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メンバーカラーは無色透明を希望します!!  作者: ひなた


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33/97

32曲目 嬉しいような恥ずかしいような

読んでいただきありがとうございます!

本作の芸能界は作者の妄想で構成されているので、ご了承ください。

また、「 過去、私を嫌ったキミは今、私を溺愛する」にちょっとだけリンクしてます。

両方読んでいただけるとより楽しんでいただけると思います!


毎週土曜日のAM8:00ごろ更新です。(遅れることもあると思います)

2月14日。

それは世間的には好意をチョコにして伝える日だが…。

「陽太の誕生日祝いにどっか食べに行こーぜ!」

「チョコ以外でお願いします」

壮真の言葉に反射的に答える。

「普通に飯行こうよ」

啓太が苦笑する。

「むしろそうしてくれ」

「今のお前のセリフで嫌ってほどにチョコもらってきたんだなってわかるわ」

「やっぱ、バレンタインが誕生日だとそうなるんだな」

そう、俺の誕生日は2月14日。

バレンタインと一緒にって感じで渡されることが多かった。

「全員にお返ししたのか?」

「平等に大袋のクッキー渡してた」

「それ、本命の子はショックだろうな」

壮真に聞かれて答えると啓太がまた苦笑する。

俺はムッとした。

「本命ですって言ってくれた子にはちょっといいクッキーあげてたよ」

「クッキーなのが律儀というかなんと言うか…」

啓太の言い方的にクッキーを渡す意味がわかってるのだろう。

そういう俺は兄貴に教えてもらってクッキーにしてたけど。

「で、いつにする?当日は土曜だから仕事だろ?」

壮真が携帯を出して聞いてきた。

「あー、土日は仕事とレッスンあるからなー。金曜は仕事前日だからあんまり予定入れたくなくて」

「早いのか?」

「それなりに」

スタジオは東京と千葉の境目にあるし、うちは横浜だ。

しかもその日は1本目だから入り時間も早い。

「そっか。じゃあ月曜の学校帰りとかにする?」

「俺はいいぞー。バイト入ってないし」

啓太の提案に壮真はOKを出す。

「俺も大丈夫」

「じゃ、そうするか。陽太、何食べたいか考えといて」

「楽しみだなー!」

啓太と壮真が携帯にスケジュールを入れる。

俺はOKと答えながら早速行きたい店を探すことにした。


誕生日当日。

1本目の収録が進む。

「では、本日はこれまで!また来週ー!」

高野さんが言うと全員でカメラに向かって手を振る。

この後、OKの声がかかったら終了だ。

「…なんか、全然OKかからなくない?」

「本当だね」

なかなかOKがかからないからナツに話かけると、ナツも頷く。

その時、軽快なBirthdayソングが流れてきた。

「!」

俺以外が手を叩いていると袖から2本目の収録のゆうとトラがケーキを持ってきてくれた。

「あれ!?ゆうとトラ!?」

「本日2月14日は上田さんの誕生日です!おめでとうございます!!」

スタッフさんの言葉にスタジオに拍手が沸いた。

「ありがとうございます!めっちゃ嬉しい!」

思わずはしゃいでるとカメラマンがやってきた。

「皆さんで写真を撮らせていただきます!」

ケーキと俺を中心にみんな集まってきてくれる。

そのまま何枚か撮影。

「めっちゃ芸能人みたい」

「いや、キミ芸能人だからね」

俺の言葉に高野さんが言うと笑いが起きた。

「陽太、何歳になったの?」

「16です!」

「若いなー」

高野さんに聞かれて答えると山上さんがしみじみ呟いた。

「16歳になった抱負でも言ってもらおうかな」

抱負と言われて考える。

「皆さん、お祝いありがとうございます!

この番組をきっかけにお仕事をさせていただくようになって、

まだまだ頑張んなきゃなって思うことだらけです。

しっかりと学んで、吸収して成長していきたいと思います。

まずはclear skyのデビューを目指して日々鍛錬していきます!」

頭を下げるとまた拍手が起こる。

「いいね、いろんな経験して成長して早くデビューするのを見せてね」

「はい!」

高野さんに頷くと頭を撫でられた。ちょっと照れくさい。

「じゃー、みんなで食べようか!」

フォークを受け取って食べる。めちゃめちゃ美味い!


あの後もちょっと話をして2本目に移行。

俺とナツは事務所に移動してレッスンをした。

ケーキを食べた後だから最初はちょっとグロッキーになったけど、レッスンをこなしていく。

「じゃー、今日はここまで」

「「ありがとうございました!!」」

6人で先生にお礼を言って片付け。

「おーい、ナツいいか?」

「はい」

岡本さんに呼ばれてナツが行くとみんなスーとトラ、楓がソワソワしだした。

「どーした?3人とも」

「「べっつにー」」

「ねー」

俺が不思議そうな顔をしているとゆうがクスクス笑う。

するとドアの向こうから定番のBirthdayソングが聞こえた。

「へ?」

驚いてみると岡本さんがドアを開けてナツが火がついたロウソクを立てたケーキを持って入ってきた。

「「ハッピバースデー トゥー ユー♪」」

みんなで歌ってくれて、ナツが俺にケーキを持たせた。

「「ハッピバースデー ディア パピー♪

ハッピバースデー トゥー ユー♪」」

みんなが歌い終わって「おめでと〜!」と言ってくれる。

フーッと火を消すと周りにいた事務所の人たちも拍手をしてくれた。

「「おめでとー!パピー!!」」

トラと楓が両サイドから抱きついてくる。

「ありがとうな!」

「ほら、落としちゃうから」

ナツがケーキを支えてくれる。

「写真撮るから6人で集まれー。マネSNSに載せるから」

岡本さんの掛け声でみんな集まる。

今、岡本さんはclear skyの広報でマネージャーSNSをしてる。

「それ、俺たちのとグループにも送って欲しいです!」

「おー、送る送る」

そう言いながら写メを撮る岡本さん。

「パピー、一旦ケーキは机に置いて」

ゆうが俺の手からケーキを取って机に置く。

そして5人は俺の前に立って紙袋を差し出してきた。

「これ、みんなからのプレゼント!」

楓が俺に渡してくれる。

「え…まじ?」

「うん。みんなで選んだんだ」

ゆうが頷くとスーとトラと楓は目をキラキラして見てくる。

袋を開けて取り出すとバックが出てきた。

「リュックじゃん!しかも俺が気になってたの!」

「新しい仕事用が欲しいって言ってたからね」

ナツがクスッと笑った。

「めちゃめちゃ嬉しい!!ありがとうな!!」

目の前の楓とトラを抱きしめると2人ともキャッキャする。

「トラと楓ずるーい」

「順番にしてやるよ」

スー、ゆう、ナツの順番ハグをした。

「俺、幸せものだなー」

ルンルンしてると楓がギューっとしてきた。

「おめでとー!パピー!」

「おめでとーう!!」

トラとスーも抱きついてきて俺は動けない。

ゆうとナツを見ると優しい目で見てくる。

なんだかこそばゆい。

「陽太、愛されてるなー」

岡本さんが写メを撮りながら笑っていた。


こんなにお祝いされるなんて嬉しいけどなんだか恥ずかしい気がする。

パピー誕生日のお話でした。

2月14日にしてみようと思ったのは理由もなく、思いつきです。

そのおかげで彼はチョコに苦手意識があります。(ごめんよ)

そして可愛い我がメンバーにお祝いされてデレデレしちゃうのでした。

ちなみにホワイトデーのクッキーの意味は「友達でいよう」です。


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