21、ある小説家の創作論2
こんな言葉を知っているだろうか?
『アイデアは鮮度が命である。』
どこの誰が言い出したのかは不明。
しかし、少なくとも私は、この言葉が創作において肝要だと思う。
例えば、君がスマホで動画を見ている時にアイデアが降ってきたとしよう。すると、君はそれを忘れないようにと、スマホのメモに書き留めたり、ペンとネタ帳があればそこに記録したりするだろう。
だが、風呂場で洗髪している時にアイデアが降ってきたらどうだろうか? 当然ペンと紙は無いし、ジップロックに入れたスマホでもすぐには触れないだろう。
そうこうしているうちに、段々と書きたいことがぼやけてくる。スマホを風呂場に持ち込まない人は尚更だ。
解決策はなんとか記憶を保持することのみ。
故に、『アイデアは鮮度が命』なのである。
さて、こんな講釈を垂れている私だが、これを書いている最中にも降ってきたアイデアを忘れてしまった。
よって思い出すためにも、今回はこれで筆を置きたい。
お読みいただきありがとうございました。
今回は、『300字小説』にも登場した方の創作論part2です。
この方、毎回どこかしら抜けていますよね(『300字小説』28話参照)。しれっと準レギュラー化しつつありますし。
もしかしたら、またどこかでこの方に創作論を書いていただくかもしれません。収録するかは私の気分次第ですけどね()
それでは、次回もまたよろしくお願いします(→ω←)




