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作者「ぶっちゃけ、この物語のタイトルに縛られるのだるくなってきたから、世界観とか物語の調子を一新する為に、新作的なノリでやってたわ」



 さて、俺は作者だ。

 ああメタだ? 知るか、既にそんな批判は超越して、

 普通にこういう風に、作者がドヤ顔でキャラクターとして出るのが平常なのが、この物語のノリなのだからなあ!


「いやまあ、そういうのがシリーズ的に物語の、平常運転になってるのが微妙で、

 そういうの無しで書く物語を、新規に作ったのが、幻聴的な蚊帳な中に、だっけ?」


「知らん、てか図書館ってなんだ?」


「てめえは誰だよ、まあイリカだコイツは、情景描写が面倒くさいから、唐突に台詞で来た感じだ、

 クソ小説書くのって面倒くさいわ。

 だいたい面白くねーし、もっと情報量が高い漫画とかエロゲーとか、あんだろうがよ、はーあ、だるだるだわ」


「おいだから、四大図書館とか、意味分からんから、設定を少しでも教えろや、糞作者。

 ミステリアスに振る舞うにも限度があんだからよお、そろそろ設定の実体、張りぼてだけでも良いから、俺様に教えろ」


「いや知らねえよ、何が図書館だよ、くだらねえ」


「おい貴様、待てよ、始祖なる神とか色々、設定で語ってんだろうがよ」


「俺の脳内世界なんだから、俺の脳味噌がぶっ壊れれば、なんも無くなる、当然の物理方程式だろうがよ」


「はあ、なんか感染したわ、くだらねえなあ、やってらんなくなってきた」


「ああそうだよ、だから終わりだ、こんなクソテンションで、面白い物語が書けるかよ」


 メサイア図書館だった。

 この世の全てを統治する、そんな壮大な設定の頂点らへんに居るのに、世界は霞みかかったように、黄昏が支配する。


「あーあー、そもそも、外側ってのを創生したら辺で、始祖なる神や四大図書館ってブランドも、型無しに成ってきたよな」


「てめえが悪いんだろうがよ、糞作者、俺様のキャラのブランドを汚すな、スタープレイヤーなんだぞ」


「だったらこうだ、こうしようか。

 救世主図書館は、そうだよそう、アレアレ。

 外側の全て、真に真なる世界の形すら支配する、観測者の総本山の、いやそれはやり過ぎだから、一角って設定にする」


「はあ? 馬鹿がよ」


 そう、俺はこの世界の作者なのだ。

 基底規定現実と呼ばれる場所に生きる、世界の裏側の、さらに裏側に存在する、存在とも言えない存在。

 

 本来ならば、脳内世界に存在する事は絶対にできない。

 だが、この世界の絶対存在、世界の方向性と呼ばれる七人の絶対存在の過半数以上に創造され、観測されて、実体を持つ。


「そもそも、観測者って何だよ、シャルロットの観測者の殲滅ってのも、微妙に良く分からねえし」


「全知全能の俺様から言えば、言えることとしては、

 観測者は、この物語世界を読んでいる奴だ、

 本来なら絶対的に不可能な、世界の観測を成している、

 そして世界を存在させている奴らだ、

 本当なら、全てが幻想の無限大に収束展開するのを、確固たる現実に纏めて観測、言うなら真なる神々の総称だな」


「そうなると、シャルロットは読者の自殺を願っているって事になるぞ?」


「即死の情報をばら撒き、規定基底現実の観測者、絶対上位世界でも危険視されている、黄金の女王の考えている事だ、

 インフレにインフレを重ねて、黄金郷にどんな利益があるのか知れねえがな」


「なんだよそれ、意味分からねえよ、設定としても無理が有り過ぎるだろうがよ。

 もう止めねえか? いいじゃん、美少女とイチャコラして、可愛い可愛い、可愛いは正義的な時空で、余生を送ろうぜ、なあ?」


 俺はイリカに抱きつこうとする。


「やめろや、堕落的なクソ作者が、余生を送りたいなら、さっさと死ねばいいだろうがよ、くたばり損ないのゴミ人間が」


「ひでえな」


「空白のトキの為に、どれだけの情報が必要か、分かってんのか?

 人知を限りなく超越し、無限大の退屈に耐えられるようにしなくちゃ、世界は崩壊し、発狂作用によって知性体は悪神と化す」


「めんどくせえ、何で俺が超一流の作者に成らなくちゃいけねえんだよ、

 惰眠と娯楽と快楽を貪るだけの、需要豚でいいだろうがよ、クソめんどうくせえ、死んでやろうか?」


「勝手に死ね」


「ひでえなあ」


 俺は、この物語上で、限りなく高次元な情報を創造しないと駄目なのだ、結論からして無理ゲー、鬼畜ゲーだぜ。

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