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メンバーカラーは無色透明を希望します!!  作者: ひなた


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41/97

B面 俺だけが焦ってるのかもしれない

読んでいただきありがとうございます!

本作の芸能界は作者の妄想で構成されているので、ご了承ください。

また、「 過去、私を嫌ったキミは今、私を溺愛する」にちょっとだけリンクしてます。

両方読んでいただけるとより楽しんでいただけると思います!


毎週土曜日のAM8:00ごろ更新です。(遅れることもあると思います)

B面シリーズは不定期です。

ナツのドラマ出演が決まった次の日。

移動教室でナツと歩いていたら声をかけられた。

「西田くん…だよね?」

「え?あ、はい!」

振り返るとそこには俳優の和田千颯さん。

俺たちの2つ先輩だ。

「よかった。和田です」

「存じ上げてます!いつもドラマ見てて、すごいなって…!尊敬してます!」

いつも冷静なナツが興奮してる。

確かに和田さんの演技が好きでよくドラマ見てるって言ってたし、

和田さんが出てるドラマを観た次の日は感想をよく言ってる。

「ありがとう。これからよろしくね」

「はい!よろしくお願いします!」

握手をする2人を眺めてると和田さんと目が合った。

「三浦くんだよね?」

「え、あ、はい」

「歌がめちゃくちゃ上手いって陽太から聞いてるよ」

ニコッと笑ったその笑顔がマジでイケメンだ。

「パピーからですか?」

「うん。2人…というか、メンバーみんなのことは陽太から大体聞いてる」

メンバー自慢がすごいよ、と苦笑してるのを見て、本当にすごい自慢してるんだろうなと思った。

「三浦くんもよかったら仲良くしてくれるかな?」

「ぜひ!!」

差し出された手を握り返す。

メンバーとレギュラー番組以外で初めての芸能人の知り合いができた。

「今度、3人で昼一緒に食べようよ」

「「はい!!」」

俺たちがコクコクと頷くと和田さんはクスクス笑った。

「?」

「あ、ごめん。陽太が可愛い弟たちです!って言ってた意味がわかった気がして」

楽しそうにする和田さん。

来週、空き教室で一緒に食べる約束をして教室に向かった。


「へー、千颯くんと話したんだ」

夕方、レッスン前にパピーに今日あったことを話すとナツが興奮気味に頷く。

「めっちゃ嬉しいなー!仕事一緒にできるだけでも嬉しいのに!」

「ナツ、めちゃくちゃ憧れてるもんな」

「うん!」

ルンルンするナツ。

「莉緒さんも別枠だけどドラマ決まったって言ってたからなー。俺も出れるようにしたいなー」

「パピー、永山さんとも連絡取ってるの?」

初耳で驚く。

「うん、千颯くんと莉緒さんの3人でグループ作って情報交換とかしてる」

「へー、すごい」

「ナツも撮影始まったらそういうのするようになるんじゃないか?」

2人が楽しそうに話しているのをどこか遠くに感じた。


何日か経って今日は6人でレッスンの日。

「なっちゃん、ドラマ撮影いつから?」

「夏休み入ったらすぐかな。学生がほとんどだから進められるだけ進めるらしい」

「へー、そういう感じなんだ」

スーとトラが楽しそうにナツに聞いてる。

俺は着替えてそれを座って見てた。

みんな、素直にナツの仕事が決まったのを喜べてるのになーと思っていたら、俺の膝に楓が座ってきた。

「?楓?」

「ゆうちゃん元気ないね」

心配そうな顔で見てくる楓。

俺は驚いて思考停止。

「…そう?」

「いつも通りのゆうちゃんだけど、なんか元気ない」

しょんぼりしてる楓の頭を撫でる。

「そっかー、なんか元気ないかー」

「うん。ゆうちゃんが元気ないと僕悲しい」

末っ子に心配させてしまったなー、と思いつつギューッと抱きしめる。

「ごめんなー、でも大丈夫!楓のおかげで癒された」

「本当?」

「本当、本当」

そんなやりとりをしていたらパピーが入ってきた。

「おー、なんだ、ゆうと楓ラブラブしてんなー」

「いいでしょー!」

楓がきゃっきゃしているのを抱きしめながら眺めていた。


レッスン後、藤井さんに呼ばれた。

「三浦ー、ちょっといいか?」

「はい」

藤井さんのそばに行くと岡本さんも近くにきた。

「三浦、お前焦ってるだろ?」

「え」

図星すぎて何も言えない。

岡本さんは理解したようで苦笑してる。

「上田と西田がソロの仕事決まったけど、自分だけって思ってないか?」

「…それは、はい」

「だよなー」

藤井さんは立ち上がって頭をポンポンしてきた。

これ、自分がされると結構恥ずかしい。

「そんなに焦んなくったって大丈夫だって」

「でも…」

「上田はあの飄々として感じが武器だし、西田は演技が武器だ」

それはわかる。

「三浦、お前の武器は何かわかってるか?」

「え?俺?」

考えてみるけど、パッと出てこない。

「いや…なんですかね」

「お前は歌だ。だから歌割り、多いだろ?」

確かに俺の部分多いとは思っていた。

「岡本と話して、このグループのメインボーカルは三浦にしようって」

「え?」

「だから、お前はデビューしてから忙しくなるぞ?」

「最大の武器はお披露目まで隠さないとな」

岡本さんもニッと笑う。

「焦る気持ちもわかる。でも今は自分の武器を磨く時だから、そこに集中しろ」

「俺は全員にソロ活動をさせる気満々だから安心しろ」

2人の言葉にちょっと泣きそうになりながら「はい!」と返事をした。


今は自分を磨く時なんだ!

久しぶりのB面はゆうの視点でした。

高校生組の中で自分だけってなると相当焦るんでしょうね。

デビューしてからのゆうに期待です。

そしてゆうの様子を感じ取った楓くんは可愛く癒してくれました。


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していただいたら作者のモチベーションもめちゃ上がって喜び狂い、発狂します( ´ ▽ ` )

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