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ウネウネ
玉の気配にいち早く姿を眩ました
ガラリアは窓枠に腰掛け
ぼんやりと外の景色を眺めている
小松ちゃんが編み込んでくれた
三つ編みをしげしげ眺めては
ウニャッと嬉しげな声を出したり
猫パンチを繰り出し遊ぶ
景色は徐々に変わって行き
草木が疎らな荒涼とした地に
宮殿のような建物を頂点とし
スラムが建ち並んでるのが見える
「マドセアじゃない。
猫被り姫の国だわ。」
瞬間ドラゴンナメクジがキャタピラー
の如くウネウネと横切っていく
身動ぎせず固まるガラリアを
カピカピに乾いた泥頭をもたげて
じろりと睨むフリディア姫
「ん~どうなさったのです?
性格の悪さが遂に目付きに迄・・
あ痛っ!」
リザーノの手に乾いた泥髪を
突き立てるフリディア
「何だか嫌な気配を感じたのよ」
フンッと仰け反るフリディアの眼前に
ガラリアの居る窓は見えず
忌々しくも懐かしい
マドセア王国があった。




