様子見
真帆子さんはこの前姫プーに会ったとき首輪に名前と共に書かれていた住所を覚えていて、地図で探して二人が暮らしているボロアパートの場所をを突き止めました
ちょくちょく訪れては柱の影から二人の部屋の様子を見たりしています
たまに二階の草太の部屋から楽しげな二人の笑い声が聞こえてきたりすると、真帆子さんは複雑な気持ちになります
まあ、さゆみがいいなら別にいいけど…
でもあまりにその子はさゆみと不似合いじゃない?
あんなに貧乏人を嫌っていたのに
いいの?さゆみ…
やけになってるんじゃないの?
今日も、ふう、とため息を一つついて帰っていく真帆子さんなのでした
真帆子さんには幸せにしてあげたいなと思っているプードル女子がたくさんいます
その子たちの悩みを聞き、ときに励ましときに叱り彼女たちが幸せになるようにいつも心を砕いて真帆子さんは寄り添っているのです
そんな中でもさゆみさんは特に気になるプードル女子でした
わがままではあるけれど、とても正直なさゆみさんを真帆子さんはかわいがっておりました
余談ですけど真帆子さんみたいなタイプの人って他人のことに一生懸命で自分の幸せ見逃す傾向がありますよね?わりと
真帆子さんの心配をよそに姫プーはすっかり草太の心の部屋に馴染んでおりました
今日も今日とて楽しい会話を繰り広げております




