66曲目 みんなでお祭り行くぞ!
読んでいただきありがとうございます!
本作の芸能界は作者の妄想で構成されているので、ご了承ください。
また、「 過去、私を嫌ったキミは今、私を溺愛する」にちょっとだけリンクしてます。
両方読んでいただけるとより楽しんでいただけると思います!
毎週土曜日のAM8:00ごろ更新です。(遅れることもあると思います)
B面シリーズは不定期です
8月の第2週目。
「…パ、パピー?」
「大丈夫…じゃないね」
楓とトラが不安そうな顔で見てくる。
俺は机に頭を乗せて腕はだらんとして死にかけてる。
「え、生きてる?」
「スー、生きてるから」
スーとゆうの会話も聞こえた。
毎日何かした仕事やレッスンをしているので何をしているのかわからなくなる時がある。
まさしく目まぐるしい日々だ。
「うー…あー…」
「とうとう言葉を忘れたようだ」
ナツもやってきてホッペに冷たい何かを当てられた。
「ひょわ!?」
「どこから声出してるの」
「喉からですけど!!」
俺が半ギレ状態で言うとナツが苦笑する。
「はい、これあげる」
「え?いいのか?」
「うん、みんなから」
差し出されたジュースを受け取る。
「いつもはジュース飲んでないと思うけど、疲れた時は糖分も必要だよ」
「…ありがとう」
もらったジュースを飲むと炭酸が喉を刺激する。
「あー、生き返る」
「でもそんなにパツパツならみんなで遊び行けないね」
トラがしょぼんとする。
「え?」
「パピーが学生最後の夏休みだからみんなでどこか行こうかって話してたんだ」
「でもパピー、忙しいから」
ナツとゆうが説明してくれる。
「そっかー…ゴメン な、せっかく考えてくれてたのに」
トラと楓の頭を撫でる。
「俺も遊び行きたいけどなー」
「明日のレッスン後に祭行けば?」
奥で藤井さんと話してた岡本さんが俺たちのそばにきて言った。
「祭?」
「この辺で明日と明後日で祭があるんだよ。
明日もレッスンだし、その後は何もないのと明後日の陽太は午後からだからちょうどいいだろ」
岡本さんの説明にみんな目を輝かせる。
「「「行きたい!」」」
弟組が声を揃えて言うとナツとゆうも頷く。
「いいね、ここからすぐだし」
「岡本さん、帰りは送ってくれます?」
「まぁ、俺は仕事してるからな」
みんながこっちを見てくる。
「俺も行きたい!」
「じゃあ決まり!」
ナツの言葉にみんな嬉しそうにはしゃいでいた。
次の日、レッスン後に祭に来た俺たち。
「わー!屋台がいっぱい!」
「腹減ったー」
「あ、射的とかもある」
楓、トラ、スーが前を歩く。
今日はみんな帽子被ったり、伊達メガネしたりして軽く変装してる。
「ナツ、マスクもした方がいいんじゃない?今ドラマ出てるんだから」
「二人もバラエティー出てるんだから同じだろ」
ゆうが揶揄うのをナツが悪態をつく。
「まーまー、落ち着けって」
俺が止めるとナツはまだムスッとしてる。
「なっちゃん!僕たこ焼き食べたい!」
「俺イカ焼き!!」
ナツに飛びつく楓とトラ。
「ちょ!わかったから!」
「こっちこっち!」
二人に引っ張られて連れて行かれたナツ。
「おー、元気だなー」
「ゆうちゃん、おじさんみたい」
スーが言うとゆうはスーの頭をグリグリとした。
「いたた!!」
「ほら、みんなを追いかけよう」
俺が言うとゆうは手を止めた。
レッスン後だった俺たちはまずは腹ごしらえ。
たこ焼きにイカ焼き、焼きそば、焼き鳥を買ってみんなで食べる。
「うまーい」
「ゆうちゃん、焼きそばちょうだい」
「ほら」
トラがゆうから焼きそばを受け取る。
「にしても食べ過ぎじゃない?」
「6人で食べるならいいんじゃないか?」
俺とナツが話してると楓が服を引っ張ってきた。
「パピー、かき氷食べたい」
「お、いいな!これ食べ終わったら買いに行くか」
「あ、じゃあさ途中にあった射的みんなでやろうよ!一番当てた人が好きなもの奢ってもらえるの!」
スーの提案にみんな賛成。
残りを食べて射的に行く。
「いらっしゃい」
「全員順番にやりたいんですけど」
「じゃあ二人ずつだな」
最初にナツとトラ。
「なっちゃん負けない!」
「俺、射的に自信あるぞ?」
そう言って打つナツは5発中、3発当てた。
「おー、すご」
「なっちゃん上手い!」
俺とスーが関心する。
トラはは1発も当たらなくて落ち込んでたけど。
「次は俺とスーな」
「うん!」
俺とスーが並んで打つ。
「あー、もうちょっとなのに」
「パピー、がんばれ」
「当たった!」
スーが嬉しそうに飛び跳ねる。
結局俺は小さなお菓子1つ。
「次はゆうと楓か」
「ほい」
交代してゆうと楓が構える。
パン!パン!パン!
二人は中サイズのお菓子をどんどん落とす。
「すげー!!うまい!!」
「ゆうちゃんと楓すげー!!」
スーとトラが興奮してる。
「へー、二人ともすごいな」
俺が感心してるとナツが頷く。
「ゆうは授業で野球やった時に投げるのうまかったから射的もだろうと思ってたけど、楓もすごいな」
「楓って器用だなー」
そんな話をしていたら二人は全発当てたらしい。
「「すげー!!」」
「みんなでわけよ!」
楓がトラとスーに持っていく。
「これ、俺の分」
「すげーじゃん、ゆう」
「番組で的当てがあったらゆうと楓で決まりだな」
ナツの言葉にゆうはなんでだよ、とツッコんだ。
みんなで祭は楽しいです!!
干からびそうなパピーの息抜きタイム。
みんなでお祭、楽しそうですね。
そしてゆうと楓は器用(器用って言うのか?)なんですよ。
射的って結構難しくないですか?
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