登場人物メモ ネタバレ注意報発令!
そろそろ、増えだしたのでメモします。
分からなくなったら、ご利用下さい。
2章書く際に、初期設定でうっかり書いてしまったので、ルリの年齢が変わっております。御免なさい!!!
§登場人物メモ§
ミルティーユ
スターニス王国の王妃。
正式名は、ミルティーユ・エクリップス・ドゥ・リュヌ・モーント・フィン・スターニス。
あまりに長いので、ミユ事態憶えていなかった。
下町にいた頃は、ミルティーユ・ルゥーナと名乗る。
元の名前は、ミルティーユ・ハイデルベーレ。通常”ミル”と呼ばれます。
ラニー専用の愛称はミユ。
随分昔に滅んだ古の王族の末裔。元は田舎に住んでいた。一応領主の娘。
10歳の誕生日にラヴァニーユが迎えに来て婚姻。
ココ侯爵家との利害が一致し、下町娘に。
堅実家。新雪のような肌。絹糸のような金髪(蜂蜜色)。
感情によって色の変わる瞳を持つ。但し、コントロールしていて通常は緑色。
“王の女”の証は、紅の薔薇。現在16歳。
ラヴァニーユ
正式名は、ラヴァニーユ・エクリップス・ドゥ・ソレイユ・ゾネン・フィン・スターニス。
愛称はラニー。スターニス王国の国王。
6年前、第7王子の身でありながら王位が転がり込んできた。母は男爵家の娘。
先祖返りをしており、かなりの力を有する。
故に古の血を得たくて探していたミルティーユと政略結婚。
ミルティーユを泳がせる内に、すっかり存在を忘れた。
闇色の髪(黒髪)。蒼穹の瞳(青)。但し、力を使うときは瞳の色が変わる。
年齢差10歳。冷酷な魔王と呼ばれるが、堅王。
現在26歳。
ノワ・ド・ココ
ココ侯爵家のご令嬢。妃になりたくて強引にラヴァニーユと結婚。
ミルティーユと同時に成婚の儀式を行った。
小さな種すら枯らさないように維持するので精一杯で、身体をこわす。
最期の力で紅の椿を咲かせ、椿落下で死亡した。
花とあったのは数分にも満たない。
緩いウェーブのかかったブロンドの髪。鳶色の瞳。
享年22歳。コリーダ・デ・ドーロス公爵の孫娘。
ルリ・イア・エスピガ
ミルティーユ付きの侍女。逃げ出さないようお目付役。
オルジュの妹。伯爵家の令嬢。変わり者。
二卵性の男女の双子に生まれたが故に力を有し、
”魔弾のトリガー”と言う異名を持つ。
騎士団の嫌われ者第5騎士団隊長、カロート・ウォル・テゥルを唯一御せる者で、
彼の部隊の副隊長を務めていた。
ストロベリーブロンド。鳶色の瞳。
現在18歳。
オルジュ・イア・エスピガ
ラヴァニーユの右腕。側近。父は公爵家の3男だったが入り婿。
伯爵家の長男で、オルジュの兄だが、血は繋がっていない。
本来の弟と妹の居場所を知っているようだが、ルリを溺愛する。
栗毛で鳶色の瞳。
現在26歳。
ノーチェ・デ・ドーロス
ノーチェ・ド・ココと名乗る。
コリーダ・デ・ドーロスがメイドに生ませた子。
認知はされているが、公には出せないため、ココ侯爵の娘として育つ。
6年前、何も知らなかったミルティーユに知識を与えた人物。
物語好きで、巷ではやる物語をメイドを通じてGETしている。
栗毛で茶褐色の瞳。
現在、18歳。
アリエーフ・デ・ドーロス
コリーダ・デ・ドーロスの孫娘。一説によると齢一桁らしい。ラニー曰く10歳とか。
ボーネ・ダティル
先王ダティル3世。
野心家の浪費家。母の母国で戦時中、従兄弟に射られて戦死。
死した後、名をボーネ・ダティルと書き換えられた。
つまり、王籍から抹消された。一応、先王として登場する。
側室に公爵令嬢が数人居たが、子を成す者は居なかった。
大陸一の美姫と謳われる従妹を正室に迎えようとして隣国を襲った。
漆黒の髪に濃褐色の瞳を持つ。
享年40歳。
カバジート・デ・マール
第三王子だったが、ラヴァニーユが誕生すると
「私はアネーモナと婚約したい」とオレッハ・デ・マール公爵に宣言。
成人の議(17歳)を終えると、臣下に下った。ラヴァニーユと一番仲が良い。
王族の中では、ラヴァニーユに次いで力を有する。
童顔で、その歳でも半ズボンが似合うとされる。
王族特有の漆黒の髪に青い瞳を有する。
現在、38歳。
ルーク・ロイ・ギゥルレーク
公爵の次男。長男は4つ上。
何代か前の王弟ロイ王子が臣下に下り、公爵家になったためロイが付く。
ルリのお隣さんで、両家がラヴァニーユ派だったため、幼い頃より共に育つ。
ルリが男女の双子で誕生したことも、実兄が誰なのかも知っている。
仕事命で浮いた噂一つ無い。近衛第4騎士団所属。ルリ達と剣の師匠は同じ。
栗毛で青い瞳を持つ。
現在24歳。
ヌエース・デ・ヒンコ
先代の巫女。成婚の儀の際、巫女として王家の石を祭壇まで運ぶ。
現在は後宮の女官長を務める。
第七王子だったラヴァニーユの母は、現ヒンコ男爵の妹。詰まり従姉にあたる。
カバジートが送り込んだ。寄りつかないラヴァニーユはこのことを知らない。
アグゥリ・エーツとは巫女仲間だった。
ブロンドの髪。灰色の瞳。
現在32歳。
これを書きながら年齢を調節しました。
本来の歳じゃあまりに、ルリに無理が……。今でも無理がありますが。←戻しました。
暫く出てこないので、カロート・ウォル・テゥルは省きます。
まあ、バレバレですが。
今日生まれの人は誕生花が白薔薇です。羨ましいですね。
と言うわけで、登場人物紹介を作成しました。
文中で触れてますが、スターニス王国のギゥルレーク家みたいなのは、王弟や王子が婿に行くことで取り立てられたので、その王子の名前が入る形になっています。男爵家から公爵家になりましたみたいな時とか。
名前って言うのが、ミドルネームみたいですね。
カバジート・デ・マールやノワ・ド・ココ見たいな貴族印が一文字なのは当初からの上位貴族な訳です。故にカバジートが婿養子に入っても、奥さんの名前が、アネーモナ・カバジート・マールにはなりません。公爵・侯爵・伯爵までが高位貴族。下級貴族が、子爵・男爵と位置づけてます。大抵は子供から名乗り、愛称が貴族印代わりに組み込まれるケースが多い設定です。例えば、アネーモナ・バジ・マールみたいに。
ってな感じです。
読んで頂ける際、お役に立てれば幸いです。
次の更新でお逢いできれば嬉しいです。
ちなみに、前話の差し替え前の話は、サイトのblogの5/13の記事にあります。良かったら覗いて見て下さい。
実桜