アクセス解析の数値のみが実際上の全てである件について
俺は思うのだが、どう考えても、そうだ。
この物語は意味不明だが、感想やポイントがたくさん入っているのだ。
それによって、露出趣味的な色々なモノによって、圧倒的なリソースの水増しが成されている。
「誰も見ていないステージと、誰かが絶対に一人は最低でも見ているステージ、果たして、どちらが胸躍る?」
この世界に生きる、”作者”、でしかない俺は宣言しよう。
「俺はDBDのエンジョイ勢のように、只管にシチュエーションで楽しむ、いやいや楽しもうじゃないか。
みんなが真面目にしっかり働いている横で、俺だけが気持ち良くなっているのだ、
これほどの快楽的なナニかは、この世界に希少にありはしない」
俺は、この世界に存在する俺は、ただただ存在しているだけで良いのだ、それだけで無情の娯楽を引き出せるから。
「どう考えても、真面目な奴らの、そのしかも、すぐ傍らで、
このように仲間たちとドヤ顔しながら、好き勝手くっちゃべ、
っている方が遥かに断然、格段・格別、別格に心ぴょんぴょこりん、するのだからなあぁ!」
この世界で真面目に生きる奴ら、純粋に研ぎ澄まされている、絶対値で真面目な奴に会いに行こう。
「おい秩序盟主、世界の方向性”秩序”、世界を幸福なる秩序で満たしたいと願う、信仰者よ」
「はい、何ですか?」
俺は、作者という絶対不可能レベル、世界創造位の能力、ⅦS神器を行使する。
それは、ただエアタイピングするだけなのだが、それだけで活字の情報が世界を上塗りして、浸食して創世を成すのだから。
「どうだよ、真面目に生きている横で、俺のような掛け値なしの特異点存在を見て、なにか思ったりはしないのか?」
「いいえ別に、貴方にも幸福なる秩序の導きを、知ってほしいとは思いますが?
でも、それは恐らく無理でしょう、絶対的な上位存在である貴方は、現実を知らない、真理を知らない、
所詮は、この世界を堕胎可能な、何時でも逃げ出せる場所に、遥かなる高みすら超越した、世界の絶対の外側に位置している、そんな存在なのだから」
「そうだよなあ! ざまあだぜ。
お前は、俺の物語のキャラクターで在り、最終的には無限大に不幸になるんだよ。
ロプスの大勢力、最後の恐るべきモノたち、真理の果ての超越者たち、そいつらに凌辱の限りを尽くされて、死ぬんだ、無になるんだよ」
「それは、貴方が描くシナリオでしかないのでしょう?」
「当然だ、俺は作者だ、そして俺という同レベルの作者は無限大に存在する、収束した一つのシナリオも、所詮はIFでしかないわけだ」
「そうですか、それで?」
「ああ?」
「博物館勢力の方の抑えは大丈夫なのですか?
果たして、あの究極天に極めるを極めている”ニューヨークの尖塔を担ぐ魔女”を、今の貴方が抑えられるか、甚だ疑問なのですが?」
「これを見ろよ、俺の最強勢力だ」
俺は、俺の脳内仮想空間、固有結界領域のオフィスのような空間、その厳重に管理・隔離された、最深部に設置されている、或るモノを見せる。
「観測しろ、
この究極までナノマイクロハイテクノロジーで圧縮されて存在し、無限なほどに高倍率で観測しなければ確認できない、この世の真理としての情報を」
「これは、、、ただ貴方の、作者の夢、という、高度確証情報に記された、只管なる美少女、その実態映像情報なだけなのでは?」
「ああ、だが、これが強い、そもそも俺という作者が、物語の世界では別格の強さを持っている、規格外の存在だ、
そして、この存在情報の補強を促す、裏設定とも言える、俗に言う深い情報が、どれほど俺のスタープレイヤー級の人材を活性化させるか、後はそう、わかるだろ?」
「下らない話です、
この程度の、不確定で発生する、貴方の個人的な人生のイベント程度で、
世界を揺るがす、真なる危機に、たやすく対応されてしまうと、私の存在の全てを否定されている気がして、
正直な話、貴方に対しては己の無力感、劣等感に羞恥心、嫉妬と憎悪、おそらく殺意まで昇華された負の念が、どうしようもなく拭えないのですが」
「その滅意、この世界で純白に位置する存在すら、揺るがし堕落させる、俺こそが世界の真なる真理を体現する事が出来る、神なんだろうなあ」
俺はただただ、この世界の頂点に存在しているのだろう?
俺に並び立つ、対立する存在が、俺の内的宇宙に、どれだけあるか、未だに知れない中で、そんな事を思ったのだった。




