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メンバーカラーは無色透明を希望します!!  作者: ひなた


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29/97

28曲目 そういえばリーダーは誰?

読んでいただきありがとうございます!

本作の芸能界は作者の妄想で構成されているので、ご了承ください。

また、「 過去、私を嫌ったキミは今、私を溺愛する」にちょっとだけリンクしてます。

両方読んでいただけるとより楽しんでいただけると思います!


毎週土曜日のAM8:00ごろ更新です。(遅れることもあると思います)

今日はいつものレギュラーの年末特番の収録。

6人での参加だ。

「みんなで参加って最初の時ぶりだねー」

「そうだな」

ニコニコの楓。みんなで仕事が嬉しいのだろう。

一緒に衣装に着替えていると袖を引っ張られた。

振り返るとトラがいた。

「トラ、どうした?」

「なんか…なっちゃんが怖い」

椅子に座ってるナツは台本を読んでるけど、オーラがピリついてる。

「あー…まぁ、しょうがない」

「なんかあった?」

「大丈夫、トラはいつも通りにしてて」

頭を撫でるとトラは不思議そうな顔をした。

着替え終わってナツの隣に座る。

「眉間に皺がすごいぞー、ナツ」

「…あ、ごめん。怖い顔してた?」

自分で眉間に指を押し付けるナツに苦笑する。

「勉強、止まってる?」

「んー、大丈夫だと思いたいけど不安で」

ため息をつくナツ。

1つ下のナツとゆうは高校受験が年明けに待っている。

2人とも同じ芸能科がある学校。

推薦らしく、2人とも話を聞く限り成績も大丈夫そうな気がする。

「わかるけど、今日は仕事のことだけ考えとけ」

頭をポンポンするとナツは頷いた。


収録が始まって中盤。

見ていたVTRは強豪卓球部の練習風景だった。

「あのキャプテン、すごかったですね」

「今更だけどclear skyはリーダー決まってるの?」

高野さんに聞かれて俺たちは首を横に振る。

「決まってないですね」

「決めないの?」

「考えたことなかったなー」

ゆうとスーが答えると山上さんが楽しそうに提案してくる。

「じゃあ、今決めたら?」

その提案に観客もわー!と盛り上がる。

「本気で言ってます?」

「もちろん!」

山上さんに聞いていい笑顔で返される。

「ちなみに誰がいいとかあるの?」

高野さんの問いかけにゆうが答える。

「パピーかナツじゃないですかね」

「そう思うー!」

トラが同意するとスーと楓も頷いた。

「「は?」」

「ちょ、2人とも怖い怖い」

山上さんが笑いを堪えながらなだめてくる。

「ちなみに2人は誰がいいとかある?」

「ナツですね」

「パピーですね」

高野さんの質問に俺たちは即答する。

「2人のどっちかってことだね」

「ぜーっったいナツ!!ナツの方がみんなを統率できる!!」

「パピーでしょ。みんなの拠り所なんだから」

「いや、リーダーってみんなを引っ張ってくんだから拠り所だけじゃ成り立たないし」

「統率できても寄り添えてないければ一人相撲状態じゃん」

もはや口喧嘩状態の俺たちをみんなが笑って見てる。

「優希くんは?年上組ってなると優希くんもだけど」

山上さんがゆうに聞くとゆうはすぐに首を横に振る。

「俺は違いますね。みんなの長男的ポジションで充分っす」

「長男って」

またまた笑いが起こる。

「じゃあ、他の4人はパピーかナツのどっちかって意見でいいのかな?」

高野さんが確認すると4人は頷いた。

俺とナツはお互いに納得してない。

「ちなみに2人はリーダーになるのが嫌なの?」

「嫌ではないですけど、俺よりもナツの方がリーダーの器があるって感じです」

「同じく」

俺とナツの言葉に高野さんは頷いた。

「よし、じゃあどっちがなっても大丈夫そうなら卓球で決めたらどう?」

「「卓球??」」

声を揃えて聞くと高野さんはクスッと笑った。

「勝った方がリーダー!勝った人がなった方がグループの運気も上がりそうじゃない?」

「確かに」

山上さんも頷く。

「それはそうかも…」

ナツも呟き、俺も頷く。

「ちょうどこれからみんなで卓球をしようと思っていたので、それで決めましょう!」

台本にはなかった流れだけどスタジオは大盛り上がり。


スタジオに卓球台がセットされてる時にナツがムスッとしてる。

「ナツー?」

「だって絶対陽太くんがいいよ」

「なんで?ナツの方がまとめれらるし、ちゃんと方向性示してくれるじゃん」

「確かにまとめたりするのは俺が多いけどさ。でも陽太くんが俺らの支えなんだから」

珍しく不貞腐れてるナツに俺は苦笑する。

「まぁ、どっちがリーダーになっても結局一緒にまとめてくことになると思うぞ?」

「え?」

「ナツが統率で俺が拠り所なんだろ」

そう言うとナツはちょっと驚いた顔をして納得したようだった。

それからセットが終わり、卓球の試合が始まる。

「それじゃ先に5点とった方で!」

高野さんが笛を吹くとナツがボールを打つ。

卓球は普通にできるからラリーを続けると、ナツの打力が強くなってくのがわかる。

なんだかんだ負けず嫌いだよな。

「ラリーすげー!!」

「2人とも運動神経いいもんな」

スーとゆうの声が聞こえるが、こっちは必死だ。

「うおっ!」

からぶってしまったのでナツに1点。

「待て待て!1点だけでこんなに白熱する!?」

山上さんが叫ぶとみんな笑い出す。

「パピーもなっちゃんもすげー!」

「すごーい!!」

トラと楓も興奮状態。

そのまま試合を続けて10分。

「あちー」

汗がやばく、上着を脱ぐと黄色い悲鳴。

「4:4!最後の1球です!」

高野さんが笛を吹いて俺がボールを打つ。

またラリーが続くが、ナツが強く打ってきた。

ギリギリラケットが届かない。

「あ!」

「っしゃ!」

珍しくガッツポーズを見せるナツ。

スタジオからは拍手が起こる。

「4:5でナツの勝ち!そしてリーダーはナツです!」

すっかり本来の目的を忘れてたらしく、ハッとしたナツに俺は笑った。

でもどこかスッキリした顔をしていて、なんかモヤモヤしたのも消えたみたいでよかった。


そんなこんなでリーダーが決まった!

リーダーを決めるお話でした。

ガチな真面目な話の時は無意識に陽太くん呼びに戻るナツ。

実はそれに気づいてる陽太くんなのでした。

リーダー決めたけど、他の4人からしたら2人ともリーダーなのです。


そしてきっとこの時の話はトラと楓はかっこいい憧れのお兄さんの話として話続けるでしょう笑


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