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ピタリ
食堂にカチャカチャと箸の音が響く。
古びた長テーブルに小松ちゃんが
丹精込めた朝食が並んでいる。
かぼちゃの煮付けにかぼちゃコロッケ
かぼちゃグラタンにかぼちゃ麻婆。
掻き込めば胸がつっかえそうになるが
玉や凛、ゼムにアキラは
勢いよく食べている。
マダムは中々やるねと
かぼちゃグラタンを味わう。
「すみません
俺迄御馳走になって。」
誰より勢いよく食べているアギフ。
「食べなさい、若者よ。
大ちゃんっおかわり。」
玉がていっと茶碗を差し出す。
「皆美味しそうに食べてくれて
嬉しいなぁ。
・・ガラリアさんはどこ行ったんだろう?
紹介しようと思ったのに。」
そそくさとご御飯をよそう小松ちゃん。
「う~ん美味しいわ
これがかぼちゃプリンなのね。」
ガラリアは小松ちゃんの部屋の炬燵で
かぼちゃプリンを堪能していた。
食事が終わり作戦会議となる。
「此処が三日月城で警備が堅いから・・」
「三日月城とは?」
「フェキリオが率いている軍の根城だ。
通称悪魔軍。」
「ではやはり先発隊として
俺とゼムで奇襲をかけるか。」
「私は顔を知られているから
後に控えていた方が。」
「・・何て使えないんだ。」
アキラの一言に何だとッ!と
再び小競り合いの2人。
マダムの止しな!の一言でピタリと収まる。




