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メンバーカラーは無色透明を希望します!!  作者: ひなた


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35/97

34曲目 レッツお祝い!

読んでいただきありがとうございます!

本作の芸能界は作者の妄想で構成されているので、ご了承ください。

また、「 過去、私を嫌ったキミは今、私を溺愛する」にちょっとだけリンクしてます。

両方読んでいただけるとより楽しんでいただけると思います!


毎週土曜日のAM8:00ごろ更新です。(遅れることもあると思います)

【ゆうの誕生日プレゼント、どれがいいと思う?】

3月初旬の平日。ナツからメッセージが届いた。

いつくかURLも送られてる。

「あー、そっか3月28日か」

お茶を飲んで呟く。

壮真と啓太が不思議そうな顔をした。

「どーした?」

「3月28日がゆうの誕生日だからプレゼント選び」

「そうなんだ!お祝いだ!」

壮真が楽しそうにしてるのを横目にURLを開く。

確認していくと、シューズ、キャップ、ジャージ。

「んー…」

ナツのことだからゆうに探りを入れて見つけた候補だろう。

でもなんかピンとこない。

4つ目のURLを開くと今までとタイプが違うものが出てきた。

「お、これいいじゃん?」

ナツに【4つ目の良さそう】と送るとOKのスタンプが返ってきた。


3月30日。

土曜日の今日は収録日だけど、俺とトラはレッスンだけなので午前中にプレゼントを買いに来た。

「喜んでくれるといいね」

「そうだな」

いつも俺たちをほんわかして見てるゆう。

俺からしたらゆうもメンバーの受け皿的存在だと思う。

特に下3人は構ってもらうことも多いから長男的存在だ。

「今日ははしゃいでくれるといいな?」

「うん!」

嬉しそうにお店に入るトラに俺はクスッと笑った。

無事にプレゼントを買って2人でお昼を食べてレッスンに向かう。

途中で1本目の収録組のナツと楓と合流した。

「お疲れ」

「お疲れ。買えた?」

「無事に」

ナツと話してるとトラと楓が楽しそうにしてる。

「トラくん!ゆうちゃん、喜んでくれるかなー?」

「喜んでくれるって!驚く顔見たいな、楓!」

はしゃぐ2人に俺たちは苦笑した。

「ケーキは岡本さんに頼んでるんだっけ?」

「そう。パピーの時もお願いしてたんだ」

「へー」

岡本さんって厳しそうだけど、優しさも満載。

こういうサプライズに付き合ってくれるなんていい人だ。

途中で2本目組のゆうとスーも合流してレッスン。

今日は歌のレッスン。

「…やっぱさー、ゆうの声っていいよなー」

俺が呟くとスーがキョトンッとした。

「どうしたの?今更」

「なんかさー、こんなに近くで聴けるって贅沢って思って」

頬が緩んでしまう。

「早くデビューしてもっとたくさんの人に聴いてほしいなー」

「パピー、顔が気持ち悪いことになってる」

スーが呆れたように言ってくるので俺は横っ腹を軽く殴った。


「陽太ー、ちょっといいか」

レッスンが終わって岡本さんに呼ばれる。

レッスン室を出て休憩スペースにある冷蔵庫まで一緒に行く。

「ここに置いてあるんすね」

「おー。使うなら名前書いて入れとけよ」

冷蔵庫を開けると小さいホールケーキが入ってそうな箱を取り出す岡本さん。

箱を開けるといちごタルトに「お誕生日おめでとう」のプレート。

「うまそー」

「収録の時に取り上げられてた店でな。ゆうが食べたそうにしてたから」

「…岡本さん、よく見てますね」

「マネージャーだからな」

マネージャーってここまで気が回るのが普通なのか?と疑問に思いながら

数字ロウソクを立てた。

レッスン室の前まで来てドアを少し開けて中を覗くとみんなで集まって話してる。

岡本さんが中にいる藤井さんに連絡をして横道の音楽が流れたと同時に火をつける。

「「ハッピバースデー トゥー ユー♪」」

スー、トラ、楓が歌いながらゆうの周りをクルクル回ってる。

ゆうは目をぱちくりして驚いていて、ナツはそれを携帯で撮ってる。

「「ハッピバースデー ディア ゆーちゃーん♪

ハッピバースデー トゥー ユー♪」」

俺がタルトを持ってゆうの近くに行くとゆうはテレたように笑う。

「ありがとう」

「ほら、火消して」

ゆうが火を消すと周りから拍手が起こる。

「「ゆう(ちゃん)誕生日おめでとー!!」」

「ありがとう」

俺はゆうにタルトを渡すとゆうはどこのタルトか気づいた。

「これ!この前の収録で見たやつ!」

「岡本さんがゆうが食べたそうだったからって」

そう言うとゆうは嬉しそうに岡本さんを見た。

「ありがとうございます!!」

「おー。また集まれー、写真撮るから」

携帯を構える岡本さんに向かってみんな集まって笑う。

写真を撮ったらタルトをゆうから受け取って近くの机に置く。

「ほら、トラ」

トラに紙袋を渡すとトラはウキウキした様子でゆうに差し出す。

「ゆうちゃん、これみんなから!!」

「ありがとうな」

紙袋を受け取ってトラの頭を撫でるゆう。

中身を取り出してラッピングを外す様子を下3人組はワクワクという文字を背負って見てる。

「あ、これ!」

バッと顔を上げるゆう。

俺たちのプレゼントはポーチとリストバンド。

ゆうはいつもバックの中をポーチで小分けしてるし、レッスンの時はリストバンドをしてる。

「数量限定モデルじゃん!」

「ナツが予約してくれた」

しかもゆうが好きなブランドの限定モデル。

ゆうは見たことないぐらいにはしゃいでる。

「ありがとう!!」


===

「三浦があんなにニッコニコなの初めて見たなー」

藤井さんが俺の隣にくる。

「そうですね。あんまり感情を表に出さないので」

「上田の時も思ったけど、あいつら本当に仲良いな」

「そうですね。いいことです」

「この仲良しさで人気出ると思うぞー」

クスクス笑う藤井さんに、俺は頷きながらさっき撮った写真をマネSNSに投稿した。

===


喜んでもらえてよかった!!

ゆうちゃんのお誕生日でした。

普段はほんわか見守り担当ですが、嬉しいものは嬉しいのでニッコニコです。

ちなみに、いちごタルトはめちゃめちゃ美味しいってみんなで食べます。


====

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― 新着の感想 ―
先程この物語を知り、ここまで呼んでみましたが面白かったです! 気になったことなのですが、 > クスクス笑う藤井さんに、俺は頷きながらさっき撮った写真をマネSNSに投稿した。 というところ、「マネS…
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