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メンバーカラーは無色透明を希望します!!  作者: ひなた


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91曲目 れっつ いんぐりっしゅ…!?

読んでいただきありがとうございます!

本作の芸能界は作者の妄想で構成されているので、ご了承ください。

また、「 過去、私を嫌ったキミは今、私を溺愛する」にちょっとだけリンクしてます。

両方読んでいただけるとより楽しんでいただけると思います!


毎週土曜日のAM8:00ごろ更新です。(遅れることもあると思います)

B面シリーズは不定期です。

初のドラマは深夜だけど視聴率がいいと聞いた。

SNSでも必ず見るけど、俺について触れてくれている人はごくわずか。

「陽太、何落ち込んでだ?」

携帯を見ていると運転している岡本さんが声をかけてきた。

今は俺の現場移動中。

「ドラマが成功してるのは嬉しいんですけど、俺の注目度は全然だなーって」

「そりゃ主人公の弟だし、陽太は初ドラマだし」

「…そう思うとナツってやっぱりすごいんですよね」

ナツの初ドラマは主人公の親友役。

メインではないのにすごい注目されてたし、そこから演技の仕事も続いてる。

「ナツの演技がすごいのはオーディションの時から知ってましたけど、実際に仕事して世間の評価を見ると結構きますね」

そう言うと車が止まった。赤信号らしい。

岡本さんはバックミラー越しに俺を見た。

「そうか、じゃあ精進しないとな」

「…はい」

「評価を気にすることは良いことだけど、今は"誰の評価を気にするか”ってことを気をつけろよ」

「…はい」

小さく頷くと岡本さんが苦笑するのがバックミラー越しに見えた。


メンバーとの仕事の日。

今日は待ち時間もあるから学生組は宿題をやってる。

今はスーと楓の勉強を見てる。

「やっぱり英語って苦手」

楓が突っ伏した。

「俺も英語は苦手だったなー」

楓の頭を撫でる。

「そうなの?」

「全教科の中でダントツに苦手」

「意外かも。パピーって何でもできるイメージ」

スーも手を止めて会話に入ってくる。

「俺だって苦手なものもあるぞ?」

「そりゃそうかもしれないけどさー」

「じゃあ、パピーは僕と一緒だね!」

楓が嬉しそうに抱きついてきたので背中をポンポンする。

「じゃあ楓、英語は俺が教えるよ。俺、英語好きだし」

「スーくん!!神!!」

今度はスーに抱きつく楓。

スーが楓に英語を教えてるのを眺めながら英語勉強しなおそうかなーと思った。

数日後。

「陽太、教育系はどうだ?」

事務所でレッスンをした後に岡本さんに言われた。

「…教育系?」

「というか勉強系だな」

岡本さんが企画書を出してきた。

「英語?」

「そう。中・高校生対象の英語学習番組のオファーが来てな」

「なんで俺?」

「担当P、学生RUN!KING!出てた時から陽太のこと気に入ってたらしいぞ。ああいう明るい感じで近所のお兄ちゃんが教えてくれる感のある番組にしたいらしい」

そう言われて何となく納得する。

普段もメンバーの勉強も見てるし。

「ありがたいですね」

「初めてのソロの仕事から繋がったオファーだ。お前の実力で掴んだんだ、自信持て」

ポンッと頭を撫でられる。

きっと俺がこの前落ち込んでたから。

「はい」

「じゃ、受けるって返答しとくから」

「はい!お願いします!」

岡本さんは小さく笑って頷いた。


家に帰ってから教科書を探す。

「さすがに中学のは残ってないよなー」

教科書は高校の分しか残ってない。

「どうしよっかなー…あ」

俺はリビングに行ってアイスを食べてる優子に声をかける。

「優子、中学の教科書とか残ってない?」

「え?ものによってはあるけどなんで?」

「英語の勉強しなおそうなかって」

「ふーん?英語なら全部揃ってるよ」

「お願い!貸して!」

「いいけど」

不思議そうな顔をする優子にお礼を言って部屋に戻る。

「教科書はゲットできたから、あとは問題集とか買って勉強スタートすれば」

収録が始まるのが1ヶ月後。

できるだけ思い出さないと。

「…これで英語ができるようになったら、clear skyが世界進出した時も安心だもんな」

楓とスーが勉強している時にちょっと思ってた。

「よし」


落ち込んでる暇はない、次に向かうんだ!

落ち込みモードのパピーでしたが、次に繋がるお仕事で気持ちを切り替えます。

自分も英語ができて、仕事もできてWラッキーと気合い満々です。


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していただいたら作者のモチベーションもめちゃ上がって喜び狂い、発狂します( ´ ▽ ` )

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