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メンバーカラーは無色透明を希望します!!  作者: ひなた


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21/97

20曲目 メンバーカラーは無色透明を希望します!!

読んでいただきありがとうございます!

本作の芸能界は作者の妄想で構成されているので、ご了承ください。

また、「 過去、私を嫌ったキミは今、私を溺愛する」にちょっとだけリンクしてます。

両方読んでいただけるとより楽しんでいただけると思います!


毎週土曜日のAM8:00ごろ更新です。(遅れることもあると思います)

「じゃ、次はメンバーカラー決めてくか」

岡本さんが言うとナツはそのまま「メンバーカラー」とホワイトボードに書く。

「カラーに関しては特に決まりは無いけど、わかりやすい色がいいぞ」

みんな「はーい」と返答をする。

「とりあえず、被ってもいいから希望の色言ってく?」

ナツの言葉にみんな考える。

「俺、緑かなー」

「黄色かオレンジ!」

「僕、赤がいい」

スー、トラ、楓が答える。

ゆうが驚いた顔をした。

「みんなよくすぐ出たな」

「俺、いつも自分の目印に緑使うこと多いんだよね。名前の漢字、翡翠の翠だからそこから」

「「あー、なるほど」」

ゆうとナツが納得する。

「トラと楓は?」

俺が聞くとトラはニコニコして答える。

「黄色とかオレンジって派手で目立つじゃん!」

「あー、合宿とかレッスンの時の服、確かに派手だもんな」

「トラっぽいな」

「でしょー。でもどっちかと言うと黄色が好きだから黄色かなー」

スーと俺が反応するとトラは頷いた。

「僕は赤が好きだから」

「そっか、それも大事だよな」

ナツが頭を撫でると楓は嬉しそうに笑った。

「ナツとゆうは?」

2人に聞くと珍しく悩んでる。

「これって言って好きな色とか無いんだよね」

「同じく」

眉間に皺を寄せるナツと困ったように笑うゆう。

「はい!なっちゃんは青がいいと思う!」

トラが手を挙げて言う。

「青?なんで?」

「なっちゃんってクールで冷静じゃん?そのイメージが青だから」

「それ、俺冷たいやつって言ってる?」

ちょっとムッとしたナツに俺は苦笑する。

「なんでそうなんだよ。トラは冷静でかっこいいって言ってんだよ」

「そうだよー!!なっちゃんひどい!」

「…ごめんって」

気まずそうに謝るナツにトラはフンッと腕を組んだ。

「後でジュース奢ってね」

「…りょーかい」

ナツは頷きながら自分の名前の横に「青」と書いた。

2人のやりとりにみんな笑う。

「ゆうちゃん、いつも選ぶ色とか無いの?」

スーが聞くとゆうは考える。

「無いなー。いつも余り物でいいやってなるし」

「ゆうちゃんの誕生日、春だっけ?」

楓がパッと顔を明るくして聞く。

「うん。3月28日」

「がっつり春休み中だね」

スーの言葉にゆうは頷く。

「そしたらさ、ピンクは?」

「ピンク?」

「そう!桜の色!!」

ニコニコの楓にゆうは考える。

「確かに、桜のピンクならゆうちゃんの雰囲気と合うかも」

「優しい感じが合うな」

トラとナツが頷く。

「それだったらピンクだけど、色は桜に近いピンクで設定しとくぞー」

岡本さんも答えるとゆうは頷く。

「じゃあ、ピンクにしようかな」

ゆうの名前の隣に「ピンク(桜色)」と書かれる。

「陽太くんは?」

みんなに見られて考える。

「んー、どうしよっかなー…」

1回目の人生で行ったライブを思い出す。

ペンライトの海がそれぞれの色がバランスが良く、綺麗だった。

それを邪魔しない色がいい。

邪魔をしなくてみんなを引き立ってるような色、そんなことを考えていたら思いついた。

「陽太くん?メンバーカラー何がいい?」

「無色透明で!!」

俺が叫ぶとみんな驚く。岡本さんも驚きを隠せない。

ナツが聞き間違えた?と言う顔で聞いてくる。

「え?陽太くん、今なんて?」

「無色透明!」

みんな予想外の答えに思考が追いつかないみたいだ。

「え?だめ?」

「よ、陽太くん、なんで透明?」

スーが聞いてくる。

「みんなの色を邪魔しない色だから」

「いやいや、陽太くんも色ないと」

珍しくゆうも焦ってる。

「えー、だって好きな色でいいんだろ?」

「陽太くん、透明が好きなの?」

楓に聞かれて考える。

「好きかどうかと言われると」

「じゃあなんで??」

トラが意味わからないと言う顔をした。

俺はんー、と考える。

「水にさ、絵の具を溶かすと色水になるじゃん?」

「?う、うん」

「色水って元々の色よりは薄くなるけど、綺麗じゃん?」

「そうだね」

「元の色も綺麗だけど、薄めても綺麗、塗るだけじゃなくて他の方法でも楽しめるって知れたじゃん?」

「そうかも」

「俺はそういう存在になりたいんだよね。みんなの”色”をより引き出せるようになりたいなって」


個性をより引き出せる存在。

それもそれでありだなって思う。

だってよりたくさんの人にみんなを知ってもらえる可能性があるから。


「それに空気も水も透明だしね。当たり前のようにいて安心できるような存在にもなりたいし」

「陽太くん、もう安心する存在だよ?」

楓の言葉に小さく笑う。

「楓、ありがとう。ファンにもそう思われるように頑張るわ」

岡本さんが座り直す。

「透明だと、下手したら存在も透明ってバカにされる可能性あるぞ?」

俺は確かに、と思いながらもニッと笑った。

「透明だと、そうならない為に危機感持って仕事できますね」

「…お前は本当、度胸あるな」

苦笑して、ため息をつく岡本さん。

「でもテロップとかの表記の時は白か黒使うぞ」

「あ、だったら白がいいです。白の方が透明に近い気がする」

「わかった」

岡本さんが頷く。

「岡本さん、いいんですか?透明って」

ナツが聞くと岡本さんは頷く。

「まぁ、いいと思うぞ。メンバーカラー透明なんて珍しい…というか居ないだろうしな」

そう聞くとナツは俺の名前の隣に「透明」と書いた。

「あ、でも事務所NGになったら決め直しな」

「わかりました」

数日後のレッスン時、事務所からもOKをもらったと岡本さんに言われて俺はガッツポーズをした。


メンバーカラー無色透明、誕生!!

メンバーカラー無色透明爆誕しました。

テロップやペンライトは白になります。

ここからはデビューに向けて練習の日々です。


ちなみに打ち合わせの席順はこちら↓

  ホワイトボード

 岡本 ナツ

   ーーーー

陽太|    |楓

  |    |トラ

ゆう|    |スー

   ーーーー

  

====

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していただいたら作者のモチベーションもめちゃ上がって喜び狂い、発狂します( ´ ▽ ` )

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