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44曲目 みんなでお泊まり! その3

読んでいただきありがとうございます!

本作の芸能界は作者の妄想で構成されているので、ご了承ください。

また、「 過去、私を嫌ったキミは今、私を溺愛する」にちょっとだけリンクしてます。

両方読んでいただけるとより楽しんでいただけると思います!


毎週土曜日のAM8:00ごろ更新です。(遅れることもあると思います)

B面シリーズは不定期です。

みんなで銭湯の後、ゆうの家に戻る。

ゆうママとゆうパパが焼肉の用意をしてくれていた。

「みんな、お腹空いたでしょ?いっぱい食べてね」

「遠慮しなくていいぞー」

目をキラキラさせる3人。

「わーい!!」

「やったー!!」

「早く食べようよ!」

楓、トラ、スーがローテーブルの周りに座る。

「こら!先にご挨拶だろう!」

ナツが怒ると3人はヤベッという顔をした。

「食事までありがとうございます。今日は大人数でお邪魔してすみません。

よろしくお願いします」

俺が代表してお礼を言うと4人も「ありがとうございます!よろしくお願いします!」と頭を下げた。

「はい、よろしくね」

「みんな偉いな」

ニコニコなゆうママとゆうパパ。

この両親だからゆうが穏やかな感じになったんだなーとちょっと思った。

「じゃあ、みんなでご飯しましょうか。お茶もジュースもあるからね」

みんなで「いただきます!!」と言った瞬間に肉の争奪戦が始まった。


ご飯を食べた後、みんなでアイスを食べて部屋に戻った。

「トランプしよーぜ!」

「するする!」

スーとトラが楽しそうにみんなにトランプを配る。

「はー、美味かったー」

「他のおかずも美味かった!ゆうちゃんのママ料理上手なんだね」

楓の言葉にゆうは苦笑。

「今日は張り切ってたからだと思うけど、言っとくな」

「明日の朝ごはんも楽しみ!」

ルンルンな楓。食べ盛りだ。

そこからもトランプやゆうの家にあったボードゲームで大盛り上がり。

トラとナツで接戦をしているのを見ていると隣の楓が揺れ始めた。

「楓?眠いのか?」

「んーん、だいじょうぶ」

誰がどう見たって眠そうだ。

「よし!勝った!」

「あー!!負けたぁ!」

接戦はどうやらナツが勝ったらしい。

「そろそろ寝る準備するか。歯も磨いてないし」

「確かに。歯磨いて布団敷くか」

ゆうも頷いて2人ずつ順番に歯磨きと布団を敷く。

俺は楓を連れて行く。

「ほら、楓。歯磨いて」

「んー」

「もう眠いんだろ?寝たら歯磨けないだろ」

「まだねないもん」

イヤイヤと首を横に振る楓に苦笑する。

「歯磨いたからってすぐに寝るわけじゃないから。戻ったらまたみんなで遊ぶぞ?」

「…ほんと?」

「本当本当。だから磨こうな?」

そう言うと楓は頷いて歯を磨き始めた。

きっと戻ったら寝ちゃうんだろうなーと思いつつ、俺も歯を磨く。

みんな歯を磨いて布団の上でまたトランプ大会。

「ねー、パピー」

「なんだ?スー」

「なっちゃんってトランプ弱いんだね」

またトラと接戦をしているナツ。

普段は見ない姿に俺はふふっと笑う。

「ナツもちゃんと弱点があるってことだな」

そんな話をしていたら俺の膝に楓が倒れてきた。

「おっと」

「あ、楓寝ちゃった」

スースー寝息を立てる楓。

レッスンもあって、銭湯でもはしゃいでたし、疲れたのだろう。

「楽しかったんだろ。さっきまではしゃいでたし」

近くの布団に寝かせてやる。

「楓、寝ちゃった?」

さっきまでトランプで白熱してたナツが声をかけてくる。

「うん。でも端の布団だから」

「楓にスピード教えようと思ったのに」

トラがちょっとムスッとする。

「まぁまぁ。明日も一緒なんだから明日教えてやりな」

ゆうが頭を撫でて落ち着かせる。

明日は午前中にみんなで各自の宿題をやってレッスンだ。

明後日からは俺とナツとゆうは宿泊ロケ。

「ちゃんと宿題持ってきたか?トラ」

「持ってきたもん!!」

「みんなから教えてもらえるな」

そう言うとトラは嬉しそう。

妹2人の長男らしいからこうやって甘えられるのが嬉しいんだろうな。

「じゃー、もう少し遊んでから寝るか。何やる?」

「神経衰弱!!」

「それなら負けないぞ」

結局神経衰弱を2回やったらトラとスーがスイッチが切れたように寝てしまった。

俺たち3人は苦笑して布団に寝かせて就寝することにした。


こんな日がいつまでも続くように頑張ろう

お泊まりお話の最終です。

次の日は美味しい朝ごはんを食べてみんなで宿題しました。

おかげでトラとスーは例年より早く終わるという流れです。


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