面倒くさいけど続編を書いてやるよ的なノリ
俺は作者だ、糞面倒くさいが、小説なんてのを書いている。
「そもそも、金にもならない、運命力の足しにもならない、
VRとか新技術が生まれれば、即廃れる、ゴミ屑のような、小説媒体で、なんで物語世界を展開し続けなくちゃならねえ?
それに、もう大して俺自体が、小説を書いてても、そんなに絶頂的には、楽しくねえしなあぁ」
「なぜそれを、俺に言う?」
「知らねえよ、てめえが、この物語のタイトルにある、イルミナードの覇者とか言われるキャラだからだろ?」
「だったらアウルベーンや、この世界の運営母体、イルミナードでもと話せばよかろうがよ」
「嫌だよ、面倒くせえ、
アウルベーンやイルミナードは、キャラとしては未完成で未熟、一から再現するのが途方も無い、
再現スピードもあるしな、再現性が高くて、チャットのノリで話せるお前が、一番手軽だったんだよ、察せよ」
「察せられるか、馬鹿もの」
ちなみに、コイツは黒髪の超美少女だ。
もちろん、俺が話してて楽しいから、根底的にTSさせて変えたのだ。
「馬鹿を言うな、俺は男で、大臣のような面をしている」
「どうとでも言えよ、クソロリな萌えキャラが、観測者は自ずと現実を都合の良いように型に嵌めて捉えるんだ。
てめえは覇者とか偉ぶって、実は見た目は少女な、色モノツンデレのようなクソ屑だ、ばっかめ」
やっぱ駄目だな、本格的にTSさせると、男キャラが不足するから、期が熟すまで世界改変はしないでおく、
ちなみに今までは本当に叙述トリック的に、コイツは男のママだ。
「おい覇者、なにか面白い、世界のムーブメントを巻き起こせよ」
「作者、お前も知っての通り、そろそろ限界線だ、ネタ切れだ」
面倒くさそうに振る舞って、このイルミナードの、ゲーム性を上げる為の作業をしだす奴だ。
「おいおい、覇者、寂しいよ」
「やめろ」
まあ確かに、男に縋りつくのも見栄え悪く、駄目だろう、俺は移動する事にした。
「はあ、この物語世界に、良い感じの萌えキャラって、居たか?」
世界観測し探すが、最近まで捨てようと思った世界観だ、流行にピンとくるようなキャラが居なかった。
「っぱ魅力的な世界観じゃないと、真に魅力的なキャラクターは生まれないか」
この世界には根本的に、絶対的なスタープレイヤーが存在しないのだ。
イルミナード起源の、という意味だ。
俺の真の、俺を構成する統合的な世界には、スタープレイヤーが沢山いるのだが。
「そうだ、世界超越的な、イルミナード起源の、最高なキャラを作ってみるか?」
つまり、この世界が故郷の、俺の真なる物語世界に介入する形の、統合収束的なキャラである。
「ああ、作者、タクミ」
人形が居た、そういえば、あるとある外伝で、セルロイドから作った人形とか言う萌えキャラが居たっけ、俺は想いだした。
「寂しかった、どこに行っていたの?」
「ああ、別の物語世界で、世界展開していた、てーかお前も観測者だろう?
読者なんだからな」
「そんなのは知らない、私は機械、無限に演算を処理するだけの、決められた事をする事しかできないの?」
意味が分からない、クソ電波な語り口調だった。
「寂しがらせた罰として、べろちゅうして」
「馬鹿、ロリにべろちゅうとか、ヤバ過ぎだろうがよ」
俺は手を繋いでやる事にして、イルミナード王国で最近はやりのサロン、弁論する為の場所とか言うのに行ったのだった。




