連載作品について
皆様は、連載作品を読む際に、連載中のものと完結済みのもの、どちらを読みますか?
僕はどちらも読みます。が、ネットでは完結済みのもの、書籍では連載中のものを選ぶことが多いです。
ここでは双方の利点と欠点を挙げて、どちらが良いのか考えてみたいと思います。
まずは連載中の作品です。
第一の利点として、連載中の作品の方がワクワク感を楽しめると僕は思います。
これから作者がどうしていくのか、更新されるのを待っている時間も、物語を読む醍醐味だと考えられますから。
また、ネット小説の場合は、現在連載されている作品のほうが、作者と読者が繋がれるのではないかと思うのです。
「感想」「レビュー」「ポイント」などの制度により、読者の思いを届けられますから。
しかしこれに対して、連載中の作品には大きな欠点があります。
”エタる”と呼ばれるものです。
完結されることなく、連載中のままで更新を絶たれてしまう作品のことです。
作者が飽きてしまった。作者が展開を思いついていない。無料で書いたり読んだりしているネット小説では、無責任にも、こういった原因が見られます。
また、作者に書く気があったとしても、なんらかの理由によりそれができなくなってしまった。なんてこともあります。
リアルが忙しくなったので、趣味である執筆には時間が回せなくなった。作者自体が、事故や病気により、執筆を続けられない状態になってしまうこともあるでしょう。
これは必ず完結してくれると、どんなに信頼できる作者だったとしても、ありえることでしょう。
次は完結済みの作品を見ていきましょう。
こちらは、続きがどうなるのか気になるままに、作品が終わってしまう。なんてことはありえません。
なぜなら読み始めた時点で、その作品はもう完結しているのですから。
しかし、他の人と読み楽しみ、続きを待つことはできなくなりましょう。
有名な作品になってしまいますと、ネタバレだって至るところで行われてしまっています。
どちらが良いのかというのは、その人の考え方にもよりますが、どちらにも魅力はあると思うのです。
皆様も、その作品がどういったものかを見ながら、連載中と完結済み、両方を読み分けてみてはいかがですか?
更に読書が楽しくなることと思います。