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メンバーカラーは無色透明を希望します!!  作者: ひなた


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95/97

90曲目 ドラマが始まるんですよ

読んでいただきありがとうございます!

本作の芸能界は作者の妄想で構成されているので、ご了承ください。

また、「 過去、私を嫌ったキミは今、私を溺愛する」にちょっとだけリンクしてます。

両方読んでいただけるとより楽しんでいただけると思います!


毎週土曜日のAM8:00ごろ更新です。(遅れることもあると思います)

春が過ぎて夏が来た。

「ゆう、どうだ?社会人慣れたか?」

「社会人になって何ヶ月経ったと思ってんのさ」

そう言いながらちょっと不貞腐れてる。

岡本さん曰く、いろんなオーディションを受けていてメンタルやられてるらしい。

「ほら、これやるから機嫌なおせ」

そう言ってさっき買ったチョコをゆうの口に押し込む。

「…ずるい」

「ん?」

「パピー、ずるい!」

今度はプンプンするゆうに苦笑する。

「何さ!」

「んー?何年経ってもかわいいなーって」

頭を撫でるとゆうはフンッと横を向いた。

「俺も仕事入れないとって焦ってたからわかるよ」

「…でもパピーは毎日仕事入ってたじゃん」

「そう見えてたならよかったよ」

実際は仕事は3割ぐらいであとはレッスン。

特に演技のレッスンを入れてたから。

「がむしゃらにやってるだけだよ」

「…俺も頑張る」

そう言ってゆうは俺が持ってた袋からチョコをもう1つ取って食べた。

「あ、そう言えばさー」

ゆうが思い出したように俺を見た。

「ドラマ始まるよね?」

「……おん」

今度は俺が言葉に詰まる番だ。


数日後、レギュラーの収録日。

「あ、やっぱり?」

「やっぱりってナツ、なんか知ってるのか?」

ナツとペアの日で楽屋でゆうの話をしたらこんな反応だった。

「ううん。でもなんとなく焦ってそうだなーって」

「さすが双子」

「はい?」

何言ってんの?という顔のナツ。

「ナツは大学どう?」

「楽しいよ。授業も面白い」

「…授業が面白いって言えるのがすごいわ」

一度目の時、大学の授業が面白いとか思ったことない。

「そう?」

「そうだよ。仕事と両立してるんだろ?尊敬だわ」

「?高校の時と変わらないよ?」

「…それはナツが頭いいからだって」

そう言うもナツは不思議そうな顔。

頭いいやつめ!!

「てかパピー今忙しくない?ドラマの番宣でしょ?」

「そうだけど、俺はそんなに番宣出ないからなぁ」

莉緒さんの弟役で出るけど番宣は基本主役の二人。

たまに俺もさせてもらってる程度。

「楽しみだなー、パピーのドラマ」

この前ゆうも楽しみと言ってくれた。

「俺、ナツみたいに出番多くないからな?」

ナツは初ドラマからずっと年に2回はドラマや映画に出てる。

そのおかげか出番が多い役が増えてきた。

「メンバーが出てることが嬉しいからいいの」

「…ふーん」

嬉しそうに笑うナツになんだかむず痒くなってそっけなくなる。


ドラマ初回日。

金曜24時からの30分。

「楽しみー♪」

「録画予約もバッチリだ」

優子と兄貴がテレビの前を陣取ってる。

母さんも風呂上がりでソファーに座ってる。

「あれ?父さんは?」

「急に仕事入って泊まりよ」

「…ふーん」

父さんは俺が出てる番組は見てないし、ライブにもきていない。

「今回は見てもらえると思ってたのにな」

ポツリと呟くと母さんが苦笑した。

「あ!始まった!!」

優子が嬉しそうに言う。

【姉ちゃん、何暴れてんの?】

【暴れてない!!てか勝手に入るな!!】

【ノックしたんですけど?】

【返事してない!!】

【えぇー…】

「陽太だ!」

「お兄ちゃん!」

兄貴と優子がテレビを指して興奮状態。

冷静に見るとやっぱりまだまだ棒読みだ。

このレベルで出てるのが恥ずかしくなってきたし、ナツってやっぱりすごい。

「うわー…はずいって。無理無理」

「お兄ちゃんが恥ずかしがってる」

「照れんな!!俺の自慢の弟だぞ!」

兄貴が俺を抱きしめる。

「アリガトウ、アリガトウ」

「今から友達に自慢の電話する!」

「やめろ!」

そんなことをしていたらCMに。

同時にメッセージの嵐。

【パピー、いいじゃん!】

【ナイス龍平!】

【かっこいい!!】

【めっちゃいい!!】

【パピー演技うまい!】

ナツ、ゆう、トラ、スー、楓の順に送られてくる。

龍平は今回の役名。

「ナイス龍平ってなんだよ」

そう言いながら【ありがとう!】と返すと今度は別グループが盛り上がってる。

【陽太!お前演技うま!!】

【すげーじゃん】

壮真と啓太、特に壮真は連投しまくってる。

返信する隙がないなーと思ってるとピタッと止まった。

「?」

テレビを見るとドラマが再開していて納得。

『俺はリアタイはCM中に感想を呟くんだ!!1分1秒でも見逃さない!!』

そんなことを言っていたことを思い出す。

「壮真、ガチでそうなんだ」

苦笑しつつも残りを観る。

1話目は最後の方にも出てるからどうなってるか不安だ。

【もう意味わかんない】

【姉ちゃん、ご飯だから起きて】

オムライスを持ちながら莉緒さんに声をかける俺は困った顔。

このシーンは全体的に自分でもできた方だと思う。

【むー】

【龍平スペシャル食べないならいいけど。今日はチーズ入りなのに】

【龍平スペシャル!食べる!】

苦笑した俺は莉緒さんの前にオムライスを置く。

自分の分も置いて二人で向かい合わせで食べる。

【んー!!美味しい!】

【うん、いい感じ】

そこから莉緒さんのモノローグとエンディングが流れる。

「あ!これclear skyでしょ!!」

優子が目をキラキラさせる。

「まー、エンドロール見てな」

エンドロールにはclear skyの文字。

「わー!!新曲!!」

「ラブソングか」

「ん」

頷くと携帯がまた通知祭り。

【新曲!!新曲!!】

壮真の連投に苦笑する。


初のドラマは勉強でしかない!

パピーの初ドラマの放送が開始しました。

トラと楓もスマホを持つようになったので、みんなと感想リアタイができるようになりました。

そして壮真はしっかりオタ活してます。


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