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メンバーカラーは無色透明を希望します!!  作者: ひなた


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48/97

46曲目 成長期ですから

読んでいただきありがとうございます!

本作の芸能界は作者の妄想で構成されているので、ご了承ください。

また、「 過去、私を嫌ったキミは今、私を溺愛する」にちょっとだけリンクしてます。

両方読んでいただけるとより楽しんでいただけると思います!


毎週土曜日のAM8:00ごろ更新です。(遅れることもあると思います)

B面シリーズは不定期です。

夏休みが終わって学校とレッスンの日々が再開した。

そんなある日。

「あー!!もう!!」

レッスン室に響くスーの声。

周りが驚いてスーを見る。

いつもは楽しそうにしてるのに、珍しくイライラした顔。

「どうした?」

ナツが声をかけるとスーはしかめっ面。

「なんか喉がイガイガしまくって」

「喉?」

ゆうがのど飴を渡すとそれをすぐに口に入れていた。

「うん、風邪はひいてないけど喉だけ」

「…それ、声変わりじゃね?」

俺が言うとナツとゆうが納得する。

「「あー、確かに」」

「声変わり?」

スーがキョトンとする。

「今、中2だろ?中2なら声変わり時期だもんな」

「そうだね」

「このちょっと高い感じがもう聞けないのかー」

ゆうが悲しそうに座ってるスーを後ろから抱きしめて頭に顎を乗せる。

「声変わりって?」

楓が不思議そうな顔で聞いてくる。

「俺知ってる!大人になると声が低くなるやつ!」

トラが手を挙げて言うと楓はへー、と呟く。

「まぁ、大体合ってる。早いと小学生からなるやつもいたな」

「あー、確かに」

「パピーとなっちゃんとゆうちゃんはいつ声がわりしたの?」

楓に聞かれて考える。いつだっけ?

「俺は中1だったな」

「俺もそんぐらい」

ナツとゆうが答える。

「俺、いつだったけなー。遅かった気がするんだよね」

「そうなんだ」

「うん。確か中3ぐらいかな?しかも同じぐらいの時に身長も伸びたから成長痛もやばかった」

「ボロボロじゃん」

ゆうが苦笑する。

「ほら、骨がミシミシ音するって言うじゃん。あれ本当だったわ」

「俺はそれはなかったなー」

ナツがふーん、という顔で呟く。

そんな話をしていたらトラと楓が怯えた顔をしていた。

「え…骨がキシキシするの?」

「怖い!」

抱きついてくる楓の背中をポンポンする。

「大丈夫だって。痛いけど、一時的なものだったし、病気でもないし」

「でも痛いんでしょ?」

「人によってだからスーもトラも楓もあるかもしれないし、無いかもしれないし」

ナツも頭を撫でて落ち着かせる。

そんなことをしていたら岡本さんの声がした。

「そうか、3人とも成長期で声と体格が変わってくのか」

忘れてた、と言う顔をしている。珍しい。

「岡本、何今更言ってんだ?」

「あー、そうですよね…ははは」

藤井さんが呆れているのがわかる。

「何か困るんですか?」

俺が聞くと岡本さんは首を横に振った。

「いや、困ることはないけど、成長するんだなって」

「そりゃ、俺たち成長期ですもん。俺、この前測ったら172㎝になってたし」

「ゆう…お前、それ以上伸びんな!!」

俺がゆうに飛びつき、頭を押さえる。

もう俺越されるじゃん!!

「陽太、諦めろ。お前は絶対に抜かれるから」

岡本さんに言われて俺は嫌だ!と叫んだ。


レッスンが終わって帰り道。

「パピーはなんでゆうちゃんに抜かれたくないの?」

スーに聞かれてちょっとムッとする。

「とりえがない俺の唯一の自慢」

「何言ってんの」

ゆうが呆れたように言う。

「パピーはいいところたくさんあるでしょーが」

「うるせー、そういうお年頃なんです」

そう言うとナツが更に呆れた顔をした。

「でも、3人も背伸びたよな」

ナツが楓の頭を撫でる。

初めて会ったオーディションの時に比べるとみんな背が伸びてる。

「みんな、どんぐらい大きくなるんだろうな」

「トラと楓は175超えそう」

「俺は!?」

ゆうの言葉に2人は嬉しそうにしてる。

スーが突っかかると、ゆうは苦笑した。

「スーも170はいきそうだよ」

「…スー、170で止まってくれ」

ボソッと呟くとスーはやだ!!と返事をした。


僕たち、成長期なんで!!

成長期経験済み組とこれから組のほのぼのなやりとりでした。

パピー、一番高身長でありたいとひっそりと野望を持ってます。

実はナツが174㎝だったりして、実はもう2番目。

作者は成長痛がなかったので、骨のミシミシの表現は友人の表現を借りました。

(友人が自分からそんな音して怖いって怯えてたのが懐かしい)


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していただいたら作者のモチベーションもめちゃ上がって喜び狂い、発狂します( ´ ▽ ` )

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