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メンバーカラーは無色透明を希望します!!  作者: ひなた


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89/97

85曲目 Let's 文化祭!! その4

読んでいただきありがとうございます!

本作の芸能界は作者の妄想で構成されているので、ご了承ください。

また、「 過去、私を嫌ったキミは今、私を溺愛する」にちょっとだけリンクしてます。

両方読んでいただけるとより楽しんでいただけると思います!


毎週土曜日のAM8:00ごろ更新です。(遅れることもあると思います)

B面シリーズは不定期です。

ゆうに引っ張られて来たのは空き教室。

「ゆう、何だよ急に走って」

「ごめんごめん!あそこでやったら騒ぎになっちゃうかなって」

「騒ぎ?何する気だよ」

俺が怪訝な顔をしたのかゆうが苦笑した。

「ごめんって怒んないでよ」

「怒ってはないけど」

そんなことを言っていたらみんなもやってきた。

「ゆう、いきなり走り出すなよ」

「ビックリしたよー」

ナツとスー、トラと楓もやってきた。

その後ろにはマナトくん。

「マナトくん?」

「真叶とツーショット撮ってほしくて」

ゆうが手を顔の前に合わせて言ってきた。

「え?それは別にいいけど」

「緊張して震えて写真ブレるって真叶が言ってたから、ゆうがお礼にパピーとのツーショット撮るぞって本人に確認もせずに言ったからさ」

ナツが呆れた顔でゆうを見て言う。

「ああ、なるほどね」

「す、すみません!」

マナトくんが頭を下げてきたので慌てて手を横に振る。

「マナトくんは悪くないです!むしろ手伝ってくれてありがとうございます」

俺がそう言うとマナトくんは顔を上げた。

「でも…」

「それにファンでいてくださることは本当に嬉しいし、ありがたいです!

うちのナツとゆうと仲良くしてくれてありがとうございます」

ナツとゆうの肩に手を置いて笑うとマナトくんは膝から崩れ落ちて床に手をついた。

「!?」

「…やばい、推しが俺だけに笑って話しかけてくれた!!!!しかもメンバー愛まで!!今日俺死ぬのかも!!!!!」

「あーあ、真叶のオタ全開になっちゃった」

「頑張って抑えてたのになー」

ナツとゆうが呆れたように言う。

「イケメンがメンタル崩壊してる」

「すごいね」

スーとトラが驚いて呟く。

楓に至っては驚きすぎてスーの後ろに隠れて見てる。

「真叶、オタ全開になると人が変わってすごいんだよ」

「俺たちは慣れたけど」

ゆうとナツが冷静に言う。

「そ、そうなんだ」

「まーなーとー!ほら、パピーと写真撮るんだろ!立てって!ナツ、そっち持って」

「せーの」

二人でマナトくんを立たせる。

「ほら、髪も乱れてるって」

ナツが言うとマナトくんはハッとする。

「やべ!!」

携帯のインカメラで整えてから俺の前に来た。

「あ、あの!!石田真叶と言います!!ファンです!!オーディションの時から応援してます!!」

「わ、マジ?ありがとうございます!」

「はい!!アクキーも持ち歩き用、保存用、予備の3つ買いました!!今も付けてます!!」

見せてくれたのはベルトにつけたれた俺のアクキー。

「あ、付けるのそこなんですね」

「はい!!いつでも感じてたくて!!学校の日は制服、休みはバックに付けてます!傷つけないように保護してます!!」

「えー、そんなに大事にしてくれて嬉しい!」

「番組も!出演されてるのは全部録画して観てます!!」

「本当?飽きられないように頑張らないと」

「飽きるとかないです!!」

一生懸命話してくれるのが嬉しいなぁと思っていると。

「…パピー、すごい」

「俺、途中から黙っちゃうかも」

「俺もあんな風に言われたら頷くしかできないと思う」

楓、スー、トラが驚いてる声が聞こえた。

「ストップ。真叶、そろそろクラス当番だろ。写真撮るぞ」

ナツが間に入って止めた。

「携帯貸して。俺撮るから」

「あ、うん」

真叶くんがナツに携帯を渡す。

「ほら、パピーの隣に立って」

「!!失礼します!!」

「うん」

「じゃー、撮るよ。はいチーズ」

ピースをした俺たちをナツが撮ってくれる。

何枚か撮ってからスーが思いついたように言う。

「パピー、肩組んだら?」

「あ、確かに」

頷いてマナトくんの肩を組むとピシッと固まるのが伝わる。

「真叶、このまま撮るからなー」

「真叶やべー!!!」

ゆうがずっと動画を撮りながら笑ってる。

「あ、ナツ、俺の携帯でも撮って」

「オッケー」

自分の携帯をナツに渡して何枚か撮ってもらう。

「ナツ、ありがとう」

「ん」

「マナトくんもありがとうございます!今日会えて嬉しかったです」

お礼を言って手を差し出すとまたピシッと固まるのがわかった。

「お、お、お、推しと握手なんて!!」

「むしろ握手させて欲しいぐらいなので」

そう言うとマナトくんは恐る恐る手を握ってくれた。

俺は左手でその手を包む。

「今日はありがとうございます。これからも応援してもらえるように頑張ります」

「こちらこそありがとうございます!!俺、パピーさんと共演できるように頑張ります!!」

嬉しい言葉に俺は思わず抱きついた。


文化祭を楽しんだ2週間後の土曜日。

今日は俺とゆうが午前収録組。

「あ、パピーこれ見て」

衣装に着替えて呼ばれるのを待ってたらゆうが携帯を見せてくれた。

【真叶、これやるよ】

ゆうがマナトくんに1枚の写真を渡した。

その瞬間、マナトくんが椅子から立ち上がり固まった。

【よかったな!推しのサインとメッセージだぞ!】

ゆうが肩を叩くとマナトくんが崩れ落ちた。

【オシガ、アイノ、メッセージ】

【完璧に壊れた】

腹を抱えて笑うゆうと呆れたナツの声で終わった。

「マナトくん、片言だったけど」

「もうね面白かった」

確かに先週の土曜日にゆうに言われて俺の携帯で撮った写真を現像してサイン、メッセージを書いた。

『お礼も兼ねてさ』

俺は提案された時にOKをした。

それを渡した時の動画だろう。

「これもだけど、パピーが抱きついた時はもう意識飛びそうだったもんなー、あいつ」

「あー…確かに」

俺が抱きついたら倒れそうになって焦った。

「にしてもゆう、笑いすぎ。失礼だろ」

「ごめんって。真叶にも謝ったよ。全然覚えてないって言われたけど」

「…ならいいのか?」

首を傾げながら言うとゆうは苦笑しながら頷いた。


みんなで参加した文化祭はめちゃくちゃ楽しかった!!

文化祭編はこれで完結です。

6人での文化祭は楽しかったので、後日みんなでボスに自慢します。

新キャラ真叶くんはちょいちょい出てもらおうかと思ってます。

ちなみにパピーがマナト表記なのは漢字を知らない(芸名マナト)からで、ナツ&ゆうはフルネーム(漢字)を知っているのでちょっと変えてます。


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していただいたら作者のモチベーションもめちゃ上がって喜び狂い、発狂します( ´ ▽ ` )

感想もお待ちしております(^ ^)

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