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本当にガチで詰らない、しょうもない授業風景


 教室、情景描写は知った事が無い、くたばればいい概念ごと。

 そうだよ、俺はそういう約束事を守らないクソ野郎なんだって事。

 おいどうだよクソ読者、俺に対する反感をもって、情景描写と等価の娯楽でいいだろうが、うっせんんだよバーカ野郎。


「ぺろぺろぺろ、はあはあぁ、ナナ! ナナ!」

 

 俺は机にかじりつき、ナナが笑顔でダブルピースしている写真を見る。

 もちろん俺の脳内では、卑猥な形で脳内変換されているのは、言うまでも無い。


「うわぁっ」


 授業が終わり、友達も居ないので、

 (ちなみに妄想ノートに書いた友達キャラは、あまりに可哀そうな現実の慰めに、俺が勝手に想像して作ってやったモノだ、つまり実際には居ない」

 ナナが、俺の机まで、てくてくトコトコ、やってきた。


「よおナナ、今日もクソカスゴミだな」


「おい、朝の挨拶と、もろ被りしてんぞ」


「知るか」


「ちょっとお前、何してるんだよ、あまりにも変態だから」


「そうだ、俺は変態だ、お前のような金髪碧眼で、外国人だからスタイルは良いが、

 所詮は将来性に期待大なだけの、ロリが良いんだ、つまりはゴミ屑みたいにロリコンのクソ野郎ってのは、既に知れ渡っている」


「ちょっと黙れよ、えげつないほどヤバいから、今のお前」


「そうだよ、そう成るくらい、お前の見た目だけが、身体だけが目的で、下心と性欲だけで、付き合ってやっていると知れ」


「はあ、まあまあ、最低限で嬉しいかな、わたしの身体、お前好きなんだろ?」


「ああ、それだけは、本当に最低限で否定しない。

 正直な話、中身は救いようが無いほどに天然、純真無垢という名のクソお花畑、天真爛漫という無知、

 おまけに自己陶酔型のメンヘラ電波、自己愛と自尊心に凝り固まり、過去のトラウマから、絶対に将来にわたって変わらない。

 ある意味で才能を所持するお前は、絶対に限りなく一生クソだが、

 だが見た目だけは、超絶美麗で、そこらのジュニアアイドルが裸足で逃げ出すレベルだろう、だから誘拐もされる」


「ふん、言いたい放題、言いたいだけ云うがいい。

 わたしはお前が、そうやって気持ち悪く盛る様だって、別に嫌悪を抱いていないよ。

 正直な話、お前がそうやって、愛情表現して、わたしの好感度を上げようとして、必至だな、くらいしか思わないよ。

 現状に限定すれば、お前は絶対的に、わたしの事が好きなのだから、口でどう言おうと、この事実だけは不変に変わらない」


「さっさと、出し尽くせよ、ナナちゃんから未知が無くなれば、さっさと俺だって、糞電波の面倒を見なくて済む」


「それは無理だよ、なによりわたしは頑張っているし、飽きられない為に、

 そして絶対的な要素として、わたしは絶対に、お前とだけは、根源が被らない様に、絶対にしてる。

 お前の興味の範囲内にだけ、収まるように動くわたしを舐めるなよ? 

 盲点にだけ、絶対に居るようにする事は、至極、かんたんなのだよ。

 まあだから、

 お前がわたしの小説を読んだり、それを元に、情報の入力・出力をあーだこーだするのが、嫌なんだけども」


「語りが長いんだよ、だいたい詰らねえし、本当につかえねえなあ」


「そういうわたしの癖の、わたしがわたしらしくある、その全てに、無条件にときめいて、くれる癖に」


「うっさいんだよ、たまたまだ、

 偶々、人生の最底辺で、死にかけだったときに、出会った運命が、俺を救った奴が、お前だっただけだ。

 その絶対的な幼馴染補正が無ければ、だれがてめえみたいな毒地雷電波野郎を、好きになるかよ」


「好きだと認めたね、ふふん、分かればいいんだ、お前はわたしが好きなんだ、これほど喜ばしい事実も他にあるまい」


「クソ、俺に好かれてる程度の細事で、そこまで喜べるとは、本当に一生において、良い事無しの、ふるわない惨めで愚かな、くだらん人生だったんだろうよ。

 一心に俺に思われて、嬉しがっておけよ、今だけだ、今に見てろ、下剋上されるんだろうがよ」


「うんうん、嬉しいね嬉しいね、好き好き、だいしゅき」


「死ね、くたばれ」


「お前も、くたばれ!」


 本当に下らない奴、俺は、ナナに吐き気を覚える。

 好きだが、それでコイツが、くそきめえ、毒電波クソ女で在る事にあ、絶対に変わりはない。

 ハッキリ言って、見た目だけ超ハイレベルな、池沼、知的障害者、申請すれば、たぶん通るレベルの、糞地雷なのは確実確定。


「きめえ、マジきめえ」


 だから、合わせてやっているんだ。

 だって可哀そうだろうが、俺がこうやって、ナナの超絶に可愛い写真で、あえてペロペロ、気持ち悪く振る舞って、

 やっとナナと俺は釣り合うのだ、可哀そうな現実だが、それが事実だった。

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