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未来視の魔女と受難、そして私の上司


それ以上は説明されなくともわかった。

エレナさんが私に仲介を頼む理由も。


その人物はエレナさん達が隠そうとするものを表にさらけ出そうとしている。

どんな人物で、どのような意図をもっているのか。

確かに気になるよね。

「でも本当にただ勘のよい人間なだけではないでしょうか?滑り出しが異常なほど当たっただけで、今はサジタリウス商会の商品も当たり外れがありますし、平均すれば普通とも思えます。むしろ積極的に相手へ接触することで、逆にこちら側が不審に思われないかの方が不安です。そのせいで再び娘に危害が加えられるということがあったらと思うと…とても心配ですわ。」

周回遅れから、いつの間にか追いついた母が私の手を握り、向かいに座る二人を見つめる。

母はいつでも私と弟のことを最優先に考えてくれる。

変わらないものが側にあることは、こんなにも安心できるものなんだな。

ルーテさんは苦笑いを浮かべると、エレナさんに代わって話し出す。

「先読みの力を持つ者は他にもいるの。私達の仲間なのだけど、その人物曰く、『商会にいる人は、たぶん自分と同じ光景を見ている』らしいわ。」

商品のコンセプトや売り出し方、キャッチフレーズなど、商会から示される情報でそれが読めるそうだ。

そしてエレナさんの仲間であるその人物には、更に先の未来の光景も見えるのだという。


「魔女だという証言だけで、何の罪もない女性達が命を奪われる未来よ。」


母と私は息を飲んだ。

痛いほど母の握る手に力が込められる。

証拠などいらない。

女性達は『彼女は魔女だ』という証言だけで簡単に命を奪われるという。

「裁判もあったようだけど酷いものらしいわ。しかも誰も彼女達の無実を証明しようとしないらしいの。なぜなら擁護すれば今度は自分が魔女や魔女と関係があると疑われるから。そして更に問題なのは、私達のような魔女の血を受け継ぐ女性だけでなく、全く関係のない普通の人間と思われる女性達が多数、含まれていたことなのよ。」

ルーテさんは苦痛に耐えるように眉根を寄せる。

「今はまだ、未来に起こり得る可能性のひとつという程度のものらしいわ。だからいつか、どこの国で、どのくらいの確率で起こるのかはわからない。だけどそれが未来視で確認できた起こりうる未来の可能性のひとつであるということは憂慮すべき問題だと考えているの。」

始祖たる満月の女王が神から闇の力を受け継いだ、その対価は人を導くために"気まぐれ"を施すこと。

人を導くために存在する魔女が、人の命を奪う理由とされるのは許せない。

二人の悲痛な表情の下には、静かな怒りがあるように思えた。

「その未来に至る引き金が何かわからない。だからその人物に接触したいと思っていたの。」

会って話し、どんな人物か見極める。

勘のよい普通の人間か、それとも魔女の血脈を受け継ぐ者か。

その上で対応を考えたいのだ、という。


「見極めるのは私がするわ。"まんげつのおはなし"を知らなくても、見分け方はいくつかあるのよ。」

「待ちなさいエレナ。貴女の策はイライザさんの協力があって初めて成り立つのよ。彼女には自分のやりたいように道を選ぶ権利があるの。彼女がサジタリウス商会に就職したのも、自分の願いを叶えるため。それを無理やり協力させるように話を持っていくのは卑怯よ。選択肢は常に血を引き継ぐ者の側にあるのだから。」

断ってもよいと、ルーテさんはそう言いたいらしい。

答えを出すには性急であると私も感じていた。

だから断ってもよいのだと言われれば、選ぶ側にも余裕が生まれるというもの。

どうやら二人は互いに足りないものを補う関係らしい。

エレナさんが流麗に操る言葉が誤解されぬように導くのがルーテさん。

そしてルーテさんの心は、エレナさんの言葉を補うようにして語られる。

うらやましいな。

今まで生き抜くことに必死で、そこまで他人と深い関係を築くことはできなかった。

気持ちの伴わない言葉は虚しい、だけど思っているだけでは気持ちは伝わらない。

だから私は多少強引で裏表があろうとも、正直な気持ちを言葉にできるエレナさんが決して嫌いではないのだ。


「それではまず、私と友達になっていただけませんか?」

協力するかを決めるのは、その先の話。

決断を先送りにした感はあるが、実際機会が巡ってこなければ同僚を紹介なんてできないし、それよりも今は私の乏しい友人関係を充実させる方が大切だ。

恋愛だって、どんな縁から繋がるかわからないもの。

多分に欲も混じった私の言葉を聞いて、声を立てて笑うエレナさんと驚いた表情をみせるルーテさん。

母は一瞬驚いた表情をした後、苦笑いを浮かべた。

エレナさんは私に手を差し出す。

「さすが何度も生まれ直しただけあって根性があるわね!!しかもこんなに可愛い年下のお友達ができるなんて、私、光栄だわ!!」

「でもいざとなったら、やっぱり怖くて協力できないかもなんて言うかも知れませんよ?」

「大丈夫。最短距離なだけで、他にも手はあるから。」

今はまだ協力者的な要素が強いかな。

でもいつかは、もっと仲良くなれたら嬉しいとおもう。

その横でルーテさんも私に手を差し出す。

「あら、エレナだけズルいわ。私も仲良くしてね。」

「もちろんです。是非エレナさんの操縦…失礼しました、手助けできる方法を教えてくださいね。」

「いいわ、女の子はそのくらいしたたかじゃないとね。」

にっこり笑って手を握り返せばルーテさんは嬉しそうに微笑む。

機会を与える代わりに、力を借り、知識を貰う。

純粋な好意とは異なるけれど、利害の一致がもたらす関係は実に居心地がよかった。

ダレルのように与えたものごと全てを奪われたり、アレクシス様の時のように貰ったものを最後には捨てなくてはならなくなるような関係しか知らない私には、純粋な好意よりも余程信用ができる。

「それじゃ、これからカテリアに行くまでの間、時間が取れる限り私の所にいらっしゃいな。"まんげつのおはなし"を覚えてもらいたいから。」

「私もルーテのところへ来るときに遊びにくるわね。お互いを知るために、もっとお話をしましょう。」

「嬉しいですが、事前に連絡をしないとだめですよね?」

いくら好意に甘えてと言っても、連絡なしで遊びにくるのは気が引ける。

それならと、ルーテさんの勤める占いの館の方に予約を入れることになった。

実はルーテさん、人気の高い占い師なんだそうだが、長い時間でなければ予約が取れるように話をしておいてくれるそうだ。

そしてエレナさんは予約に合わせて勝手に来るらしい。

どこまでも自由だな、エレナさん。

「そういえば一応聞いておきたいのですけど、もし商会の問題の人物に会えたとして、その後はどう対応するつもりなんです?」

「もう少し自重してもらうように説得する、ところかしら?今ならまだ噂も一過性のものとして済ませることができるから。」

一番厄介なのは本人が魔女と呼ばれることを容認している場合だ。

魔女の名が持つ独特の響きや背徳者であるかのような誤った認識を、前衛的なものとしてアクセサリーの一つなどと都合よく解釈しているならば充分にあり得る。

もしかすると、本人が喜々としてそう呼ばせているならば、話し合い以上の対応が必要になる、ということなのだろう。

なぜ、そこまで。

そう問い掛ければルーテさんは真剣な表情をした。

「魔女の血脈を継ぐ者は同じ肉体を持つ人でありながら、その受け継いだ能力故に普通の人達とは異質な存在でもあるの。異質さは時に人を畏怖させ、得体の知れないものとして排除される対象となりやすい。そうなってからでは遅いのよ。双方が幸せに暮らすために最善なのは、初めからそんな存在はないとすること。必要な人にだけが知っていればいいのよ、"魔女は存在するけれど、現実にはいないとされている"ことも含めてね。」



魔女という存在は、空想(おはなし)の世界にだけ登場すべきものだから。



ーーーーーー


そして今、私はカテリアで現実と向かい合っていた。


"イライザはクラウス=アンダーソンと結ばれるように生まれ変わるでしょう"。

エレナさんの解呪はまやかし(・・・・)で、のろいは、やはり私を縛り付けているのだろうか?

血の気は失せ、黙り込む私の顔を、彼は怪訝そうな表情で覗き込む。

まるでクラウス様を思い出させるような、親しみやすい笑顔と柔らかい物腰。

しかも顔や性格が似ているだけでなく、今回は名も姓も同じなんて。

「アンダーソン、って…。」

「ああ、君は私の曽祖父が生まれ育った国から来たのか。本家であるアンダーソン家は今も貴族としての地位は維持しているそうだから、家名を知っている人もいるのだろうね。君は若いけれど古美術品にも造詣が深いと聞いているから知っていてもおかしくはないのかな。」

曰く、アンダーソン家の直系の子孫である彼の曾祖父がカテリアヘ移住したのだという。

本家は貴族だけど移住した時点で身分は平民となったらしい。

その言葉を聞いて、おやっと思った。

四回のやり直し人生で出会った彼らには、同じ容姿を持つという共通点はあったものの血の繋がりはなかったはず。

血の繋がりがあれば姓が同じでも頷けるし、名の方は一般的であるから同じでもおかしくはない、か。

私がイライザと名付けられた状況と同じだと思えば、今までのような不自然な縁の繋がりを感じさせるものはなかった。

気のせいでなければ、出会った時の状況が今までと違う気がする。

しかも彼を生まれ変わりと思い込んでいたせいか気が付かなかったけれど、確かに似た顔立ちながら、彼らに共通していた凛とした目元や口元が庶民的で親しみのある柔らかい雰囲気のものへと変わっていた。

よく観察すれば兄弟や歳の近い親戚と思わせるくらいには違いがあるのだ。


…同じ間違いをしてはだめよ。

彼らは皆、別人なのだから。


「失礼しました。イライザと申します。」

気持ちを立て直した私は、笑みを浮かべ、失礼にならない程度に軽い礼の姿勢をとる。

私の挨拶を受けた彼は目を丸くし、小さな笑い声を立てた。

「ずいぶんと洗練された所作だね。これなら貴族の前に出てもおかしくはないけど、今の状況では、かしこまり過ぎだよ。上司とはいえ平民同士だしもっと気楽にしていいよ。まあ、多少不慣れなところがあるのは仕方ないかな、まだ新人だし。それとも、アンダーソンの姓を名乗る貴族階級の知り合いでも故郷にいた頃にはいたのかな?」

かしこまり過ぎかしら?

一応五十年前の記憶と、伯爵令嬢だった頃の記憶を擦り合わせたのだけど。

商家の上下関係は、ずいぶんと家族的な雰囲気のものに変化したみたいね。

引きこもっていた間に現状にズレが生じたみたいだ。

くだけた態度というものも勉強しないと。

とはいえ、今後のためにズレてもある程度は辻褄を合わせておかなければ。

「…いえ、知り合いというほどではないのですが、ずいぶんと昔によく似た方が近くにいたものですから、なんだか懐かしさみたいな深い縁を感じてしまって。」

不自然にならない程度に笑みを浮かべる。

完璧な言い訳のはずだわ!!

だけど私の完璧なはずの言い訳が再び違う方向に着弾したらしい。

彼は目を丸くしてから、からかうように笑みを浮かべて言った。

「その台詞、相手によっては口説かれているみたいに聞こえるかもね。まあ、それはそれで光栄だけど。」

「えええっ、いえ!!全くそんな意図はありません!!」

今度は私が目を丸くする。

ここにも認識のズレが?!

否定するために、慌てて首を横に何度も振る。

そこまで激しく否定するのは失礼だって?

そんなことはない、むしろ誤解させたままの方が失礼だ。

のろいはすでに回避されているけれど、違う意味でも色恋の相手はこの人でない方がいい。

彼の見た目や身のこなしなどは華があり、相手に執着しないようなタイプに思えた。

そんな相手を選ぶなんて面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないもの。

彼は苦笑いを浮かべる。

「そこまで否定されると、なんだか悲しいね。それだけ似ているのなら、もしかしてあの国に住む私によく似た親族かも知れない。親族とはいえ今は交流は全くないから似ているのが誰かはわからないけれど。…っと、それで話を戻すけど顔合わせもしたし業務の説明させてもらってもいいかな?」

「よろしくお願いします、アンダーソンさん。」

「姓は堅苦しいからね、顧客の前でなければ名前で呼んでいいよ。」

私の中での彼の呼び名は、クラウス様からクラウスさんに変わった。

そして話したことでわかったのだが、彼はずいぶんと面倒見の良い性格で、倉庫での在庫管理の仕方や商品の仕分け方などを丁寧に教えてくれた上、サジタリウス商会の成り立ちや社内ルールに至るまで細かく教えてくれたのだ。

これって、たぶん社員教育も含めた人員配置なのだろうな。

そういう意味でも優秀な人のようで積極的ではない私も、ずいぶんと早く打ち解けた気がする。

クラウスさんが彼ら(・・)に繋がる人物でなければ、もっと親しくできたのに。

説明の合間に、今後の身の振り方を考える。

採用されてから六ヶ月は試用期間だけど、それ以降は正式採用とされ、勤務地の希望が出せる。

ここでしばらく頑張って、六ヶ月たったら異動願を出そう。

そうすれば二度と彼とは会わないで済む。

二号店での仕事を丁寧に説明してくれた彼の善意を踏みにじるようで申し訳ないけれど、そう決めた。

そっと胸元に手を置く。

残念だと思うのは、思いの外、今世の私にとって彼が良い人だから。

それ以上の理由はないと、考えないことにした。


こうして想定外の再開を果たしてから三週間ほどたった、ある日。


夕刻、仕事が終わり挨拶をしてから店を出ると、街頭の下に見慣れた影を見つけた。

「おかえり、イライザ。今日も仕事は忙しかった?」

カテリアに移住した、その日から新たな習慣ができた。

それはエレナさんと待ち合わせをして帰るということ。

勤務がある日はほとんど毎日店舗から出てきたところで待ち合わせをするから、クラウスさん含め、サジタリウス商会の従業員の何人かとはすでに顔見知りであったりもする。

当初は友人設定にするつもりだったが、あまりにも頻度が高いので、遠縁の親戚という設定に変えた。

初めての一人暮らしに家族が心配して遠縁の親戚である彼女に様子を見に行ってくれるように頼んだ、と。

私を同類と呼ぶエレナさんには、その方が相応しいようにも思えたから。

彼女は私の負担にならないよう絶妙な距離感を保ちつつ、従業員には都度適切な受け答えをするから、彼女の存在を疎ましく思ったり、彼女に不審感を抱く従業員は誰もいない。

それどころか、男性従業員には彼女に好意を抱く人まで現れる始末。

恐ろしいくらいの対人スキルだわ。

そしていつの間にか私も交え、従業員の皆と食事に行く約束を取り付けていた。

しかも私が知らないうちにって、どういうことよ?!

私が職場に来てからまだ一ヶ月も経っていないのよ?!

『あれだけそつのない対応ができる親戚がいたら比べられて大変だったんじゃないの?』とクラウスさんには同情されたが、そこは笑って誤魔化した。

厳密に言えば魔女の血を引いているわけだから、ただの人間とは違うのだけれどね。

過去の記憶を経験値とするなら、それなりに経験のあるはずの私にもあのレベルは無理だわ。

ただし、相手が魔女の血脈を受け継ぐ人物の場合は効きにくいらしい。

あれがもし魔女の血が与える恩恵だとしたら、良くも悪くも人間は簡単に操れるだろう。

"言霊使い"と呼ばれる魔女の底知れない力を私はカテリアで目の当たりにしたのだった。

しばらく他愛のない話をしながら並んで歩くと私の借りた部屋につく。

聞かれたくない話は、ここで情報交換をするのだ。


「例の人物について、何かわかった?」

「ええ、噂に聞いて興味に駆られてというスタンスで聞いてみたところでは、長く一箇所に勤める人ではないそうです。支店を巡回しながら情報を与える、そんな不可思議な存在であることから魔女のようだと呼ばれ始めたのがきっかけみたいですね。」

若いのか、歳をとっているのか。

名前や容姿については長く勤める従業員にもわからないのだという。

わかっているとすれば、上層部の一握りくらいだということか。

「つまりサジタリウス商会自体が例の人物を頼りにしているということね…あまり宜しくない傾向だわ。」

「そうですね。彼女がいなくなることで、商会自体が立ち行かなくなる可能性があるいうことでもありますから。」

「それだけならまだいいけど。その人物の言いなりになっていないといいわね。」

エレナさんは首に掛けていた飾りを外すと私の首にそれを掛ける。

革紐の先には金とも琥珀とも思えるような色合いの石がぶら下がっていた。

「これは?」

「お守りよ。貴女に向けられる物理的な攻撃を弾く。貴女専用のものを作ってもらうようお願いしているのだけど間に合わないようだから、先にこれを渡しておくわ。」

使い回しでごめんなさい、そう言う彼女に首を振る。

心配してくれるのは嬉しいけれど、これは駄目だろう。

「でもこれはエレナさんのために誰かがくれたものですよね?その誰かは、このお守りがエレナさんを守ってくれることを望んでいる。私はのろいやまじないについては素人ですが、品物の価値はある程度わかるつもりです。これはエレナさんを守るためだけに価値があるものですよ。」

以前エレナさんが魔道具と呼んでいたもののうちのひとつ、だろう。

まことしやかに語られる、対価を糧に使用者へ恩恵を与えるもの。

そのあり方は商人の契約ととてもよく似ていた。

例えば契約書を交わすとき、互いに内容を精査し、曖昧な書きぶりは避けようとする。

それはどちらかだけが得をしないように、もしくはどちらかの不利益とならないようにだ。

同じように考えるなら、対価は等しくなければならない。

そして条件を厳しくするほうが高い効果を得られるはずだ。

つまり、このお守りは彼女だけを守るもの。

私が持っていても無意味だ。

だがエレナさんは、それでも私に持っていて欲しいのだという。

「確かに私を守るために作られたものだけど、だからといって人に貸しても効果がないわけではないの。私は情報をもらう代わりに貴女を守る義務がある。言霊使いである私が言った以上、これは契約よ。だから契約に沿うように、私に貴女を守らせて。」


私は深くため息をついた。

そこまで言われてしまえば否というのは難しい。

胸元に下がる石のお守りが居心地悪そうに揺れる。

ふと、石の持つ色合いに見覚えがあることに気がつく。

あれ、この色ってもしかして…。


「そう、それからサジタリウス商会の人を誘ったついでに、クラウスさんも是非にとお誘いしたわ。」





下書きのあるお話はここまでです。

更新がゆっくりになります。

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