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メンバーカラーは無色透明を希望します!!  作者: ひなた


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86曲目 来年はもっと

読んでいただきありがとうございます!

本作の芸能界は作者の妄想で構成されているので、ご了承ください。

また、「 過去、私を嫌ったキミは今、私を溺愛する」にちょっとだけリンクしてます。

両方読んでいただけるとより楽しんでいただけると思います!


毎週土曜日のAM8:00ごろ更新です。(遅れることもあると思います)

B面シリーズは不定期です。

12月。

セカンドアルバムもリリースして、ありがたいことに今年もホールライブをやることに。

デビュー日が平日だったので同じ週の土曜日だ。

今回もチケット完売だと岡本さんが教えてくれた。

「緊張するけど楽しみ!」

楓が衣装に着替えながら言う。

「そうだな」

先に着替え終わった楓が楽屋に戻る。

俺はジャケットを着て鏡を見つめる。

『今回も1日限定の2公演だ』

「…2公演か」

「パピー、どうかした?」

隣で着替えてるナツが不思議そうな顔で聞いてきた。

「…んー、ちょっと天狗になってる自分がいたなーって思って」

「天狗?」

「ん」

俺と高校生組のソロの仕事が少しずつだけど増えてきた。

だからオーディションやレギュラーを見てなくてもclear skyが世間で認知され始めていると思っていた。

FCも会員数が増えてきてるって岡本さんも言っていた。

でも公演日数と公演数が増えてないってことは増やすほどの売り上げ、集客が見込まれないと判断されたんだ。

「…来年は公演数、絶対増やそうって思って」

「…そうだね」

俺が何を言いたいのかわかったのか小さく呟いた。

パーンッと両頬を叩くとジンジンと痛みが残る。

俺の行動にナツと後ろで着替えてたゆうが驚く。

「よ、陽太くん?」

「パピー何してんの?めっちゃびっくりしたんだけど」

「沈んでてもしょうがない!!まずは今日来てくれたファンに感謝だ!!盛り上げるぞ!!」

俺が気合いを入れて出ていくのを二人はポカーンとして見ていたと2部の前にスタイリストさんが教えてくれた。


1部のMC。

「皆さん、本日はありがとうございます!ここまで楽しんでますか?」

俺が聞くと会場からは「楽しい!!」と声がたくさんくる。

「よかったー!」

そうすると会場から「楽しいー?」と逆に聞かれる。

「楽しいに決まってますよ!な、みんな」

振り返るとメンバーも「楽しい!」と返事をする。

ナツが水を持って来てくれたのでお礼を言って受け取る。飲むと体に染みる。

「今年の思い出ってある?」

ナツがみんなに聞くとゆうが手を上げる。

「はいどうぞ」

「プライベートでもいいでしょ?」

「言える範囲なら」

「メンバーが文化祭に来てくれた」

ゆうがそう言った瞬間、ナツが舞台袖を見た。

きっと岡本さんを探してるのだろう。ゆうが苦笑する。

「大丈夫だって。ボスには確認してる」

「あ、ボスは俺たちのマネージャのことです。名付けはスーです」

俺が補足すると会場からは笑い声。

「文化祭にメンバーが来てくれたんですよ」

「めっちゃ楽しかった!」

トラが楽しそうに言う。

「雑誌で全員学ラン着て撮影とかもしたことあるけど、うちの高校に揃ったのが新鮮で」

「みんなでご飯買って食べたり、学校探索したよね!」

楓がニッコニコで言うから「可愛い!」の嵐。

「うちの子、可愛いでしょー?そう、可愛いんです」

「パピー黙って」

ナツにピシャリと言われてシュンッとしてると笑い声。

「あとちゃんと向こうの許可も確認取れてるから言うけど、真叶がおもろかった」

ゆうが言うと会場がザワザワした。

「モデルのマナトのことです。今、恋はココアみたいに甘いってCMしてる。俺とゆう、同じクラスなんですよ」

マナトくんはココアのイメージキャラクターをしていて、そのCMがキュンッとすると話題だ。

ナツの説明で黄色い声。

「パピーの大ファンで集合写真のカメラマン頼んだら緊張しまくって」

「で、その後にツーショット撮ったら固まってパピーがハグしたら気絶しそうになったやつね」

ナツも言うとまた黄色い歓声。

「俺、マナトさんのアクキーの付け方可愛かったから真似してる!」

トラが言うとスーが思い出したように笑う。

「確かにトラ、週替わりで俺たちのアクキー付けてるよな」

「トラ、マナトくんの付け方説明してあげて」

「これです!」

俺がトラに言うと、トラがジャケットを少しめくって見せる。

今日は集合アクキーを腰に付けてた。

「みんなを身につける♪」

トラが嬉しそうに言うとまた可愛いの歓声。

「可愛いでしょー?うちの子可愛いんです」

「パピー、わかりきってることだから黙って」

「え、なんか急にデレるじゃん」

俺が言うがナツは無視、会場は笑い声。

「他にある?」

「久しぶりにみんなでお泊まりしたよね!」

楓が嬉しそうに言う。

「牧場体験ね!あれも楽しかった!」

「スー、めちゃめちゃ楽しそうにお世話してたよな」

スーとゆうが楽しそうに言う。

「移動時間とかは勉強会してな」

「パピー先生ですよ」

「主にナツ先生とゆう先生ですよ」

ゆう、ナツ、俺が言うとまた笑いが起こる。

「パピーは何かないの?」

「そうだなー。免許取った」

「そうじゃん!!いつドライブ連れてってくれるの!?」

トラがちょっと怒ったように言う。

「ごめんって。来年はみんなでドライブしような」

そう言うとメンバーは全力で頷く。

「どこ行きたいかリストにしよう」

「じゃあ、なっちゃんまとめ役お願い!」

「まかせろ」

ゆう、スー、ナツがすごいスピードで話を進めるのを見て苦笑する。

「来年もみんなでたくさん思い出つくろうな」

俺がそう言うと会場から歓声。ナツがキョトンッとする。

「当たり前でしょ」

「そーそー!!」

トラも頷く。

「もちろん、ファンの皆さんともね!!」

スーが手を振りながら会場に言うと歓声が上がった。


悔しさが残る2年目のライブだけど、来年は絶対に公演数を増やすと決めたんだ。

再びのライブが嬉しい反面、悔しさも残るパピーなのでした。

今年の思い出はやっぱり、みんなで文化祭とお泊まりみたいですね。


そして実はここに啓太、壮真の親友組がいたことを後半で歌いながら見つけて音程を外しそうになるパピーでした。

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