21曲目 初めての仕事だ!
読んでいただきありがとうございます!
本作の芸能界は作者の妄想で構成されているので、ご了承ください。
また、「 過去、私を嫌ったキミは今、私を溺愛する」にちょっとだけリンクしてます。
両方読んでいただけるとより楽しんでいただけると思います!
毎週土曜日のAM8:00ごろ更新です。(遅れることもあると思います)
グループ名もメンバーカラーも決まって2週間。
今回、初めての仕事の日。
「緊張するー」
朝ごはんを食べながら言うと母さんが苦笑した。
「何言ってんのよ。オーディションの時、緊張してなかったでしょ?」
「してたから!!」
パンを食べながら反論すると母さんは楽しそうに笑った。
「朝から元気だなー、陽太」
「頑張ってー」
兄貴と優子がリビングに入ってきた。
いつもの朝なのにこれから仕事なんて何か不思議だなーと思った。
テレビ局に着くと関係者入り口前で集合した。
「おはよー」
「おはよう!陽太くん!」
楓が抱きついてきた。
「おー。おはよ楓」
「楓ずるい!俺も!」
「じゃあ俺もー」
トラとスーも抱きついてきた。
ゆうが苦笑する。
「ちょ、さすがに苦しい」
「陽太くん、人気者だね」
「見てないで、ゆう助けて!」
ゆうに助けを求めていたら、ナツが来た。
「おはよう…って何してんの?」
「「なっちゃん!」」
「なっちゃんおはよう!」
楓がまた抱きついたら2人も抱きついて今度はナツが苦しそうにした。
「お、おい!苦しい…!」
「おお、あんな感じなのか」
「そう。見てる側はほのぼのするでしょ?」
ゆうと話してるとナツに睨まれた。
そんなことしていたら岡本さんが来た。
「おはよう。揃ってるな、じゃあ行くぞ」
岡本さんの言葉に俺たちはぞろぞろとテレビ局に入って行った。
「ここが楽屋な。騒がないで綺麗に使うように」
案内された楽屋は6人でピッタリぐらいのサイズ。
大人6人だとちょっときつそうだ。
「荷物置いて先に共演者の方にご挨拶に行くぞ。貴重品だけ持って」
返事をしてついて行くとある楽屋の前にカメラマンとマイクガンを持ったスタッフさんがいた。
「挨拶の様子、撮影するらしいけど、気にしなくていいからな」
コクコクと頷くと、岡本さんはドアをノックした。
「はーい」
「失礼します。今お時間よろしいでしょうか?」
「どうぞ」
中に入ると高野さんがいた。
「本日からご一緒させていただく6名です。
本日は6名全員ですが、次回からは2名ずつで参加させていただきます」
1人ずつ自己紹介をして「よろしくお願いします」と全員で頭を下げる。
「うん。高野です。みんな、今日からよろしくお願いします」
高野さんはニコニコと挨拶をしてくれた。
「わからないことも多いと思うけど、勉強しながら覚えていってもらえればと思います」
「「はい!!」」
「元気でよろしい」
高野さんに挨拶をして楽屋に出ると全員で一息。
「緊張したー」
「本当に」
スーとゆうが言うとみんなで頷く。
順番に共演者の方に挨拶をして楽屋に戻る。
楽屋の椅子に座って今日の流れの説明を受ける。
「今日はこの後、衣装に着替えてヘアセットをします。
待ち時間は台本読んでお待ちください」
ADさんから説明を受けて俺たちは返事をする。
「衣装とかあるんだ」
「芸能人だ!」
ナツの言葉にトラがはしゃぐ。
「番組がスタートしたら最初、皆さんの自己紹介を改めてしていただきます。
その際に何かアピールとかあれば言っていただければと思います」
説明が終わったADさんは楽屋を出て行った。
「アピール…?やべ、ないな」
「陽太くんはみんなのパパですよ」
ゆうが言うとスーが考える。
「パパって言うか…パピー?」
「何じゃそりゃ」
そんなことを話していたら衣装に着替えるように声がかかった。
「今日も始まりました!」
番組の収録が始まり、俺たちは裏でスタンバイ。
「さて、皆さん。オーディションをしてから2ヶ月経過しました」
高野さんが言うとレギュラーメンバーが反応する。
「準備が整いまして、今日からレギュラーメンバーとして参加することになりました!」
観客からも歓声と拍手が聞こえる。
俺たちは目を合わせて無言で手を合わせて気合いを入れる。
「では6名に入ってきていただきましょう!どうぞ!!」
高野さんの合図に幕が上がる。
その瞬間、ライトの光に目を細める。
拍手に迎えられて俺たちの初めての仕事が始まった。
ここからスタートだ!
初めてのお仕事です。
次回は収録された放送を家族で見てもらうか、親友’sと見てもらうか模索中です。
陽太くんはパパというよりパピーです。
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