。


「おおう! なんだ!」


「ハスラー艦隊が来たよ」


 イリスが戦艦内ならどこでも出せる、フライングヴィジョンで、戦況を投影させる。


「おいおい、こんな辺境領域にまで、こんな艦隊数を配備できるって、どんだけ無双艦隊無双させてんだよ」


 ぶっちゃけ、俺達はマップの隅っこの方で、自国の領土を確固としたモノとしつつも、ちくちく侵攻していたのだ、

 某野望系戦略・戦術シミュレーションゲームのようなモノなので、守りの堅い惑星圏に大部隊を置き、侵攻以外で大部隊とこのように出くわすのは珍しいのだ。


「ハスラーの物量を甘く見てたよ、というより、こんな辺境に、こんな艦隊数を配備できるなんて、

 主たる惑星や、中心地の激戦区なんて、今の僕たちじゃ荷が重すぎる見たい、撤退するよ」


「ああ賛成だ、撤退する、それで、どこまで?」


「最終的には、どこまでも、だよ」


 そうだ、俺達は自国と言いつつも、隷属する大国のようなモノの足をぺろぺろして、つまり生かされているようなモンだ。

 だが逆にいえば、絶対服従するのならば、生きるならどこまでも生きられる、この場合の撤退とは、そういう意味も多分に含まれているのだ。


「青銅艦隊に援軍要請を出しておこうかな?」


「いや、守りに特化した艦隊配備、惑星防衛、戦域統合バリアとか色々あるし、撤退で良いと思うよ」


「うん、そうだね」


 俺達は撤退した、とりあえずは自国の絶対防衛銭まで、

 それでも、最終的には青銅の種族の本体がある、長く険しい複合攻防兵装海峡、蒼の回廊を渡りきって、

 このゲーム世界での青銅の種族の本拠地、蒼の天球まで、

 そこは辺境の辺境、宇宙の端の端でありながらも、規格外の大部隊を誇る一大拠点、例えるなら穴熊戦法のような領域だと俺は記憶していたのだった。


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