前触れなどry
…色々と言いたいことがある。まずはあれだ、うん。前触れ無さすぎんよ(((((
なんだよ嘘から出た真って!自分で言ってて頭おかしくなりそうだわ!なんでいきなり魔族来るのさ!ドラク〇じゃないんだからさ!F〇じゃないんだからさ!
振り返ったら恥ずかしいわ、これ以上同じ人を増やさないって。まんま勇者やりますよー感出しちゃったじゃん!(((((
「マスター、顔色が優れません。休憩を勧めます」
「いや…気にしないでくれ」
そもそもバトルロボがいきなり出てきて仲間になりますよ〜ってのもなかなかおかしいわ。
いきなり戦闘ロボとか…頭混乱しそうになる。
……突っ込んじゃ行けないのかな?こういうこと
それに…僕はなぜサラという名前をつけてしまった!そりゃたまたま直前に耳にした話にサラって名前あったけどさ!それは女優の名前じゃん!別に女優のサラが好きとかって訳でもねぇのによ!
はぁ、女優のサラが来たらなんて説明すればいいんだろうか
「マスター、やはり顔色が優れません。休憩を…」
「本当に大丈夫だから気にしないで(((((」
「かしこまりました。マスター、もうすぐ目的地に到着します」
「おっ…どんな町なんだい?」
「町の名前はイザーク町。穏やかな町でこれといった特色は少ないですが、農家が多い町のようです。特産品として、イザーク町で作られた野菜をふんだんに使った肉まんのイザークまんがあります。」
「あそこか、イザークまんは美味しかったな。食べられるといいが…」
「到着です。」
イザーク町…
ここは、そこまで遠くない町だからと何度か訪れたことがある。ここがいちばん近い町だったんだ。あれ…?騒がしいな
「何が…どうしたんですか?」
「ああ、あの大物がこの町に来てると話がもちきりでね。」
「あの大物?」
「自分の目で確かめてみたらどうだい?」
「すみません…僕、目が見えなくて。」
「ほー、だからこのロボを連れているのか。」
「解析中…マスターヴェスペ、今この町に女優のサラが来ているようです」
「( ゜∀゜)・∵ブフッ!!??」
嘘だろ…おい。なんだろ…うん、余計なことは考えないようにしておこう(((((
また嘘から出た真じゃないか。急展開があまりにも多すぎる。ま、まぁこっちに来ると決まった訳では…
「マスター、女優のサラがこちらに来ます」
「( ゜∀゜)・∵ブフッ!!??」
なんで来るの!?誰か助けて!いや無理か!((((
そうだ、こっちに来ると言っても僕に声かける訳では無い。通り過ぎるかもしれない、うんそうだきっとそうだ
「どうも、こんにちは」
「こんにちは、どうされましたか?女優のサラさん」
はっ!?うっそだろ!?!?!?(((((
「いえ、ただ貴方が珍しくて…」
「私ですか?バトルロボのサラです」
ちょっ!?言わんで!?言い訳浮かんでないから!?(((((
「あら、私と同じ名前なんですね。うふふ」
「ええ、偶然ですね」
「全く、偶然ですわね」
ええ…偶然でいいのか。
「そちらの方は?」
「マスターのヴェスペです。」
「初めまして。ヴェスペです」
「ご存知かもしれませんがサラ・シリアです。お見知り置きを…」
どんな人なのかは分からないが…優しそうな声をしていた。周りの人達は僕らが会話しているのを見てザワザワしているようだ。
まぁ…そりゃ女優と話をするなんてざわついてくださいと言わんばかりの行為だからなぁ
というか、2人のこと呼ぶ時にどう呼んだらいいんだ。全然考えてねー(((((
…ん?そもそもの話女優で忙しい上に新婚だと言うのになぜ田舎にまで足を運べたんだ?
「いいんですか?サラさん。忙しいんじゃ」
「私でしょうか?マスター?(((((」
「違う違う(((((」
「丁度この近辺で仕事がありまして。今は休憩中なんです」
「あー、そういう事でしたか。」
ここら辺で仕事か。イザークまんでもリポートしに来たか?
少しすると彼女は仕事へと向かった。さてと…僕らは武器を整えるか
武器屋
「らっしゃい。どんな武器を求めてるんだい?」
「目が見えなくて…出来れば音が良く出るような武器が欲しい」
「む、音がよく出る武器か。なら鳴棍だな」
鳴棍…魔界由来の金属である音鉄と呼ばれるものを使った棍棒が鳴棍と呼ばれる。
その特徴はなんと言っても壁や敵などに棒が当たると音が鳴るのだ。
鳴る音は武器毎に異なるらしいが…音鉄自体が希少でありそれに伴い鳴棍と言うだけで値段が高い
「うちにある鳴棍は1本だけでねぇ、あんちゃんが選ぶことが出来ねぇのは悪いけど…」
「仕方ないですよ、鳴棍は珍しいですし」
「解析プログラム実行中…」
「サラ?」
「私ですか?I˙꒳˙)」
「あなたは仕事じゃないんですか(((((」




