56曲目 デビュー日です!
読んでいただきありがとうございます!
本作の芸能界は作者の妄想で構成されているので、ご了承ください。
また、「 過去、私を嫌ったキミは今、私を溺愛する」にちょっとだけリンクしてます。
両方読んでいただけるとより楽しんでいただけると思います!
毎週土曜日のAM8:00ごろ更新です。(遅れることもあると思います)
B面シリーズは不定期です。
12月22日。
とうとうこの日がやってきた。
「スー、早く準備して」
「トラ、ウトウトしないで目覚ませ」
「楓も起きろー」
ナツ、ゆう、俺にされるがままの弟組。
今日は朝からいろんな番組に出るから朝7時に入り時間だった。
移動時間もあるから起きたのは5時半。
他のメンバーも同じぐらいか遅くとも6時だ。
「みんな眠いわよね」
ヘアメイクさんが苦笑してる。
「すみません、起こすんで」
「いいわよ。ちょっと寝てるぐらいなら」
うとうとしてるスーのヘアセットをしていくのを見てさすがプロ、と思った。
「今日はスペシャルゲストが来ております。clear skyの皆さんです!」
朝の情報番組のエンタメコーナーからのスタート。
全員でスタジオに出る。
「おはようございます、clear skyです!よろしくお願いします」
ナツが代表して挨拶をして、俺たちはぺこりと頭を下げる。
「朝早くからありがとうございます。眠いでしょ?」
「いえ、全然…と言いたいところですが、下3人はさっきまでウトウトしてました」
「なっちゃん!なんで言うの!」
スーが言うとみんな楽しそうに笑う。
「本日、皆さんはCDデビューということで、おめでとうございます!!」
番組スタッフさんもみんな拍手をしてくれる。
「ありがとうございます」
「どうですか、お気持ちは」
「嬉しい気持ちがやっぱり大きいですね。純粋にこの6人で仕事をしていけることが嬉しいです」
ナツが言うとみんな頷く。
そこからは質問タイムをしてスタジオを盛り上げる。
「では最後にclear skyの皆さんからお知らせです」
「僕たちのデビュー曲、『sky』が本日発売です」
「楽しみと不安を抱えながらも進んでいく曲になってます」
「ぜひ聞いてみてください」
ナツ、ゆう、俺が言うとみんなで「お願いします」と声を揃えておじきをした。
そこから次々と番組や取材をこなしていく。
「お疲れさん」
楽屋にいると岡本さんが入ってきた。
「FC、順調に申込が入ってるぞー」
「え!?本当!?」
トラが嬉しそうにする。
「ああ。12時に申し込みスタートして今5千人ぐらい」
「「5千人!?」」
俺とナツが叫ぶ。
「マジか…いうて1年ちょっと前まで素人だったんですけど?」
「やっぱりレギュラーで出続けてるのって強いのかな」
「それとパピーとナツがいい感じに目立ってるからだろ」
ナツとゆうと話してると楓がニコニコして入ってきた。
「いっぱいの人が応援してくれて嬉しいね!」
「な!スーくんのモデルももうすぐだよね!」
トラがスーに聞くとスーは頷く。
モデルオーディションの結果、3人採用のうちの1人に選ばれたスー。
タイミング的にデビューの売名目的と言われる可能性があるけど、
ちゃんとオーディションを受けたのは俺たちが知ってるから
俺たちで正しい情報を出していこうと岡本さんと話してる。
「俺もなんか仕事したいー」
「高校生になったらな」
岡本さんにふてくされるトラを見て笑う。
「トラと楓も注目されてるぞ?初曲披露の時にバク転してたの見て、うちのクラス大盛り上がりだったぞ」
「あ、それうちも。ね、ゆう」
「うん」
デビュー曲の発表した祭り状態だった日。
『上田くん、あのバク転してた子たちってまだ小学生なんだよね?』
『すごいよね!番組観てても癒し系って感じで可愛いし!』
クラスメイト(特に女子)にトラと楓のことをすごく聞かれたのだ。
小学生2人も実は人気者なのを俺は知っている。
「スーのラップも話題だったなー」
「確かに。うちの学校きたらラップ上手い子ですぐ認知されるな」
ゆうとナツの言葉にスーも嬉しそう。
「全員注目されてるから大丈夫だ。さ、次行くぞー」
岡本さんの言葉にはーい、と返事をして次の番組に向かった。
家に着いたのは21時。
「ただいまぁー」
クタクタになりながらリビングに入るとパンッ!!とクラッカー音と紙吹雪。
「どあ!?」
「「「「デビューおめでとう!!」」」」
兄貴、優子、啓太、壮真がクラッカーを持ってニコニコしてる。
「へ…ありがとう?」
「なんで疑問形なんだよ」
「ちゃんとCDも買ったぞー♪」
苦笑する啓太と嬉しそうにCDを見せてくる壮真。
「大事なデビューだから今日みんなでお祝いしたかったんだよ」
兄貴に言われてちょっと泣きそうになる。
「ほら、ご飯食べましょ。啓太くんと壮真くんも食べてって」
「え、いいんすか!?」
「ありがとうございます」
二人が遠慮なく座る。
「帰りは送っていくから」
父さんがそういうと二人はお礼を言う。
「父さん」
「…とりあえず、おめでとう」
その言葉が嬉しくて「うん!!」と頷いた。
デビューしました!!
デビュー日の様子でした。
FCも順調だそうです。壮真くんは一体何番目なんでしょうね。
デビューのお祝いもちゃんと駆けつける親友くんたちです。
そしてパパさんもお祝いしてくれました。
これで第二章が終わった感じですね(第一章はオーディション回)
第三章はどうなるのでしょうか。(勝手に章を作った)
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