43曲目 みんなでお泊まり! その2
読んでいただきありがとうございます!
本作の芸能界は作者の妄想で構成されているので、ご了承ください。
また、「 過去、私を嫌ったキミは今、私を溺愛する」にちょっとだけリンクしてます。
両方読んでいただけるとより楽しんでいただけると思います!
毎週土曜日のAM8:00ごろ更新です。(遅れることもあると思います)
B面シリーズは不定期です。
みんなで準備をして銭湯へ。
ゆうの家から10分ぐらいのところにあった。
「わー!ザ・銭湯!」
「僕、初めて!」
「楓初めてなのか!楽しいぞー!」
相変わらず元気な下3人。
「こら、大きな声出すなよ。あと、はしゃぐな」
「「「はーい」」」
ナツの注意に返事をして中にはいる3人を見て苦笑する。
「元気な子供を持つと大変ですねー」
「ゆうも面倒見るんだよ」
ゆうがのほほんっと言うとナツがピシャリと言う。
「まぁまぁ、俺らも入ろう」
2人の背中を押して銭湯屋に入る。
みんなから集めたナツの分は俺が払うとナツは嬉しそうに笑った。
「ありがとう」
「プレゼントですから」
中に入ると思ったよりも綺麗だった。
「へー、昔ながらなのに中結構綺麗だな」
「修理とかリフォームしたみたい」
「なるほどな」
騒いでる3人を注意しつつ、風呂場に行くと大きい風呂。
「「「わー!!」」」
「うるさいぞー」
ゆうが3人の頭をペチッと叩いて注意する。
「じゃ、体洗ってから入ろうな」
「「「はーい」」」
みんなで並んで各々体や髪を洗う。
スー、トラ、楓は背中洗いっこしてるのが微笑ましい。
「ナツ、せっかくだから背中洗ってやろうか?」
「いいよ」
「いいからさー」
ゆうが楽しそうにナツの背中を洗う。
同い年組も仲良しで何よりだ。
「あー、気持ちいー」
手足を伸ばしながら湯船に浸かる。
レッスン後の疲弊した体に染み渡る。
「パピー、おっさんみたい」
「もうおっさんでいいよ」
中身は本当なら36歳だもんなーと思いながら答える。
でも全然違う人生を歩んでるから全部が新鮮だ。
「俺、サウナ行こうかな」
ナツがサウナ室を見る。
小さいけどサウナと水風呂もついてるからいい銭湯だ。
「いいね、俺も行こうかな」
俺とナツが立ち上がるとスーも行く!とついてきた。
サウナの中は俺たちだけだったので、色々話してるとスーがゆでだこ状態に。
「スー、大丈夫か?」
「うーん」
「もしかして初めて?」
俺が聞くと頷くスー。
「ちょっと早いけど水風呂するか」
「スーはやめた方がいいかもだけど」
俺とナツの言葉にスーは首を傾げる。
外に出ると、風呂場なのに涼しく感じる。
軽く汗を流すと水風呂へ。
「スー、水風呂は足や手に水をかけてから入るんだぞ」
ナツの説明通りに水をかけると飛び跳ねそうなスー。
「冷たいい!!」
「無理しなくていいからな」
そう言いながら水風呂に入る。
くぁーーー!!
隣のナツも最初はしかめっ面しつつもだんだん慣れてきたようだ。
「スー?大丈夫か?」
「冷たいぃ…けど、あったかい??」
不思議そうな顔のスーに思わず笑う。
冷たいけどあったかい感覚、不思議だよな。
その後、水風呂を出て浴場にある椅子に座る。
「どうだ?スー」
「なんか…気持ちー」
「だろー」
そんなやりとりを見ていたゆうがポツリと呟く。
「…なんか、親子みたいだな」
休憩しながら泡風呂や電気風呂に入ったりして上がった。
「ほら、ドライヤーしてやるから」
「やだー暑いー」
ナツから逃げるトラに俺はニヤリと笑う。
「トラ、ちゃんと髪乾かしたらご褒美をやろう」
「え!本当!?」
「パピー、僕も?」
楓も目をキラキラさせて聞いてきたので頷くとトラはナツに、楓はゆうに髪を乾かしてもらう。
羨ましそうにしていたスーを座らせてドライヤーをしてやると嬉しそうだった。
みんなで髪を乾かして休憩所に行く。
「あー、気持ちよかったー」
「銭湯もいいね」
俺とナツが話しているとトラと楓が飛びついてきた。
「パピー!ご褒美!」
「ご褒美!」
「お、そうだった。ゆう、手伝ってくれ」
「?うん」
ゆうを連れて行ったのはとある自販機。
「あ…これは確かに」
「だろー?」
ゆうと話しながら6個買って半分ずつ持ってみんなの元に戻る。
「ほーら、ご褒美だぞー」
ローテーブルにコーヒー牛乳2つ、フルーツ牛乳4つを置く。
「わ!牛乳!」
トラと楓が嬉しそうにフルーツ牛乳を取る。
「スーとナツも好きな方選べ」
「え、でも」
「ナツは誕生日プレゼントの中に入ってます」
俺がドヤッとして言うと苦笑しながらフルーツ牛乳を取る。
スーはコーヒー牛乳。
「ゆうから選んで。家泊まらせてもらうし」
「えー?じゃあ」
そう言ってフルーツ牛乳を取る。
俺もコーヒー牛乳を持ってみんなで乾杯をした。
なんでもみんなでやると楽しい!
銭湯編でした。
サウナ中はゆう、トラ、楓は泡風呂を楽しんでました。
牛乳はパピーの奢りです。
銭湯の牛乳っていつもより美味しく感じるのが不思議ですよね。
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