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異世界グルメ探究!!?勇者の残した「雑な仕事の尻拭い」  作者: 酒本 ナルシー。


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第48.8話

お詫びと修正のお知らせ


いつもご覧いただき、誠にありがとうございます。

この度、昨夜投稿しました【第48話 元同族】の末尾に、本来ならば続けて掲載するはずの重要な部分を、不手際により付け忘れて投稿してしまいました。


このため、内容が不完全な状態で公開されており、ご覧になった皆様にご迷惑とご不便をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。


本来あるべき完全な形の内容を、改めて投稿いたしました。

お手数をおかけいたしますが、ぜひこちらをご高覧ください。


ご愛読いただいている皆様、心よりお詫び申し上げるとともに、引き続きどうかよろしくお願いいたします。

ねぎ魔の回収を終え、アークたちは森の奥へと足を進めた。


どこまでも伸びる大樹の幹。

その上に築かれた家々は枝の上で寄り添い、

いくつもの吊り橋が空中を渡していた。


森全体が“住まい”そのもの──

まさにエルフの里と呼ぶにふさわしい光景だった。


カノンが目を輝かせる。 「わぁ……木の上に住んでいるんですね……!」


しゃもは冷静に分析する。 「重量分散も完璧。建築技術が高いエルフの典型的文化ですね」


アークは立ち止まり、鼻をクンクンと動かした。


その仕草は、まるで犬のように。


「……この匂い……覚えとる……」


木の葉が揺れる優しい音。

太陽と土の香り。

遠くで水が流れるせせらぎの音。


そして、温かく、柔らかくて、懐かしい気配。


「ここは……わしが、かつて居た……」


胸の奥がじんわりと疼く。


エルフであった頃。

森とともに呼吸し、動物と話し、

季節と歌うように日々を過ごした、あの記憶。


ここでは、戦も策もいらない。

争いも血もいらない。


ただ自然とともに、“生きていた”。


アークは目を細め、静かに息を吐く。


「穏やかじゃったのう……

 森の恵みを味わい、仲間と笑い……

 静かで、あたたかい……そんな日々……」


カノンはアークの横顔を見つめ、そっと微笑む。 「アーク様……」


しゃもは少しだけ声を落とす。 「……アーク様が懐かしむ姿、久しぶりに見ました」


優しい、静かな時間。


アークは目を閉じた。


──だが、その数秒後。


どこからともなく、重低音のビートが響いた。


ドゥンドゥンドゥンッ!!!

「ウィ~~~~ッ!!!」

「もっと肉焼け~~~!!!」

「お前トゥーイー!!!」(※意味不明の掛け声)


漂ってきたのは、香ばしく焼けた肉のにおい。


そして、元気すぎるエルフたちの笑い声。


アークの目元がピクッと震えた。


「……おい」


しゃも 「……ええ、だいたい察しました」


カノン(戸惑いながら) 「……あの……思っていた“森の民”と少し……」


アークは静かに、深く息を吸い込んだ。


その声は震えていた。


「……わしの……しんみりを返せぇぇぇぇぇぇ!!!!」


森に、叫びがこだました。

読んでいただきありがとうございます。

つづきは、また今夜投稿致します。

何卒宜しくお願い致します。

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