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メンバーカラーは無色透明を希望します!!  作者: ひなた


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34/97

33曲目 やりたいことをやってみよう

読んでいただきありがとうございます!

本作の芸能界は作者の妄想で構成されているので、ご了承ください。

また、「 過去、私を嫌ったキミは今、私を溺愛する」にちょっとだけリンクしてます。

両方読んでいただけるとより楽しんでいただけると思います!


毎週土曜日のAM8:00ごろ更新です。(遅れることもあると思います)

3月になってナツとゆうも無事に高校合格が決まった。

2人は同じ高校の芸能科だ。

みんなでお祝いをしたり、仕事は相変わらずレギュラーとレッスンの日々。

「そろそろ他の仕事もしたいよね」

ゆうが言うとみんな頷く。

今の所、ソロで仕事をしているのは俺ぐらい。

「やっぱり認知度がまだまだなんだよな」

スーが呟く。

「焦ってもしょうがないだろ。

それにオーディションに受かってレッスンし始めてまだ1年経ってないんだから」

俺が言うとみんな不貞腐れたようにしている。

苦笑していると岡本さんに声をかけられた。

「陽太とナツ、レッスンの後に時間いいか?」

「「はい」」

レッスン後にみんなと別れてナツと会議室に入る。

「会議室でって…そんな深刻な話?」

「さぁ…」

不安そうなナツ。

岡本さんが来て椅子に座って俺たちを見ると笑い出した。

「お前ら、なんでそんな不安そうにしてんだよ」

「だっていつも話す時はレッスン室だったから」

「あー、そっか悪い悪い」

俺が言うと岡本さんは納得したように頷いた。

持ってたノートPCを開いて俺たちを見た。

「安心しろ、お前らのこれからについてヒアリングしたかっただけだよ」

「これから?」

「そう」

岡本さんはナツを見た。

「リーダーのナツと最年長の陽太に聞いてみようと思ってな」

「ゆうはいいんですか?年齢で言ったら俺と同い年ですけど」

「ゆうには別で聞くよ。最初にグループの柱に聞いてからって思ってるから」

ナツに答える岡本さん。

「柱って…そんな大袈裟な」

「そうか?ナツがリーダーでまとめて、陽太もみんなの支えなんだから間違ってないだろ」

PCをカタカタしてる岡本さん。

よく見てるなぁ。

「で、レッスンも始めて半年ちょっと経ったから本格的に色々考えていこうと思ってな」

「デビューに向けて?」

「それとソロ活動。まずは陽太にやってみてもらったけど、どうだ?」

俺はんー、と考える。

「勉強になりますね。自分だけだから常に気張るし、千颯くんと莉緒さんから学べることもたくさん」

「前よりも良くなったもんな」

「えへへー」

俺がわざとらしくテレると岡本さんはクスッと笑った。

「他にはあるか?」

「clear skyのメンバーが今後同じような仕事が来るように俺が頑張らないとって思ってます」

岡本さんは頷きながらPCに入力してる。

すごいなー。

「ちなみにナツはソロで仕事したいか?」

ナツはちょっと驚いた顔。

「え?俺?」

「そ。ナツとゆうは受験があったからあえてソロは探してなかったんだ。

あと、義務教育期間だから平日に休ませてまで仕事はさせない」

「へー、そうだったんだ」

そう思うと俺だけソロの仕事を始めたのが理解できる。

義務教育終わってるの俺だけだもんな。実際に平日に行くことがほとんどだし。

「もし仕事があるならやってみたいです」

「お、りょーかい」

嬉しそうに頷く岡本さん。

「どんな仕事がいいとかある?」

ナツに聞いてみるとナツは考える。

「芝居が好きだから芝居系がいいとは思うけど、どんな仕事でももらえるならなんでも」

「へー」

「パピーは?」

逆に聞かれて考える。

「考えたことなかったなー。clear skyに繋がるならなんでもって思ってるし」

そう言うとナツはちょっと驚いた顔をした。

「そっか」

「へ?うん」

そんな話をしていると岡本さんはニヤリと笑った。

「じゃあ、今後は話来たら確認無しでOK出していいな?」

「あ、一応事前情報は欲しいです」

慌てて答えると「冗談だよ」と笑われた。

「OK。じゃあ、今後のグループの方針についてなんだけど」

その後、岡本さんから事務所が考えるグループ方針を聞いて、俺たちの意見を言って終わった。


「陽太くんはさ、自分が売れたいって思ったりしないの?」

帰り道、ナツが聞いてきた。

「んー?」

肉まんを食べながら考える。

「自分っていうか、まずはグループで仕事していきたいなーって」

「だからグループに繋がるならなんでもやるって?」

「ほう(そう)」

また肉まんを食べる。うまー。

「陽太くんって無欲なの?」

「無欲な奴がオーディション受けないだろ。どうした?」

珍しくちょっとしょげてる感じがする。

「陽太くんはちゃんとグループのこと考えて仕事してるのに俺は自分やりたいことだけ考えてるなーって」

「ナツが?自分のことだけ?どこが?」

驚いてるとナツにも驚かれた。

「だって俺は芝居がしたいって言ったのも自分がやりたいからだし」

「いいことだろ。やりたいことがあるならその方が岡本さんも探しやすいし」

「でもグループに繋がるならって思ってなかったし」

「そんなん、ナツが活躍すれば自動的にグループの認知度が上がるんだから一緒だろ」

落ち込むナツに俺はぶつかりながら肩を組んだ。

「わ!」

「そんなに考え過ぎんな!俺たちは、それぞれで活躍したとしても全部グループに繋がるって」

「…」

「どんな仕事やるにしても、やりたい仕事するにしてもぜーんぶグループに繋がるって信じてるよ、俺は」

頭をわしゃわしゃ撫でてやるとナツも小さく笑った。

「そっか」

「そーそー!まずはやりたいことやってみよーぜ」

そう言うとナツはうん、と頷いた。


できるものは全部やっていこう!

今後についてのプチ会議でした。

パピー、ナツを無双してました。

なんだかんだでパピーには弟感満載になるナツくんです。


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