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柿崎零華のコント新作集  作者: 柿崎零華
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episode2~お葬式~

episode2「お葬式」

お寺の住職さんが、お経を唱えている。その後ろに、10人以上の故人の友人などがいて、その中の男性一人が黙って座っていた。

彼は故人の会社の部下であって、今回の葬儀に参加していた。

すると、隣にいた同僚の男性が、小声で


同僚「ねぇ、中尾」


男性「なんだよ」


同僚「トイレ行きたい」


男性「え?」


同僚「トイレ」


男性が周りの見ながら


男性「行って来いよ」


同僚「でも、行きにくくね?」


男性「じゃあ我慢しろよ」


同僚は頭を掻き


同僚「そうかな、でも我慢できなさそう」


男性「あとちょっとかもしれないから、我慢したほうがいいんじゃない?」


同僚が納得した表情をし


同僚「そうだよな、あとちょっとかもな」


再び静かになる二人。しかしなかなか終わらない、いつしか5分の時間だけが過ぎていった。

と、同僚が


同僚「あっ」


男性「どうしたんだよ」


同僚「屁出そう」


男性「おいそれはやめろよ」


同僚「これだけは我慢できん。すまん」


と高い音の屁を出した。周りの人が一気にこちらを見る。男性は恥ずかしさを我慢しながら


男性「すいません、ごめんなさい」


そのまま同僚を叩き


同僚「何すんだよ」


男性「我慢ぐらいしろよ」


同僚「我慢できないって言ったでしょうが」


男性「俺の身にもなってくれよ」


男性はため息をし、前を見た。しばらくして、同僚が


同僚「おい中尾」


男性「今度はなんだよ」


同僚「また屁が出そう」


男性「おい、やめろよ」


同僚「あっだめ」


と今度は酷い音の屁が出た。と、周りが変な目で二人を見た。と、続けざまに同僚が


同僚「あっおしっこ出そう」


男性「はぁ?」


と同僚がまるで噴水のように、尿を出した。周りの人は叫びだしたり、慌てたりしていて、男性はつい


男性「穴入りたい」


~終~

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