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メンバーカラーは無色透明を希望します!!  作者: ひなた


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95曲目 俺だって同じなんだから!

読んでいただきありがとうございます!

本作の芸能界は作者の妄想で構成されているので、ご了承ください。

また、「 過去、私を嫌ったキミは今、私を溺愛する」にちょっとだけリンクしてます。

両方読んでいただけるとより楽しんでいただけると思います!


毎週土曜日のAM8:00ごろ更新です。(遅れることもあると思います)

B面シリーズは不定期です

ライブまであと1ヶ月。

今日は衣装の最終チェックをしてからライブの通しをやる日。

事務所のフリースペースでみんなでお昼を食べる為に移動する。

「あ、俺、コンビニ行ってくるから先に食べてて」

寝坊して急いで家を出たので何もない。

「俺も一緒に行こうかなー。弁当足りない気がする」

トラが俺の隣に引っ付く。

「トラ、食べすぎると気持ち悪くなるぞ?」

ゆうに言われるがトラは大丈夫、と返事をする。

「先行ってるねー」

ナツが他のメンバーを連れていく。

俺たちは事務所の隣にあるコンビニへ。

「あ、見て見て!」

トラが指したのはチケット販売機の置いてある壁。

その壁には俺たちの顔写真とライブタイトル【push forward】の文字。

「そっか、一般販売始まったんだ」

『今回は一般販売枠を確保してる。そこを完売させるぞ』

岡本さんの言葉を思い出して少し息苦しくなる。

「ねね!!記念撮影しよ!!」

トラの嬉しそうな声にハッとする。

「そうだな」

店内を見ると俺たちだけだ。

店員さんに許可をもらって二人でポスターを指して写真を撮る。

「パピー、これグループに送って!」

「はいはい」

岡本さんもいるグループに写真を送ると即既読。

【やべー!!俺らじゃん!!】

【すごーい!!】

スーと楓からの反応に俺はクスッと笑う。

俺はサラダと親子丼、トラはサラダチキンとプリンを買って事務所に戻る。

4人はまだ食べてる途中だった。

「よかったー!みんなと食べれる!」

トラがニコニコしながら持ってきたお弁当も広げる。

「「いただきます」」

俺とトラも食べ始める。

「ねね!ポスターあったんでしょ!」

「どこのコンビニ?」

楓とスーがワクワクと文字を背負って聞いてくる。

「事務所の隣のとこ」

「結構大きかった!」

俺たちの返事に二人は帰りに寄ろうと言って盛り上がってる。

「あと1ヶ月かー」

「春は新しいとこだから緊張するな」

ゆうとナツが話しているのを聞きながら親子丼を食べる。

今回はトラの受験があるから年明けは春から。

来年もツアーができれば同じスケジュールだろう。

「頑張んないと!!」

「楓、ルンルンだなー」

ゆうがクスッと笑う。

そんなやりとりを見てると横っ腹を突かれた。

「んぐぅう!?」

「パピー、顔が怖いって。自分追い込みすぎ」

小声で隣のナツに言われる。

「おま、食ってる時に突くな」

「俺は悪くない。怖い顔してた方が悪い」

「それは否定しないけど」

ツンッとするナツ。

『陽太くんだけが背負い込むことないんだよ!俺たち全員のライブだったんだから!!』

初めてのライブの時に俺が一人で追い込んでたのに怒っていたとライブが終わった数日後に言われた。

俺が驚いていると一緒にいたゆうが苦笑しながら頷いてた。

『俺たちのこともっと頼ってよ!最年長だからって頼っちゃダメなんてないんだから!』

『俺はいつも頼ってるけど』

『何回かみんなでリハした後に一人で自主練した時あったじゃん?あの時頼って欲しかったんだよ。もちろん俺も同じ気持ち』

ゆうの言葉に何も言えなかった。

自分のことだけ考えてたんだなーと改めて気づく。

「俺は2年前とは違うよ」

「え?」

「ちゃんと5人を頼ってるから。一人相撲してたら怒ってくれるメンバーがいるってわかったし。不安なことはちゃんと言うよ」

そう言うとナツが固まるのがわかった。

「ナツ?」

「…これだから天然は」

プイッと横を向くナツの耳は赤い。

「何照れてんの?」

「照れてない」

「いやー、ナツくん照れてるじゃん」

俺の左隣のゆうがナツを揶揄うように言う。

「うるせ!!」

「パピー、ナツがこわーい」

「パピーに隠れんな!!」

二人に挟まれながら俺は苦笑する。

「とりあえず飯食わせて?」

「「やだ」」

二人の返答に今度は俺が苦笑する。

「俺、メンバーに愛されてるなー」

「「当たり前」」

また二人からの即レスに俺は嬉しくなって苦笑する。

「パピーずるーい!!」

「僕も混ぜてー!!」

「待って!俺まだ食べ終えてない!!」

スー、楓、トラが羨ましそうに言ってくる。

親子丼を持ったままわちゃわちゃされてると岡本さんが近くを通った。

「陽太、お前すごいことになってるな」

「はい。愛されてるみたいです」

「それはオーディションの時からだけどな。後20分で通しだから着替えろよー」

メンバーは岡本さんに「はーい」と答える。

「え?オーディションから?」

「なんだ、陽太気づいてなかったのか?お前、5人からの愛、オーディションでめちゃくちゃ受けてるぞ?」

岡本さんの言葉に俺はメンバーにめちゃくちゃ愛されてるんだな、と嬉しくなった。


俺だってメンバーを愛してるぞ!!

一般販売も始まった3回目のライブにプレッシャーを感じるパピー。

抱え込みがちなパピーにクギを刺していた双子。

珍しく怒りの感情を表に出したナツに驚いていたのでした。

次回は3回目の周年ライブのお話の予定です。

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していただいたら作者のモチベーションもめちゃ上がって喜び狂い、発狂します( ´ ▽ ` )

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